2022年6月17日　中国自然歩道50日目(通算191日)　山口市阿東生雲渡川駅～山口市阿東生雲開作　中国自然歩道の不通区間は700mほど

　今日は中国自然歩道のトレッキングの再開。先週末は仕事でトレッキングできなかったため2週間ぶりとなる。じつは本日は金曜日。現地までの交通がなかなか難しいので、午後から年休を取って歩き始めた。だんだんトレッキング廃人化しつつある自分が怖くなる時がある。

　さて、仕事場からダッシュで自宅に戻り、12:55に出発。13:16の福岡市営地下鉄に乗って13:29に博多に到着。かしわめし弁当と飲料水を買い込んで、14:07のこだま854号に乗車。

　新幹線は14:58に新山口に到着。15:12の山口線のワンマンカーに乗り継ぎ、15:35に山口に到着。さらに15:41の益田行の1両編成の山口線に乗り換えて、定刻通り16:17に渡川（わたりがわ）に到着。

　すでに日本全国梅雨入りしているはずであるが、晴れて蒸し暑い。YAMAPのボタンを押して16:19に行動開始。まずは県道311号線を西に、渡川の集落を離れる。

　阿武川に沿ってさらに西に進む。1kmほど進み、県道344号線との三叉路を16:40に右折して、北に進む。

　2車線の県道を2kmほど進む。地図ではこの辺りから生雲ダムに下る細い道が現れるはずと、道路左の斜面を探すが道の痕跡も見つからない。

　諦めて北に進んで4kmほど迂回しようかと進んでいると、17:07に500mほど先に4輪の轍のついた道が現れた。恐る恐る下っていくと、中国自然歩道のコースである生雲ダムにまっすぐ進んでいく。しかし喜んだのも束の間、轍は消えて、最後は藪に突入。100mほどは藪をかき分け、17:25に生雲ダムにたどり着いた。

　事前の情報どおり、ダムの上の通行路は開放されており、対岸に渡ることができる。生雲ダムについても、ダムマニアの詳細なレポートがあるから助かった（参考：http://ubemaniacs.main.jp/dam/ikumo.htm）。ダムマニア恐るべし。これで対岸に渡れなかったら泣くしかない。深い緑色のダム湖を眺めながら川を渡り、ようやく中国自然歩道に復帰。自宅を出てからおよそ5時間かかった。

　生雲ダムから南の長門峡紅葉橋までの1kmほどの区間は、災害による崩落で通行止めになっている。ここで、中国自然歩道がつながらないのは残念。簡単にあきらめることもできないので、自己責任で崩落地点まで行って確認することにした。

　生雲ダムからしばらくは踏み跡があり、手すりも残っている。5分ほど進んで川に近づくと、手すりに流木が引っかかり、跨ぎながら進むことになる。その先には、大きな岩が通路を塞ぎ、それを避けて進むと、20mほどの落差のある岩の滝の先でコースはほぼ完全に崩落。17:40に行き止まり地点を確認して引き返した。あとでGPSで確認したいが、おそらく紅葉橋からのコースの行き止まりとは700mほどしか離れていないのではないかと思う。残念無念。ここで生雲ダムに引き返す。