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今回の東京建築散歩は、地下鉄東京メトロ千代田線の乃木坂駅を出てからJR千駄ヶ谷までのおよそ5kmを歩き、12の建築物を見る旅。このあたりは巨匠の作品が林立しており、完成したばかりの国立競技場辺りをゴールにする5km、2時間程度のお散歩コースを考えてみ…
福岡の冬は意外と寒く、夏はわりあい暑い。暖房やエアコンを入れなくても過ごしやすく感じる時期はそれほど長くはないのだが、梅雨入り前のこの時期は比較的快適な時期で、夕方などは窓を開けると網戸から入ってくる風が心地よい。5月から7月にかけては網戸…
松本清張の推理小説「点と線」の舞台として知られる香椎(かしい)。え?知らない?1957年の小説だもんね。古すぎるか。私は大学1年生のときに読んで、小説で使われた寝台特急「あさかぜ」に乗ってみたくて、帰省の際に使ったことがあるけど、あさかぜも2005…
天神と肩を並べる福岡市内の繁華街は博多駅のエリア。そもそも福岡と博多は一緒だろ?とか、福岡の博多という言い方はおかしいんじゃね?、とかいう意見も聞こえそうだが、福岡ローカルに言わせると福岡と博多は異なる地域。オリジナルの博多は御笠川と那珂…
福岡建築散歩の天神エリアの後編。前編では福岡市営地下鉄の赤坂駅を起点として、天神の西にあたる赤坂、大名、天神北のおよそ6kmの道のりを歩き、15の建造物を楽しんだ。 次に紹介するのは天神の南半分。地名では、天神、春吉、渡辺通の周辺となる。まずは…
今回の福岡建築散歩で採り上げるのは天神エリア。福岡でもっとも人の集まる地域である。天神エリアにはよく知られた建築物や、おしゃれなエリアの気の利いた建築物が多数ある。3時間の散歩をしながら、天神周辺の建築を楽しめるルートを考えてみた。 天神エ…
福岡で半日の時間ができた時に歩いて巡る建築物のコースを教えて欲しいというリクエストに対して、前回は百道浜のエリアをピックアップして、3時間で歩いて巡ることのできるコースを考えてみた。このエリアは、福岡市の市制施行100周年を記念して開催された…
建築物を見るのは好きで、出張の際などに時間ができると有名な建築を見に行ったりする。福岡にも知られた建造物が多数あり、自宅の近所のものはジョギングのついでに写真に収めている。 今回は、福岡で半日の時間ができた時に歩いて巡る建築物のコースを教え…
東京駅を起点として新橋駅に至るまで、丸の内、銀座、築地、新橋界隈の著名な建築物を歩いて巡る一筆書きの旅も14番目のこの建造物で新橋駅に到着し、終わりとなる。逢来橋の陸橋から汐留再開発地区の巨大なビル群を眺めたあとは、ビル群に背中を向けて陸橋…
東京駅を起点として新橋駅に至るまで、丸の内、銀座、築地、新橋界隈の著名な建築物を歩いて巡る一筆書きの旅の13番目の建造物。中銀カプセルタワービルから逢来橋の交差点に向かい、陸橋を渡ると現代的な巨大なビル群が見えてくる。 (13) 電通本社ビル 港区…
東京駅を起点として新橋駅に至るまで、丸の内、銀座、築地、新橋界隈の著名な建築物を歩いて巡る一筆書きの旅の12番目の建造物。銀座松竹スクエアから首都高速道路の橋梁を越え、新橋演舞場に向かって南西に進む。3ブロックで区立銀座中学校入口の信号を渡り…
東京駅を起点として新橋駅に至るまで、丸の内、銀座、築地、新橋界隈の著名な建築物を巡る一筆書きの旅の11番目の建造物。築地KYビルを覗いた後は、晴海通りをふたたび歌舞伎座に向かって100mほど北上すると右手に銀座松竹スクエアが聳え立つ。 (11)銀座松竹…
東京駅を起点として新橋駅に至るまで、丸の内、銀座、築地、新橋界隈の著名な建築物を巡る一筆書きの旅の10番目の建造物。築地本願寺の門を出て左側を見ると、交差点の向こう側にあるのが築地KYビル。 築地KYビル (10)築地KYビル 中央区築地4丁目7-5 設計:…
東京駅を起点として新橋駅に至るまで、丸の内、銀座、築地、新橋界隈の著名な建築物を巡る一筆書きの旅の9つ目の建造物。電通築地ビルの横を南に向かって進む。150mも進むと、交差点の向こうに壮大な仏教寺院が見えてくる。 (9)築地本願寺 中央区築地3丁目1…
東京駅を起点として新橋駅に至るまで、丸の内、銀座、築地、新橋界隈の著名な建築物を巡る一筆書きの旅の8つ目の建造物。晴海通りを南に向かって歌舞伎座前を通り過ぎて50mほど進むと、首都高速が地下部分を走る橋梁が見えてくる。橋梁を渡らずに晴海通りを…
東京駅を起点として新橋駅に至るまで、丸の内、銀座、築地、新橋界隈の著名な建築物を巡る一筆書きの旅の7つ目の建造物。銀座4丁目から晴海通りを南に向かうと、昭和通りとの交差点近くに立つのが歌舞伎座。 (7) 歌舞伎座(第5期) 中央区銀座4丁目12-15 設…
東京駅を起点として新橋駅に至るまで、丸の内、銀座、築地、新橋界隈の著名な建築物を巡る一筆書きの旅の6つ目の建造物。銀座4丁目のシンボル、和光の時計台のチャイムを聴きながら、晴海通りを南に向かって進む。 (6) 銀座PIASビル 中央区銀座4丁目8-8 設計…
東京駅を起点として新橋駅に至るまで、丸の内、銀座、築地、新橋界隈の著名な建築物を巡る一筆書きの旅の5つ目の建造物。銀座1丁目でティファニー銀座の宝石箱のようなファサードを堪能した後に、銀座中央通りを1丁目から4丁目に向かって進む。 (5) 和光本館…
東京駅を起点として新橋駅に至るまで、丸の内、銀座、築地、新橋界隈の著名な建築物を巡る一筆書きの旅の4つ目のポイント。東京駅から有楽町まで軽く一駅歩いた後は、有楽町の高架下を抜けて銀座に向かう。 (4) ティファニー銀座 中央区銀座2-7-17 設計:隈…
東京駅を起点として新橋駅に至るまで、丸の内、銀座、築地、新橋界隈の著名な建築物を巡る一筆書きの旅の3つ目のポイント。出張の際に時間ができた折りに歩いてみたら、つごう3時間ほどでさまざまな建築物の美しさを堪能することができたので、記録として残…
東京駅を起点として新橋駅に至るまで、丸の内、銀座、築地、新橋界隈の著名な建築物を巡る一筆書きの旅の2つ目のポイント。出張の際に時間ができた折りに歩いてみたら、つごう3時間ほどでさまざまな建築物の美しさを堪能することができたので、記録として残…
丸の内や銀座の界隈には魅力的な建築物が多数ある。かつては歴史的にも重要な建築物があったが、残念ながら戦災でかなりのものを喪失してしまっている。しかしながら、東京駅や服部時計店ビル(銀座和光)のように相当な労力をかけてかつての姿を取り戻した…
年に数回、仕事でソウルに行く。ソウルでもジョギングをしたり、美味しい食べ物を渉猟したりしているが、まとまった時間がある時には郊外に観光に行くこともある。これまでに観光に行った中で、私が「これはすごい」と驚いたのと、韓国の人がつまらなそうに…
この日曜日は月に1回の草月流の華道教室。今月も福岡市の松風園にお稽古に行ってきた。今年一番の寒気のやってきた日ではあったが、松風園の玄関には、もうひな壇が飾られていて、春の訪れを感じさせてくれた。 今月の花材は春の花物を集めていただいていた…
The Man Who Knew Infinity(邦題:奇蹟がくれた数式、2015年公開)という映画を見た。今回は山の中ではなく、自宅のソファに座って。今週末は仕事の予定があり、山に行けなかったので、せめてもの気晴らしにと見たのだ。 インドの天才数学者Srinivasa Aiyan…
山での生活は早寝早起きだ。冬は18:00ぐらいには暗くなり、行動できなくなるため、早々に夕食を済ませ、テントの中の寝袋に潜り込む。19:00ぐらいに就寝体勢に入っていることもあるが、そこまで早い時間に眠れるものでもない。そのため、テントの中ではしば…
久々にいい映画に巡り会えた。2013年(日本では2014年)公開のDabba(邦題:めぐり逢わせのお弁当、英題:The Lunchbox)。監督はインド・ムンバイ生まれのRitesh Batra。家庭で作ったできたての弁当を弁当配達人(Dabbawala、ダッバーワーラー)がオフィス…
上野の森美術館(上野の森美術館の巻参照)に次いでの推しメンがホキ美術館。知っている人しか知らないだろうが、知っている人にはお気に入りのハズの美術館。2010年開館のまだ若い美術館だが、そのエッジの効いたコレクションにはコアなファンが間違いなく…
おしゃれな白金や恵比寿からもほど近い、都内でも好立地とされる目黒の地に建つ世界で唯一の寄生虫専門博物館である目黒寄生虫館。仲良くなったばかりの彼女を連れていって、8mもあるサナダムシをビロローンと見せてキャーと言わせたいというような不埒な考…
秋の青く澄んだ空にはコスモスが合う。秋桜と書いてコスモスと読ませるが、コスモスはキク科の植物。福岡県内でコスモスの有名スポットといえば、まずは朝倉市のキリンビール工場のコスモス園だ。コスモス満開の便りを聞いて、思わず行ってしまった。 甘木鉄…