本日は島根県浜田市の駅前のホテルで5:00に起床。6:30に朝食を摂り、駅前から7:05の石見交通バスに乗る。乗客一人を乗せたバスは県道50号線を東に進み、7:35に昨日離脱した有福温泉に到着した。
中国自然歩道は有福(ありふく)温泉の温泉街の石段を上り、さらに東の山に進む。温泉を過ぎたところで荷物を下ろして防虫剤を体中に噴霧。虫は苦手だ。
しばらく未舗装の山道を歩き、山を越えると狭い舗装路に変わり、赤い瓦の小さな集落が現れた。ポツンと一軒家が建っているが、周辺の草取りもしっかりされており、整備はよくされている。少し上には溜池があり、かつてはこのあたりには田んぼがいくつもあったのだろうなと思うが、現在はほとんどが耕作放棄地になっている。
8:05に本明集落に出て左折して進む。さらに進んで、8:12に県道50号線に復帰して右折して進む。しばらくは県道50号線を本明川に沿って南に進む。雲が晴れてきて強い日差しが皮膚をチクチク刺してきた。木陰がない。Tシャツの下までジリジリするほど暑い。
8:29に福田八幡宮にお参りして通過。さらに本明川を右に見ながら県道50号線を南に進む。スギの木に囲まれるようになり、少し楽になった。県道にはときおり自動車が通行する。
9:27に追原郷の県道の交差部分に到着。ここから左折して県道41号線を北に進む。集落の中を歩いてみたが、かつて学校に使われていたのであろう立派な造りの建物が、町の中心地に遺っていた。ここには自販機あり。
県道を少し進んで、9:42に大元で小休止。ホテルでサーモスに充填した氷が残っており、冷たい飲み物で喉を潤す。道路の右から追原川の流れる音が聞こえてくる。
さらに10:08に福原で小休止。パンをお腹に詰め込んだ。この先でEADASのコースは旧道に進ませようとするが、見るからに激藪。墓穴は掘らずに県道をそのまま進む。旧道分岐部には道標はない。
10:36に江津市桜江町の境界に入る。その先の山中で県道352号線が右から合流してくるが、左折してそのまま県道41号線を進む。左手に温泉施設の風の国の看板があったが、ずいぶん広い公園の中のある施設で、どんなところか分からなかった。
この先で、長谷(ながたに)集落に進む旧道が左に分かれるが、EADASは歩道のない県道41号線を示す。湯谷川を湯谷橋で渡り、清水塚川を大畑谷橋で越え、長谷川を黒喰谷橋で渡ったところで旧道と合流。ここからは右に長谷川を見ながら進む。
11:33に長谷東で県道が道なりに右折したが、ここで本日初めての中国自然歩道の道標に遭遇。しかし古すぎて文字が読めない。
11:49に長谷川が八戸(やと)川に合流する出合を通過。県道も八戸ダムから来る道とT字路を作るが、左に曲がって県道41号線のまま続く。
11:55に地図にない市山トンネル(823m)が現れた。トンネル手前を右に曲がって川沿いの旧道に進む。
八戸川沿いに進んでいると、道路脇に自動車を停めて休憩している釣り人がいる。挨拶を交わすと、鮎釣りだという。山歩きも趣味でしているようで、このあたりの自然歩道の状況を教えてもらう。
12:52に江尾橋に到着。中国自然歩道は橋を渡って千丈渓方面に進むが、この先は30kmぐらい交通がないため本日はここで離脱とした。橋のたもとの自販機の冷たい飲み物で喉を潤す。
ここからは県道41号線を真っ直ぐ進む。今田水神の大ケヤキ、母抱(ははがかえ)トンネルと通過して、13:51に川戸駅に到着。ここは2019年に廃線になったJR三江線の駅の跡。できることなら三江線に乗って帰途につきたかった。
2022年8月12日 中国自然歩道61日目(通算204日) 島根県江津市有福温泉〜江津市川戸駅 曇り 31/27℃ 行動距離23.6km 行動時間6:15 獲得高度617m 35450歩 行動時飲水量 2600ml
復路交通:川戸駅14:10石見交通バス-江津14:38/15:59スーパーおき5号-新山口18:37/18:55新幹線のぞみ41号-博多19:30