とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

2021年9月18日 九州自然歩道118日目 大分県中津市本耶馬渓町青の洞門~福岡県築上郡上毛町瓦岳 いよいよ最後の福岡県に突入

 本日は耶馬溪の青バス停から8:28にスタート。前回の行動終了地点から800mほど南に戻った位置になる。これは、耶馬溪の青の洞門の上の山にあたる競秀峰に登ってみたかったから。奇岩というだけでなく、青の洞門が開通する前は生活路だったというから興味深い。

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バスで青の洞門から2つ戻った「青」で下車

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バス停の後ろに聳える競秀峰

  バス停近くの弘法寺登山口から登り始める。岩をくり抜いた道を経て、8:50に陣の岩に到着。眺めが良い。

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弘法寺登山口から登り始める

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岩をくりぬいた道。ここが生活路だったとは。

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陣の岩からの眺望。上流には見事な石橋の羅漢寺

  陣の岩の下に降りて、さらに鎖場を経由して三陣の洞、清水洞、不動窟、鉾岩と、見どころを歩く。

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陣の岩の下をくぐる鎖場

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三陣の洞

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清水洞

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不動窟

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鉾岩

  9:26に妙見堂に到着して、ザックを下ろして小休止。ここも眺めが良い。先ほど通過した鎖場が正面に見える。この後も、鬼面岩、三の峰と展望のよいポイントを通過して、10:06に観光案内所の登山口に到着した。

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妙見堂で小休止

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妙見洞の正面には陣の岩の下の鎖場のある帯岩

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鬼面岩からの眺望

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恵比須岩からの眺望

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三の峰からの眺望

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観光案内所で一休み。親切な女性が出迎えてくれた。

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せっかくなので青の洞門をもう一度覗く

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禅海和尚手彫り部分が今も残る

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削り取った石を運び出した明かりとりからは山国川

  ここで少し休ませてもらい、11:00から近くにある地産野菜を中心としたビュッフェレストランでランチ。人気店のようで、開店前から並ぶ人もいた。

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青の洞門近くのブッフェレストランは大人気だった

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こんなランチ

  お腹がはち切れそうになるまで食べて、12:00から行動再開。12:10に九州自然歩道に復帰し、下曽木集落内の舗装路を5.7km先の大平山に向かって歩き始める。時折、台風の余波か、強い雨が降って、木の下で雨宿りを余儀なくされた。

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日本最大の8連の石橋 耶馬渓橋を渡って九州自然歩道に復帰

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次の目標は大平山

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下曽木集落を過ぎると競秀峰が正面に

  林道大平山線に入っても、快適な舗装路が続く。途中で1か所だけ法面の崩落があったが、巻いたら通過可能だった。

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林道大平山線には若干の要補修箇所も

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法面の崩落もあったが人は通行可能

  13:54に舗装路が終点となる大平山ふれあいの森に到着。10分小休止。ここからは山道となるが、メサ(卓状台地)の上になるのか、なだらかな道が続く。

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大平山ふれあいの森に到着

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道は最上級の仕様

  14:09に大平山展望台に到着。2mほどの高さの展望台が設置してあるが、残念ながら周囲の木々が成長しており、何も見えない。

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展望台は木々に囲まれて眺望なし

 14:16に大平山の597mの三角点を通過。よく整備された快適な山道。大分県と福岡県の県境地帯を歩くが標識は福岡県に変わる。

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大平山の頂上

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ここが最後の大分県の標識

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ここから福岡県の標識が始まった

  この先も県境の稜線の真っ直ぐな山道を上り、下りを繰り返す。15:24から山道の幅が10mほどに広くなる。これは山火事対策の防火線だった。

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あまりの山道の美しさにビックリ。山林火災のための防火線だった。

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こんな仕様の山道も特徴的

  15:48に県道東上戸原線との交差に到着。ベンチで大休止。

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県道東上戸原線との交差部に快適なベンチ

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 16:05に行動再開し、分岐点に荷物をデポジットして九州自然歩道から外れた瓦岳山頂に行ったところ、広く平らな山頂が野営に最適。先ほどから積乱雲も出てきてひと雨ありそう。荷物を取りに戻り、16:45に瓦岳山頂で行動終了とした。テント設営を開始したら雨が降り始めた。

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県道東上戸原線との交差から瓦岳に向かって登る

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すぐに瓦岳への分岐に到着

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積乱雲が発達してきた

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このあとすぐに雨が降り始めた

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f:id:nayutakun:20210921195547j:plain九州自然歩道118日目 2021年9月18日 大分県中津市本耶馬渓町青の洞門~福岡県築上郡上毛町瓦岳 曇り時々雨 26/21℃ 行動距離13.7km 行動時間8:14 28907歩

往路: 西新5:56福岡市営地下鉄-博多6:10/6:22ソニック1号-中津7:48/8:00大分北部バス-青8:27