とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

2022年12月17日 中国自然歩道72日目(通算225日) 島根県出雲市一畑薬師〜松江市鹿島町北講武 一日の始まりと終わりを温泉で

 今回の自然歩道トレッキングは島根県出雲市からの再開。金曜日は目一杯仕事をして、博多22:45発の夜行バスで6:46に松江に到着。バスのリクライニング角度は45°ぐらい。熟睡はできなかった。

夜明け前に松江に到着

 松江でしばらく時間があったため、日本に残されたわずかな現存天守閣を誇る国宝の松江城を散策。松江は落ち着いた美しい町。滞在してじっくり見物してみたい。

宍道湖を眺めながら松江城に向かう

国宝の松江城

美しい町並みが残っている

一畑電車の駅前に足湯がある

 一畑電車松江しんじ湖温泉駅から9:15発の電車に乗り、左手に宍道湖を眺めながら進む。この路線の車窓は素晴らしい。

 9:42に一畑口に到着。雨が強くなってきた。10:15に平田生活バスに乗車して、10:27に一畑薬師に到着。上下の雨具を装着して行動開始。

 まずは石段を登って一畑薬師の本殿にお参り。それから、一畑薬師古参道の1300段の石段を下る。30分ほどで参道入り口に到着。

一畑薬師本殿

旧参道の石段は1300段ほど

 ここからは県道23号線を左折して200mほど進み、右手の細い舗装路を上っていく。

県道23号線からすぐに右折

 11:18に畑集落の中を歩くが、道標がない。地図を見ながら、なるべく自然歩道のコースに忠実に歩く。

畑集落

 11:31に堂ノ本集落を通過して、その先で県道206号線と合流した。ここにはバス停あり。

県道206号線に合流

あまり見かけない法面の補強工法

 しばらく県道を北に歩き、11:49に細原入口バス停から県道を離れて右に折れる。細原集落を山の上方に見ながら進み、12:23に右から来た県道266号線と合流して左に進む。

県道266号線を左に進む

 12:30に魚瀬(おうせ)の町並みを通過。バス停があるが、風を避けるところがない。時折雨が強く降り、強風に煽られる。集落のはずれに四阿のある公園を見つけ、おにぎりの昼食とした。

魚瀬の町を通過

町外れの公園で昼食

 12:45に行動再開。魚瀬トンネルの手間で左折して海沿いに進む。芦尾集落の鼻繰島が見えてきた。あの穴に牛をつなぐように見なして鼻繰と名付けたのだろうか。風が猛烈に吹く。海には白兎が盛んに跳ねる。

魚瀬トンネルにつながる高架の下をくぐって海沿いの道に進む

鼻繰島

 13:15に海から駆け上がるように家が立ち並ぶ六坊集落を上り、トンネル手前で海に向かって進む。とうとう雨から雪に変わってきた。

六坊の家々

六坊トンネルの手前で海沿いに進む

 海から50mほどの高さの舗装路を進む。波の音が聞こえてくる。木々の間から恵曇(えとも)の海岸が見えてきた。

恵曇の町が見えてきた

ここまで海鳴りが聞こえる

 14:30に朝日山登山口を通過。今回は山頂には向かわずに石畳でできた登山路を下っていく。14:42に朝日山入口に出て、14:45に鹿島市街地を右折して進む。

朝日山には立派な石段が続いている

 15:03にマリーナを通過して、その先の小学校から左に曲がり、講武川を渡って県道を東に進む。交通量が多いが、歩道があって安心。

佐陀川のマリーナを通過

 この先は県道264号線を左に進む。この辺りにはコンビニもあり、補給は容易。少し時間が早いが、いい温泉があるので、15:56に鹿島多久の湯で行動終了。

鹿島温泉多久の湯

お風呂の後の晩ご飯にはさざえ飯

2022年12月17日 中国自然歩道72日目(通算225日) 島根県出雲市小境町一畑薬師松江市鹿島町北講武多久の湯 雨ときどき雪 7/3℃ 行動距離20.9km 行動時間5:24 獲得高度795m 43183歩 行動中飲水量200ml

往路交通: 西新22:03福岡市営地下鉄-博多22:16/22:45夜行バス出雲ドリーム博多号車中泊-松江6:46/9:15松江しんじ湖温泉一畑電車-一畑口9:42/10:15平田生活バス-10:27一畑薬師

復路交通: 鹿島ふれあい館18:40一畑交通バス御津線-松江駅19:22