本日はテントの中で6:20に起床。今回は寝袋を持参しているので、少しも寒くはなかった。朝から雨の予報だったが、なんとか持ち堪えている。コーヒーも淹れずに、降り始めないうちに急いで撤収を行い、7:10に行動開始。
7:27に殿川内を左に曲がり、7:31に国道184号線に合流。上乙立橋を越えて乙立の市街に入る。
7:50に国道から左折して橋を渡り、神戸川に沿って乙立から立久恵峡に進む。
酔さん橋という名の吊り橋を渡って、昨日泊まれなかった立久恵峡わかあゆの里キャンプ場を通過。広く、快適そうなキャンプ場だ。数張のテントが残っている。
右岸の遊歩道を上流に向かって歩いていく。中盤の浮嵐橋の対岸には屏風岩とろうそく岩の巨石が迫ってくる。
8:42に遊歩道の終点の不老橋に到着。ここで右岸に渡って川を眺めながら下る。崖の下に石仏が何体も並べられている。霊光寺と立久恵不動尊にお参り。
9:35に乙立に戻り、本線の歩行再開。県道を右に進む。道幅拡張工事を行なっており、交通量は少ない。
さらに進むに連れて落ち葉の堆積が厚くなる。10:25に後谷の標高200mほどの峠となる。ここには北の山中に中国自然歩道が分岐するように示す手製の標識があるが、見なかったことにして直進。雨が強くなってきた。
ここからは下りのみ。10:50に右から来た舗装路と合流。花月川に沿って県道大社立久恵線を進む。
11:04に左から来た舗装路と合流して県道162号線の標識の出てきた保知石集落を進む。ここからはひらけた町。
11:33に浅柄橋交差点を右折して、本日のゴールとなる西出雲まで左折して300mほどとなったところで、トキの公開施設という看板が目に入った。電車の時間まで1時間ある。立ち寄ることにした。
それらしい施設に近づいていくと、飼育ケージの中で色鮮やかなペリカンのような鳥たちに女性の飼育員が餌やりをしている。飼育員の方に聞くと、これらは外国産のトキ科の鳥類で、隣の島根花の郷の中に、いわゆるトキNipponia nipponのトキ公開施設があると教えてくれた。飼育員の仕事が楽しくて仕方がないような雰囲気に心が和む。
入場料を支払ってしまね花の郷に進む。植物の展示も素晴らしいのだが、今回は早足で通り過ぎる。一番奥の突き当たりにある公開施設で4羽のトキを見学。満足。
12:25に西出雲駅に到着して行動終了。娘からのたっての依頼で、出雲大社に立ち寄り、神在月の最強のお守りを入手してから福岡への帰途につくことにした。
2022年11月12日 中国自然歩道69日目(通算222日) 島根県出雲市佐田〜出雲市西出雲駅 曇りのち雨 21/12℃ 行動距離17.8km 行動時間5:13 獲得高度525m 31437歩 行動中飲水量500ml
復路交通: 西出雲12:33-出雲市12:38/電鉄出雲市12:50-出雲大社前13:07/14:11-川跡14:22/14:27-電鉄出雲市/出雲市15:04スーパーおき5号-新山口18:37/18:55のぞみ41号-博多19:30