とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

2019年9月21日 九州自然歩道 4日目 源じいの森~添田町田代

 昨日から台風17号が接近中と天気予報で盛んに注意喚起をしている。今週末は秋分の日のため、土、日、月と三連休となるが、山登りに行こうかどうか迷うところ。結局、土曜の午前10時半に用事が入り、自宅に戻ったのは11:15。宮崎では1時間120mmの大雨が降っているとテレビに流れるが、ここ福岡はまだ雨が降っていない。九州自然歩道の続きの行程を進めようと、西新駅から11:44発の地下鉄に乗った。博多駅吉野家の牛丼の昼食をとり、12:30の福北ゆたか線で直方に13:29着。13:46の平成筑豊鉄道で源じいの森に向かう。直方駅の正面には福智山が見えるが、頂上には厚い傘雲がかかっており、上空の気象状態が悪いことがうかがわれる。乗客わずか6名を乗せたワンマンカーは14:50に源じいの森駅に到着。

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平成筑豊鉄道 源じいの森駅に到着

 駅に着いた頃からポツリポツリと雨が降り始める。駅前の唯一の商店に入るが、食堂は営業を終え、商品はなかった。やむなく店を出て、レインコートを羽織り、バックパックにレインカバーをつけて九州自然歩道を歩き始める。

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源じいの森駅からの九州自然歩道は舗装路 交通量は少ない

 源じいの森からは舗装路だが、車はまったく通らない。なんということもない舗装路の山道を2kmほど進むと後山集落。家が数軒あるが、補給はない。さらに2kmほど進むと多伊良集落だが、ここも補給はない。さらに1km進むと道路横に琴弾の滝が見える。

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琴弾の滝 天智天皇にちなんでいるとか

 落差が10mほどの小さな滝。公衆トイレはあるが、補給はない。小休止をとって、さらに進む。

 2kmで大音の滝。ここは道路から300mほど山中に入ったところにある。ここは落差30mほどの立派な滝だが、大きな音ではない。

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大音の滝 水量は少なく音は思いのほか小さい

 さらに傾斜のある舗装路を3kmほど進むとシイタケの榾木が大量に積んである平山集落に到着。ここは道端にミツバチの箱が置いてあった。ここから峠まで進むと、九州電力の中継塔があり、そこからはいきなり山道になる。300mほどの悪路を進むと数軒の家のある田代集落になる。ここにはある程度整備された家があるが、人影が見えない。田代集落に到着した時点で18:00とあたりが暗くなってきたため、テント泊の準備開始。

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テント泊した田代集落はちょっと寂しい

 テントを張って、アルファ米に水を注いで夕食の用意をしていると、雨風がだんだん強くなってきた。いよいよ台風襲来かなと思いつつ、PCでIron Ladyを観ながら就寝となった。

2019年9月21日 曇り 気温25/17 源じいの森14:51~田代18:20 距離11.81km、行動時間2:57 平均速度3.99km/h 補給可能地 0km源じいの森駅のみ