とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

2020年1月19日 九州自然歩道 14日目 北山キャンプ場~古湯温泉

 昨日は九州自然歩道上にある北山キャンプ場で野営した。無料であるが、キャンプサイトはきちんと整備されており、水場もある。周りの景色もよく、ここはお勧めのキャンプサイトだ。朝は周りの人たちもいるので、6時には目を覚ましていたが、8時近くまでゆっくりして、シリアルに牛乳をかけた朝食を食べてから8:58に行動を開始した。

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北山キャンプ場

 しばらくは舗装路を進むが、交通量はほとんどない。北山ダムの貯水池が見えるが、貯水量は極めて少ない。降水量はそんなに少なかったかな。時折晴れ間が覗き、暑くなってきたので、Tシャツ1枚になって歩き始めた。

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水量の不足した北山ダム貯水池

 5km地点を超えて、舗装路から右折して山中の道に入る。西から厚い雲がやって来て周囲は暗くなる。雨も降ってきたため、上着を着て、ザックにはレインカバーをかける。このあたりの田んぼはすべて金網で囲まれている。

 20分程度で山道は終え、再び舗装路に出る。小副川(おそえがわ)沿いの道路を南下する。20分ほどで大野原の集落を通過する。ここでは久しぶりに自動販売機を見る。地元の人から声を掛けられる。歩いて旅行中というとびっくりされた。

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大野原地区の小副川

 11:22に小副川から離れ、古湯に向かう峠越えの道に入る。ここは簡易舗装がされているが、斜面のがけ崩れが激しい。いつ落下してきてもおかしくないような石がごろごろしている。それでも峠の上のほうまで田んぼが開墾されている。

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峠近くまで続く開墾田

 25分ほどで峠に到着。標高は300m程度。ここからは道路状況は良くなる。下りの道にかかると、再び開墾された棚田が広がる。さすが、米どころの佐賀だ。坂の下には古湯の町が見える。古湯温泉街には12:05に到着。

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古湯温泉遠景

 古湯温泉の街並みはごく小さく、秘湯感にあふれる。派手な看板や土産店もなく、黒川温泉に勝るとも劣らない風情。温泉街で昼食をとり、温泉街で唯一の銭湯の、英龍温泉にゆっくり浸かり、15:09のバスで佐賀駅に向けて出発した。

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九州自然歩道#7 椎原~古湯 コース概略図

2020年1月19日 九州自然歩道#7 2日目 北山キャンプ場~古湯温泉 曇り時々小雨 気温3/2 距離12.0km 行動時間3:28 平均速度3.63km/h 25482歩