とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

西唐津~伊万里ウォーク 1日目 西唐津~玄海町 2019年7月19日

 これまで5回ほど長距離の市街地ウォーキングを繰り返し、どの程度の負荷で、どの程度の距離を歩くことができるかが把握できてきた。今回のテーマは、長距離のトレッキングの装備を携行してある程度の連泊が可能であろうか、またその際にさらに必要な装備があるか、あるいは必要のない装備があるかどうかを確認することを目的として、連泊の旅に出ることとした。

 

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今回の装備 ツェルト、シュラフカバー(シュラフ本体はなし)、レインコート上下、ノートPC、デジタル小物、衛生用品、着替え3日分

 目的地は福岡の西方の松浦半島と周辺の島。ただし、今週末は台風が接近しているので、コンディションは非常に悪い。しかーし、今回は、前々回の唐津ウォーク東レ・エントラント・ブルーマン事件を受けて購入に踏み切ってしまった、Mont-Bell社製の超軽量レインコート バーサライトの上下がある。これは軽い。小さい。上下がそれぞれおにぎり1個分ぐらいしかない。よーし、これで鬼に金棒だ。いっちょう、敢えて直撃する台風を楽しんでやろうじゃないか、と家を出た。

 西新から6:03の地下鉄に乗り、7:34に西唐津駅に到着。町中を歩き、5kmで呼子行きの204号線に分かれる佐志の街並みの道路は狭く、交通量が多く危険。

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西唐津駅 筑肥線の終点

 そこを抜けた後は右手に海を臨む景色の良い道路であるが、残念ながら歩道がない。10kmの湊からは海の景色はさらに良く、交通量も少なくなる。

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湊の海岸線

 15kmの屋形石からは山中の道。坂を下ると20kmの呼子港に11:45に到着。呼子は朝市とイカで有名なところ。ここでは昼にはイカの活け造りを頂くことにした。

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呼子の名物 イカの活け造り

 呼子港からは、七ツ釜、海中見学の遊覧船も出ている。

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呼子港から出る遊覧船

 呼子から坂を上ると名護屋城址。現在では石垣のみが残されている。

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名護屋城址 残念ながら城の本体は現在は解体されて残っていない 博物館が当時の状態を伝えてくれる

 城址からは呼子大橋がきれいに見える。さらに4km、玄海大橋を渡ったところに、九州電力玄海原発。橋の下に坂を下ると漁港があり、3,4件の民宿が集まっている。

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玄海町の漁港 このあたりに民宿が多数ある

 今晩の宿は玄海町の民宿要太郎。小さな漁港なのだが、たくさんの民宿があるのは、原発の作業員を当て込んでのことのよう。飲食店は坂を上ったところに2軒、コンビニが1軒ある。それだけ。町のほとんどが原発

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九州電力玄海原子力発電所の建物の一部

 

2019年7月19日 西唐津玄海町 西唐津駅7:34~玄海町16:50 曇り時々雨 27/24 距離26.60km 行動時間5:36 平均速度4.74km/h 消費カロリー1270kcal