本日は、福岡市営地下鉄、福北ゆたか線、後藤寺線、日田英彦山線、JR代行バス、町バスと、5回も乗り換えて、9:36から英彦山の別所駐車場からのスタート。
交差点の先を左折して、荒れた山道を下り始める。このところ、犬ヶ岳、英彦山といったメジャーな山に登っていたため、いつもの九州自然歩道の荒れ具合を忘れていた。
30分ほど歩くと県道418号線に合流して、北坂本に出た。今回は左に曲がって西に200mほどの寄り道。というのも、2019年9月22日の九州自然歩道5日目の大雨の日に、北坂本の分岐点が分からず立ち寄ったのが英彦山林檎舎。道を尋ねるついでに試食させてもらったリンゴが素晴らしく美味しかった。フジ?と聞いたら、ジョナゴールドだという。ジョナゴールドとは思えないクリスピーな歯応えと爽やかな甘さに感動した。ちょうど2年後の今日、あのジョナゴールドを購入しようと思ったからだ。
予定通り今朝収穫したばかりだという大玉3個をザックに詰めてから、山道に進む。2年前と同じ荒れた山道が続く。少し違うのは、山に重機が入って、スギを大規模に伐採していること。山道は剥がれかかった舗装路と変わった。10:44に宮元集落で立派な舗装路に合流し、ここで小休止。
博多駅で購入したサンドイッチの朝食を終えて行動再開し、後集落、道角集落を経て、油木ダム湖左岸の快適な舗装路を進む。
道路脇の道祖神を掃除している方達がいた。聞けば、ダム湖に沈んだ自宅のお墓にあった道祖神と猿田彦を分祠して、ここに祀ったのだと。毎年お参りに来るのがお彼岸の今日で、そのたびに掃除をしているという。とてもいい人そうだった。
12:25に油木ダムを通過して、12:41に迫田集落に到着して小休止。
2年前にはここから先はものすごい荒れっぷりで、台風の雨の中を泣きそうになりながら藪漕ぎした記憶がある。ところが今回はそれほどでもない。13:55にほとんど藪漕ぎなしで田代集落にたどり着いた。
今日はいい日だなと思ったら甘かった。2年前にはそれほど印象に残っていない平山集落までの峠の藪のワイルドさには歯が立たずに九州自然歩道オリジナルルートから撤退。ヤマトホのルートを参考にもう少しマイルドな藪漕ぎで、なんとか峠をクリアしたが、半袖Tシャツでの藪漕ぎで傷だらけになってしまった。
峠の田川無線中継所からは舗装路。平山集落、大音の滝分岐を通過し、15:43に琴弾の滝で小休止。
このあとは、舗装路を湯の口集落、大伊良集落と進み、さらに山道を30分ほど歩いて後山集落を経て、源じいの森温泉に17:15に到着。1日の行程の最後に温泉があるというのは最高。源じいの森駅からの列車の時間まで1時間弱ある。温泉に浸かって汗を流してから18:05の平成筑豊鉄道で帰途に着いた。
2021年9月23日 九州自然歩道121日目 福岡県田川郡添田町英彦山〜田川郡赤村げんじいの森 晴れ 28/21℃ 行動距離24.4km 行動時間8:23 43105歩