先週はゴールデンウィークに6連休を使って東海自然歩道を歩き始め、西の起点の大阪の箕面から京都の大原まですでに歩いている。このブログを続けて読んでくれている方は、今週末は京都からいよいよ滋賀県に進むと期待されていただろう。しかし、残念ながらある事情があって7月9日まで滋賀県に進むことができない。誕生会のサプライズ程度のつまらないことなのだが、1年以上前から計画していることなので遵守しようと思う。その理由は7月10日以降にこのブログで明らかにしようと思う。
それでも週末は家では眠ることのできない身体になってしまっているため、今回は山口県美祢市の秋吉台から山陽方面と山陰方面に分岐するところを、2021年11月6日には山陽方面に真っ直ぐ歩いた中国自然歩道の山陰方面を歩いてみようと、秋吉台から再スタートすることにした。
6:08の福岡市営地下鉄に乗り、6:32発の新幹線こだま858号で厚狭(あさ)まで乗車。ここから1両編成ワンマンカーの美祢(みね)線で、8:02に美祢に到着。通過する駅には厚保(あつ)がある。ここは難読路線だ。美祢からは8:38発のバスで9:04に秋芳洞バスセンターに到着して行動開始。
中国自然歩道の分岐点の長者ケ森までは5km。カレンフェルトと呼ばれる石灰岩の石柱が緑の草原に立ち並ぶカルスト台地の中を気持ちよく歩く。この区間は昨年の中国自然歩道歩きでも往復しているので3回目になるが、それでも文句なしのもう一度歩きたい道。秋吉台展望台、若竹山を経由して、10:33に長者ケ森に到着した。長者ヶ森の駐車場には、登山の格好をした多くの人たちが集まっている。
長者ケ森からは山陰方面へのコースを北に進む。このエリアは初めて歩くが、南の観光客の多いエリアよりも白い子山羊のような石柱が多く、美しい気がする。何人かの登山客とすれ違い、11:30に真名ケ岳(350m)に到着。先行していた登山者と挨拶を交わし、先に進む。
真名ケ岳からはグッと下って、舗装路に入り、森の中の大正洞への連絡路をさらに下って、エコミュージアムを経由して12:02に大正洞に到着。
せっかくなので、大正洞の見学をしたが30分ほどの見学中に入場者は自分だけ。寂しかった。鍾乳洞見学の後は、食堂でごぼう定食をいただき、13:06に行動を再開。
エコミュージアム駐車場からは秋吉台縦走路に入るが、道標と入り口が草に埋もれており、取り付きわかりにくい。道自体も厚い落ち葉で覆われてり、歩く人はあまりいないよう。
13:30に山を越え、さらに景浦洞に続く道があるはずだが、EADASに表示されるようなコースの道はない。やむなく農道を伝って、県道239号線に出て東に進んだ。
この先は県道を東に、秋吉台サファリランド、宮の馬場の八幡池と進む。
鰐市集落から先で再び県道と合流し、杉ケ峠を越えて銭屋という江戸時代の鋳造所の集落で北に向かう山道に入るが、この先でしばらく藪漕ぎがあった。林道と合流してトンネル工事の脇を抜けて、15:00に二反田で国道490号線に合流。
ここからは国道490号線を萩に向かって真っ直ぐ進む。二反田では田植えの最中。カキツバタの咲く二反田溜池を通過し、15:25に笹目峠を越えて萩市に入る。
桑の木、殿河内と進んで、16:05に野戸呂から 県道308に右折して本間川沿いの狭い道を進む。ここから先の県道はあまり車が通っていないようで、道路の上には枯れ木や落ち葉が大量に落ちている。
4kmほど川沿いの道を進んで、16:55に女屋敷集落を通過。女屋敷とはいわくのありそうな地名。道路脇の説明板によると、平家の落人の女性たちが隠れ住んだという言い伝えがあるよう。山深いここは隠れるのには適していそう。
集落の先でようやく平坦地を見つけて17:23に行動終了。
2022年5月14日 中国自然歩道46日目(通算187日)山口県美祢市秋吉台〜萩市女屋敷 曇りのち晴れ 21/13℃ 行動距離27.0km 行動時間8:14 獲得高度935m 45787歩
往路交通: 西新6:08福岡市営地下鉄-博多6:22/6:32新幹線こだま858号-厚狭7:19/7:34美祢線-美祢8:02/8:38バスアンモナイト号-秋芳洞BC9:04