とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

2022年5月7日 東海自然歩道4日目(通算185日) 京都府京都市右京区高尾〜北区西賀茂 鴨川で火照った身体を冷やす

 本日は5:00に起床。バイキングの朝食を済ませて、7:25にホテルをチェックアウト。

四条河原町からスタート

 京都の中心地から、阪急電車、市営バスと乗り継いで、8:42に昨日離脱した高尾バス停に到着。5、6名の登山者も同時に降り立った。

阪急に乗って西院まで

京都市営バスで高尾に到着

 バス停から坂を下り、清滝川に沿った道を歩く。ほどなく川沿いの道が尽き、坂を登って国道162号線に出る。歩道のない交通量の多い国道をそのまま北に3kmほど歩く。この区間は危険。

坂を下って東海自然歩道に復帰

しばらくは川沿いの道を進む

栂尾で国道162号線に合流

この先は歩道のない国道

交通量は比較的多い

 9:30に紅葉橋から旧道に右折してホッとする。国道は杉の里トンネルに進んでいく。旧道はトンネルの上を迂回し、トンネル出口から再び国道を歩く。左手に見える清滝川にはトロッコ跡?らしき鉄橋がかかっている。

紅葉橋の先から旧道に迂回

フジが満開

川に架かる幅の狭い橋はトロッコの跡ではないか?

 9:48に中川橋の手前を右折して集落に進む。すぐに道標が現れ、右に鋭角に登る道を進む。

中川橋

橋の手前から中川集落に向かって右折する

集落の家が見え始めたところで山中に進む

 ここからは、菩提川に沿った舗装された林道を上っていく。自動車はほとんど通らない。

しばらくは川沿いの舗装路

 10:30に菩提の滝の看板前に到着。距離がありそうなので行くのを躊躇っていると、通りかかった地元の男性が、大きな滝やで、と勧めてくれた。途中で渡渉が2か所。落差10mほどの滝だった。

菩提の滝の看板を見て迷った

菩提の滝

 11:02に上の水峠を通過。峠から先は杉の植林がなくなり、急に視界がひらけてきた。

 坂を下ると、坂尻集落の外れ。ベンチで小休止し、冷たい水で顔を洗う。

上の水峠

ここのスギ植林の手入れが一風変わっている

峠を越えると広葉樹に変わる

 この先は紙屋川沿いの舗装路を進むが、不思議な雰囲気の工房が並んでいる。

坂尻集落から舗装路が始まる

ちょっとクセのありそうな工房

 11:53に千束に到着。道標には金閣寺まで2kmの寄り道の表示。往復1時間ならばたいしたことはない。紙屋川沿いに進んで、12:27に金閣寺に到着。金閣は20年ぶりに見たが、この存在感には圧倒される。

千束を通過

金閣寺の標識を見て立ち寄ることに

鹿苑寺金閣寺)の山門

何度見ても感嘆するばかり

庭園も素晴らしい

 13:00に金閣寺を出て、近くの店で地鶏九条ねぎ土鍋ラーメンの昼食。なかなか美味。

ふらりと入った土鍋ラーメンが美味しかった

大文字が山の斜面に見える

 13:30に行動を再開したが、紙屋川を越えるポイントがなかなか見つからない。住宅街を右に左に曲がって、ようやく14:05に鷹峯(たかのみね)で東海自然歩道に復帰した。

この川がなかなか越えられない

ちょっと怪しげな所も通過

秀吉の築いた御土居という防塁を通過

防塁の中は碁盤のマス目

鷹峯で東海自然歩道に復帰

本阿弥光悦美術館の角から

 14:15に尺八池に進み、大宮で左折。西賀茂で飲料水を補給して、あとは真っ直ぐ北に進む。

尺八池

 15:40に柊野に到着し、ここからは府道38号線に合流。この辺りでは賀茂川ではなく、鴨川と表示されている。府道は交通量が多いが、広い歩道があり、安心して歩くことができる。

鴨川が見えてきた

府道38号線

 15:55に府道61号線に左折する。しばらく北上すると、道路沿いに心地の良さそうな河原が見える。今日はこの辺りで行動終了として河原にテントを張る。

府道61号線に左折

さらに川幅は狭くなる

 ここは人気のようで、中央は整地され、何か所もバーベキューをした痕跡が残されている。川の水は底が見えるほど透き通っている。思わず服を着たまま川に飛び込んでしまった。冷たい水が一日歩いて火照った身体を冷やしてくれる。極楽だ。

2022年5月7日 東海自然歩道4日目(通算185日) 京都府京都市右京区高尾〜北区上賀茂 晴れ 26/14℃ 行動距離22.7km 行動時間7:27 獲得高度678m 37924歩 行動中飲水量1500ml

往路交通: 京都河原町7:43阪急京都線-西院7:48/8:05京都市営バス8系統-高尾8:42