とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

おうちで食べよう その2

 ブログをご覧の皆さん、本来のテーマのトレッキングの話題が提供できなくて申し訳ないが、どうも建築よりも食べることの方が好きな方が多いようだ。昨日はカウンターがグッと上がって新記録を更新してしまった。あんな粗餐でよろしければ、もう少し紹介することとしよう。

2020年4月12日(日)夕食

パリパリ焼きそば

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 これは野菜が大量に摂取でき、かつ調理も簡単な一品。九州のスーパーにはパリパリのチャンポン麺が常置してあるので身近である。思い出すのは1980年に大学の入学試験を受験するために初めて九州に来た時のこと。「かたやきそば」とメニューにあったので、硬い焼きそばとはどんなものだろうかと頼んでみた。出てきた一皿をベビースターラーメンに八宝菜が盛られたものと思って、のけぞってしまった。

 作り方はいたって簡単。

 タマネギ、キャベツ、シイタケ、モヤシなどの野菜を一口大のサイズに切って、ザルに入れておく。豚肉、エビ、カマボコなどの具材も別に用意しておく。

 お皿には先にパリパリ麺を載せてスタンバイさせておく。

 中華鍋をコンロに載せ、十分に加熱されたら油を適量入れ、鍋全体になじませる。

 コンロは中火にして、最初に十分に加熱が必要な豚肉を投入。

 豚肉にほぼ火が通ったら、タマネギ、キャベツの芯に近い部分のような火の通りにくいものから先に投入して加熱。

 エビは加熱しすぎると美味しくなくなってしまうので、野菜に6割ぐらい火が通ったところで投入して、完成時にちょうど火が通るようにタイミングを計る。

 野菜と具材に90%火が通ったところで、強火にしてモヤシを投入して20秒ほど加熱。

 コンロを中火に戻して、パリパリ麺に附属しているとろみ剤を水に溶いたものをまんべんなくかけて、とろみが出るまで30秒ほど攪拌し加熱。

 熱々の状態で、中華鍋からパリパリ麺の上に盛り付けて完成。

 私の中華鍋は1993年頃にテレビで放映されていた「料理の鉄人」を見て触発されて購入したもので、プロが使うような大口径でかなり重い。炒飯を空中でフワッと一回転させるようなイメージで使いたいのだが、正直言って私の腕では持て余しており、若干後悔している。

2020年4月14日(月)夕食

アヒージョ(マッシュルーム、エビ、タコ)、煮豚、サラダ(レタス、トマト、コーン、ベビーリーフ、ニンジン、豆腐、ツナ)

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 煮豚は前日夜に調理を終えて一晩漬け込んだもの。簡単なのでレシピを紹介しよう。料理がとても上手な、大学の同級生の奥さんから教わったものである。誰でもできるので、ぜひチャレンジしてみて欲しい。

 豚のもも肉1kg程度のブロックを、紅茶4パックを煮出した1500ml程度のお湯で約40分間煮る。

 その間に漬け汁を調製する。漬け汁は、醤油100ml、酢45ml、日本酒45ml、みりん45ml、ザラメ10gを小鍋に入れて混和し、いちど煮立たせ、そのまま冷却するのを待つ。

 豚肉のブロックに十分火が通った後、50℃程度に冷却するのを待ってから、ビニール袋に入れる。

 ビニール袋に先ほど調製した漬け汁を投入する。

 ビニール袋から脱気を行い、豚肉の全面に漬け汁が接触するようにしてから、ビニール袋の口をしばる。

 漬け汁の漏洩があると大惨事につながるので、もう一枚のビニール袋をかぶせて口をしばり、冷蔵庫でオーバーナイト保存し、肉に味が染み込むのを待つ。

 翌日以降に、なるべく薄く切って、漬け汁を軽くかけて食す。

2020年4月15日(火)夕食

BBQ(ロース、カルビ、ソーセージ、ベーコン、砂ズリ、エビ、タマネギ、ニンジン、カボチャ、シイタケ、キャベツ)

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 この日は天気が良くて、夕方まで気持ちの良い青空の日だったので、庭でバーベキューをすることとした。物置から七輪を探し出して、常備している炭を熾してバーベキューを実施。娘が別の物置からランタンを探し出してきた。

 ここで、よい子の皆さんには気をつけて頂きたいことがある。今回使用した七輪だが、これは底面がけっこう熱くなる機材なのだ。バーベキューを1時間ほど楽しんだ後に気がついたのだが、七輪を置いていたプラスティック製のピクニックテーブルの表面が4cmほど凹んで、七輪が強固に固定されていた。簡単にいうと、このテーブルは七輪BBQ専用のテーブルに見事に変身してしまい、折りたたむことができなくなってしまったのだ。後日廃棄処分にすることに決定した。

2020年4月16日(水)夕食

なし

 この日は宿直で職場に泊まり込みとなったため、食事の準備はせず、各自自力で解決することとした。

2020年4月17日(木)夕食

塩サバ、もずく、サラダ(レタス、トマト)、みそ汁(ニンジン、カボチャ、ダイコン、油揚げ)、菜の花ご飯

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 菜の花ご飯は、スーパーで見つけた3合用のもの。ご飯を炊く際にあらかじめ混ぜ込んでおくタイプで、簡単で季節感が出る。

 塩サバは和風の食卓ではテッパンの一皿。大好きである。もずくと並べてテーブルに置くと、昭和のイメージでたいへんよろしい。

2020年4月18日(金)夕食

BBQ(スペアリブ、ロース、ソーセージ、ベーコン、砂ずり、タマネギ、ニンジン、キャベツ、赤ピーマン、もやし)、サラダ(レタス、ワカメ、トマト)

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 青空のきれいな、天気の良い金曜日なので、庭でバーベキューとした。

 前回の反省を活かし、七輪は園芸用の円形のプランター用の金属製のフレームに置いてみたところ、見事にフィットした。

 炭を熾すのも、着火剤を使用して15分ほどで調理可能な状態にまで仕上げることができるようになってきた。何事も修練が大切である。

2020年4月19日(土)夕食

ピザ(ベーコン、エビ、ベビーリーフ、マッシュルーム、トマト)、サラダ(レタス、コーン、ツナ)

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 ピザも自宅で作ると、楽しくて美味しい。1/8にカットしたピザがシニャンと折れ曲がってしまって、自分の取り皿に到達する前に具材落下が必発するほど、モリモリに好きな具材を載せて焼くのがおうちピザのありかたである。作り方はごく簡単。

 ピザクラストを買ってきて、市販のピザソースをグルリと塗布。推奨使用量はピザソースに目盛りまで書いてあるが細かいことは気にする必要はない。

 好きな具材を好きなだけ載せる。あまりに載せすぎると、ベーコンやエビに火が通りにくくなるので、これらの素材のみ重層しないように留意する。これら以外の素材は生でも食べられるものなので気にする必要はない。

 グリルで10分ほどかけて焼く。チーズがプツプツと溶けたら出来上がりだが、私は焦げたチーズの香りが大好きなので、チーズが溶けた後、予熱したオーブントースターに移送し、1分ほど加熱するといい具合に焦げ目が付いてくれる。

 ピザカッターで1/8にサクッと切って、熱いうちにさっさと食べてしまう。

 

 簡単調理ばかりのおうちご飯4月中旬の1週間の夕食の食レポ。こんなものでもよかったら、またレポートしよう。