とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

2022年7月10日 東海自然歩道7日目(通算200日) 滋賀県大津市南滋賀~大津市におの浜ピアザ淡海 福岡を出て200日で目標地点に到着

 本日は浜大津のホテルで5:00に起床。昨夜から小雨が降っている。東海自然歩道歩きは、目標としていた大津市内に到達したことで良しとしようと思っていたが、あと5kmほど残した本日の現場までの距離がやはり気になる。小雨が降るが、目が覚めてしまったからには仕方がない。湿ったパンツのベルトを締め、汗の臭いのしみこんだTシャツに手を通し、最後に湿ったままのソックスを履いてシューズの紐を締める。

比叡山は雲の中に隠れている

 京阪のびわ湖浜大津駅まで行き、5:48発の始発の列車を待つ。ホームで待つのは自分を含めて2人のみ。定刻どおり、5:55に南志賀に到着して、5:57に行動開始。

京阪の浜大津で電車を待つ

南滋賀からトレッキング再開

 荷物がないので軽快だ。犬の散歩の方々と挨拶を交わし、東海自然歩道には6:00に復帰。住宅街の中を何度か曲がりながら南に進む。道路が突き当たるところで、人道トンネルを潜って、近江神宮の鳥居を過ぎる。雨が強く降り出した。

南志賀の住宅街を歩き始める。地名は南志賀で、駅名は南滋賀。

人道トンネルをくぐる

近江神宮の鳥居の前に出る

 近江神宮の境内を南に進む。階段の上には本殿が見えるが、雨のために寄り道はしたくない気分。階段の下から手だけ合わせて先に進む。

近江神宮境内を進む

朱塗りの社殿が見えたが、階段の下から手を合わせて通過

 国道161号線の高架の下を抜けたところで、自動車道に沿って進まなければならないところを、道を間違えた。雨のためにGPSを見るのがおっくうだったからだ。陸橋を見つけて渡り、公園の中を突っ切って東海自然歩道になんとか復帰。

国道161号線の高架下を抜けて鋭角に右に曲がらなければならなかった

琵琶湖が霞むほど雨が強くてGPSを確認しなかったのが敗因

公園を横切って東海自然歩道に復帰

 山上町の道を快適に進んでいたら、突然道がなくなる。とうとう藪漕ぎの出現かと覚悟を決めかかったところで、草むらの中をのぞき込むと、階段が隠れているのが見つかった。階段を降りて、石畳の道を進み、その先はしばらく山中の道を進む。この道はあまり人は通っていないもよう。

山上町の住宅前を進む

道が無くなった

草むらの中に下り口がある

しばらくは山道

崩れかけた道標を見て安心する

 6:50に大津市歴史博物館に出た。ここから三井寺(みいでら)の塀に沿って東に進み、門前を南に通過。三井寺には立ち寄りたいところだが、まだ開場していない。

大津市歴史博物館

三井寺の塀に沿って進む

三井寺仁王門

 その先の三尾神社、琵琶湖疎水、長等神社を通過し、6:56に滋賀県神社庁の角の長等公園で東海自然歩道を離脱。

三尾神社

琵琶湖疎水

長等神社

滋賀県神社庁

長等公園の角で今回は東海自然歩道を離脱

 ここからは大津の市街地を抜けて歩く。京阪の電車が正面から道路の真ん中を走ってきて驚かされる。

札の辻交差点でいきなり右手から京阪電車が走ってきてビックリ

浜大津でも京阪電車が正面から攻めてきた

 大津の市街地を北上し、いったん琵琶湖の湖岸沿いに出る。ようやく雨があがってきた。湖沿いの遊歩道にはジョギングの方たちと釣りの方たちが半々ぐらい。7:28に本日の仕事の現場のピアザ淡海に到着して行動終了。

大津港で琵琶湖湖岸に出る

琵琶湖ホテル

滋賀県琵琶湖文化館

目的地のピアザ淡海に到着

 さて、目標地点の大津市ピアザ淡海には予定どおりに7月10日の朝に到着できた。まさに本日が、3年前に依頼を受けて、コロナのために延び延びになっていた当地での仕事。冒頭の挨拶で、福岡から大津まで200日間をかけて歩いて来たことをマクラにするつもりだ。3年間かけてじっくり仕込んだこのネタがうけるかどうか、少し心配ではある。

2022年7月10日 東海自然歩道7日目(通算200日)  滋賀県大津市南滋賀~大津市におの浜ピアザ淡海 曇りときどき雨 31/23℃ 行動距離:7.1km 行動時間1:31 獲得高度145m 12351歩 行動中飲水量0ml

往路交通: びわ浜大津5:48京阪石山坂本線-南滋賀5:55

復路交通:大津16:42琵琶湖線快速-京都16:51/17:22新幹線のぞみ43号-博多20:06