定期的に巡回している青果店の店先にパッションフルーツが並んでいた。そろそろパッションフルーツが収穫の時期を迎える。今回見つけたのは鹿児島産のパッションフルーツ。福岡でも糸島産のパッションフルーツをときどき他店で見かけるが、ハウスもの限定なのか入荷が少ない。安定して供給されるのはもう少し先のようだ。
パッションフルーツはヨーグルトとの相性が抜群。今日の朝食を紹介したいと思う。
2020年6月10日(水) 朝食 フルーツのヨーグルトかけ(パッションフルーツ添え)
材料(1人分):メロン(熊本産、クインシー、1/2)、モモ(福岡産、あかつき、1)、イチゴ(佐賀産、さがほのか、1/4パック)、パッションフルーツ(鹿児島産、1)
今日の朝食ももちろん変わりなくフルーツ。昨日、巡回先の青果店で鹿児島産パッションフルーツの大玉が入荷していたため購入した。
我が家のパッションフルーツは、現在毎朝のように開花しているところ。なかなか結実しないが、開花・受粉から収穫までは2か月ほど必要とされているので、今回購入のパッションフルーツの開花時期は、福岡の露地栽培での開花が5~6月とされているのに比較するとかなり早い。
パッションフルーツの食べ頃は、果実の表面に皺が形成された頃で、今回のパッションフルーツは収穫直後とみられ、食べ頃からはちょっと早いが、我慢できないので1つだけ頂くこととする。
本日のベースレイヤーの食材はメロン。一昨日の朝食に食べたメロンが半分残っていたので、これを使用する。
メロンは1/8に切って、皮に沿って切れ込みを入れた後、縦に10mm幅ぐらいで切る。
ボウルに投入。
次はそろそろコンスタントに入荷しはじめたモモ。
モモは表面の割れ目に直交する方向に包丁を入れる。割れ目に沿って包丁を入れる、と解説するものも見るが、割れ目は種の合着面と平行に走行しているので、実を分割する際に種が半分に割れて除去しにくくなる事象がときどき発生するため、私はお勧めしない。
そのまま種に沿うように全周に切れ込みを入れる。
手のひらで包むようにモモを持ち、切れ込みに沿ってひねると、実が二つに割れ、片方に種が残る。
種を除去する。
皮を剥く。
10mm幅に切る。
サラダボウルに投入する。
次はイチゴ。今回は佐賀産のさがほのか。これもシーズンはほぼ終了。この時期になると、もう表皮が柔らかく、傷みやすい。
ヘタを取り除く。
半分に切る。
最上部に投入する。
これで概ね完成。
ヨーグルトを200gのせる。
パッションフルーツの登場。
縦に半分に切る。
食べるのは中の種とその周りの果肉。
例えは非常に悪いと思うが、初めて見た時はカエルの卵、とくにアマガエルの卵か、エイリアンの吐瀉物かと思ったほど食べ物感がない。
これをヨーグルトの上にスプーンで掬ってかける。パッションフルーツだけ、最後にヨーグルトの上にかけるのは、その芳醇な香りをたっぷりと楽しみたいから。
本日のパッションフルーツは追熟が若干足らず、香りは60%程度。でも、十分に香しく、キリッと感じる酸味もコリッとした食感も楽しめた。
今日も美味いフルーツの朝食だった。