本日は前泊した滋賀県大津市のホテルで5:30に起床。シャワーを浴びて、朝食を摂ってから7:30にホテルを出発。コンビニで食料を調達して、大津駅から7:56のJR琵琶湖線に乗車。
大津からは快速で1駅の石山に8:00に到着。小降りながら雨が降っている。
8:25に帝産湖南交通バスに乗車。瀬田川沿いに南に進む。瀬田川では雨にもかかわらず、レガッタの練習をしている。早い。一度やってみたいものだ。
8:48にバスはアルプス登山口に到着。雨具の上着のみ装着して行動開始。すぐに新名神高速道路の建設現場を通過する。頭上では雨にもかかわらず作業を行う金属音が聞こえてくる。コースは舗装された林道で快適。
9:07に富川道への分岐が現れる。こちらも東海自然歩道だと看板に書いてあるが、EADASには出てこないことから、東海自然歩道の支線ではないかと思われる。ここは直進して快適そのものの林間舗装路を快調に進む。
9:19に迎え不動を通過。琵琶湖が一望できるという堂山登山口を通過。今日は足元がずぶ濡れなので、片道30分ほどの寄り道をする気にはならない。
その先で舗装林道を離れ、右の太神山(たなかみやま)登山道に進む。ここからは風化した花崗岩の山道となる。勾配はそれほどでもなく、歩きやすい。
ほどなく両側をスギの植林に囲まれた山道に変わり、10:04に泣不動を通過する。雨はかなり強くなってきた。
10:14に不動の鳥居を過ぎる。しばらく進み、10:24に太神山山頂に向かう分岐に着いた。東海自然歩道は左に下るコースだが、せっかくなので太神山山頂に寄り道しようと右折して進む。100mほどで神社に到着。ここには登山者のためか、屋根のあるベンチが設えてある。ここで小休止し、雨具のパンツとゲーターをしっかり装着する。
10:48に行動を再開し、ほどなく高い櫓に支えられた本堂が現れ、次いで太神山山頂(600m)に到着。本堂は見事だった。山頂からは雨のため眺望はなかった。
山頂から東海自然歩道に復帰し、快適な砂利敷の林道を下る。右手に谷川を見ながら進む。小さな川だが、水量が増えて濁流となっている。
12:05に県道12号線に出た。ちょうどそこが大津市と甲賀市の境となっていた。県道を南に進むが、交通量はそこそこあり、歩道はなし。
12:20に県道沿いの三筋の滝に到着。それほど大きな滝ではない。水量が多いためか、茶色い1.5筋ぐらいに変わっている。
さらに県道12号線を進むとMIHO Museumの看板とそば屋の看板が現れた。どちらも気になる。そば屋に立ち寄り昼食休憩とした。雨具を脱ぐと床がびしょ濡れになり、申し訳なかった。蕎麦は香りが高く、美味しかった。
13:30に行動を再開。舗装路を進むとMIHO Museumのエントランスにそのまま続いていた。ルーブル美術館のガラスのピラミッドを設計したI.M.ペイの設計と聞いて心が動いたが、エントランスから乗り合いのカートに乗るには迷惑すぎる状態。あきらめて東海自然歩道に戻った。
EADASの示すコースは国土地理院の地図に記載されているコースではなく、林道牧富川線を進むように示している。現在整備を進めているこの林道にコースを付け替えたのかもしれない。
林道を進むと、リサイクルセンターで道が二股に分かれている。ここには標識はないが、左折して金網の横の狭い道を進む。ほどなく道標が出てきて安心する。
明るい林道から一転して、暗がりの谷間の道を進む。道が泥濘んでいる。
15:03に小池に出た。集落の中を進み、県道16号線を横断し、大戸川を越える。
橋を渡った後は、真っ直ぐ小さな丘を登り、ササの生えた道を進む。目の前が開けて、信楽町黄瀬の町が眼下に現れた。その先には紫香楽宮跡の碑と説明板が立っている。
せっかくなので紫香楽宮跡に立ち寄ってみる。石畳を歩き、礎石の置かれた広場を眺めながら北に進む。この都も南北にきっちりと建物が配置されているよう。たった5か月しか使われなかった都だというのが残念。
ここからは住宅の中を縫うようにして進み、15:46に信楽高原鐵道の紫香楽宮跡駅に到着して行動終了。
2022年9月23日 東海自然歩道9日目(通算210日) 滋賀県大津市枝 湖南アルプス登山口~甲賀市信楽町紫香楽宮跡 雨 24/22℃ 行動距離:21.9km 行動時間6:57 獲得高度892m 33552歩 行動中飲水量500ml
往路交通: 西新16:38福岡市営地下鉄-福岡空港16:57/17:45ANA420-大阪伊丹空港18:55/19:10空港リムジンバス-京都19:55/20:08琵琶湖線-大津20:57(大津前泊)
大津8:11琵琶湖線-石山8:15/8:25帝産湖南交通バス-アルプス登山口8:48