本日は6:53に大阪市内のホテルをチェックアウト。大阪市営地下鉄御堂筋線、阪急宝塚線、阪急箕面線と乗り継いで、8:05に箕面に到着。駅前ではすでに何人もの登山者やトレランの方たちが準備をしている。
駅前のコンビニで水を購入してから、東海自然歩道の起点の道標を撮影。8:20に行動を開始した。記念すべき東海自然歩道への第一歩。
箕面からは箕面滝道を進む。龍安寺の参道には店が並ぶ。紅葉てんぷらという店がいくつかあり、気になって一つ購入。紅葉の葉をそのまま揚げていた。
8:42に瀧安寺を通過し、8:59に唐人戻岩を通過。音に聞こえた箕面大滝を見に来た唐からの訪問客が、あまりの険しさに引き返してしまった岩だという。現在はアスファルトの道で楽々通過。
9:07に箕面大滝に到着。落差33mの壮大な滝で、水量も豊富。周囲のカエデの緑とのコントラストが素晴らしい。日本の滝百選に選ばれているのも頷ける。
東海自然歩道は箕面の滝からスイッチバックして大阪府道43号線まで上がり、そのまま駐車場の脇を通り過ぎて亀岡方面に進む。
歩道を歩いていると、通りがかりの女性が猿がいると大騒ぎ。ところが山の斜面を見てもどこにいるのかわからない。彼女に同行している長いレンズのカメラを持った男性にも猿は見つからないよう。女性が何度も丁寧に説明してくれて、ようやくサルを発見。あの女性のサル判別能力はすごかった。
そのまま府道を進んで、10:00に箕面ビジターセンターに到着。ちょうど開所時間なのだが、人気がない。東海自然歩道の石の道標の撮影を行い、石段から始まる東海自然歩道を歩き始めた。
ポツリポツリと人が歩いている。ぎふちょう橋で府道を越え、稜線の道に入る。整備状況は良好。さすがは東海自然歩道だと思わせる。
11:00に開成(かいじょう)皇子の墓(標高541m)に到着。麓の勝尾寺から読経の声が聞こえる。
ここから先ものんびりとした稜線の山道。目の前を、シカが隊列になって横断していった。
西の方向が開けてきて、北摂霊園が見えてきた。11:40に証如峰(しょうにょうほう、604m)に到着。
ここから先は北摂霊園のフェンスに沿って進む。11:54に北摂霊園の中にフェンスをくぐって入り、15mほどで再びフェンスの外に出る。なぜこんなコースにしたのか合点がいかない。北摂霊園の中に阪急バスが入ってきた。
フェンスの脇の芝でしばし休憩。15分ほどで行動を再開したが、北摂霊園から先は杉の植林された谷を一気に下る。谷川に沿った整備状況の良い道。
12:25に林道西谷線終点に出て、ここからは舗装路となる。そのまま30分ほど快適な林道を歩き、13:01にいったん府道に合流。
交通量の多い府道を200mほど進んでから、府道を離れて左の山中に進む。13:13に泉原の折り返し地点となるが、ここの標識は分かりにくい鋭角の分岐なので、注意がいる。
折り返した道はところどころアスファルトの残る道。13:30に泉原集落に着き、あらかじめGoogle Mapで目星をつけていた手打ち蕎麦の十八庵(とはちあん)に立ち寄る。
ここは本格的な手打ち蕎麦で、国産蕎麦粉使用。二八蕎麦の喉越しが良い。つゆは少し甘め。あまりに美味しかったから、もう一枚と追加したら、最後だからと2枚分茹でてくれた。1日20枚分しか打たないという個性的な店主。ここは気取った店ではないが、ある意味名店。今日は最後の1客だったが、入店できてよかった。次に来たお客さんは断っていた。近くにあったら行きつけにしたい蕎麦店。
蕎麦屋ではゆっくりしすぎた。14:15に行動を再開。泉原の先は池のほとりで一部道がなくなっており、わずかに藪漕ぎ。その後も山道を進む。圃場に出ると道標がほとんどなくなり、道を見失いやすい。地図をよく見る必要あり。
14:54に府道を横断して、細い舗装路を北に向かって進む。15:05に上音羽で鋭角に折り返す。
舗装路を進み、15:26に竜王山荘前に出て、15:29に忍頂寺交差点を通過して、そのまま山道の鳥居を潜って石段を登り始める。
石段から舗装路に出て、16:00に八大龍王大権現に到着。
さらに山道を進み、16:05に竜王山展望台に到着。素晴らしい眺望。
展望台の周囲にテントがいくつか張られている。聞くと、ボーイスカウトだという。隅の方にテントを張らしてもらう許可をもらい、本日はここに滞在することとした。
2022年5月4日 東海自然歩道1日目(通算183日) 大阪府箕面市箕面〜茨木市竜王山 晴れ 23/8℃ 行動距離17.7km 行動時間7:50 獲得高度1305m 34557歩 行動時飲水量900ml