東京駅を起点として新橋駅に至るまで、丸の内、銀座、築地、新橋界隈の著名な建築物を歩いて巡る一筆書きの旅の13番目の建造物。中銀カプセルタワービルから逢来橋の交差点に向かい、陸橋を渡ると現代的な巨大なビル群が見えてくる。
(13) 電通本社ビル 港区東新橋1丁目8-1 設計:大林組(代表設計者)、アトリエ・ジャン・ヌーベル(オフィス棟デザイン)、ジャーディー・パートナーシップ(商業施設部分)
電通本社ビルは、2002年11月1日に竣工した地上48階、地下5階の超高層ビル。逢来橋交差点の陸橋がほどよい観察地点ではあるが、首都高速道路や他のビルが観察の邪魔になる。地下2階から地上3階までと46・47階はレストラン・ショッピングゾーン「カレッタ汐留」となっている。この位置から写真に写り込んでしまう三角形のビルは汐留アネックスビル。
汐留再開発地区には他にも美しい超高層建造物が建ち並ぶ。次の写真では、左から電通本社ビル、パナソニック東京汐留ビル(2003年竣工、設計:日本設計、地下4階地上24階、松下電工東京本社ビル)、汐留シティセンター(2003年竣工、設計:ケビン・ローシュ+日本設計、地下4階地上43階、富士通本社やANA本社等が入居)となる。