とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

2023年1月14日 中国自然歩道74日目(通算229日) 島根県松江市美保関町北浦~鳥取県境港市大正町 鳥取県に入る

 今日は本年初めての自然歩道トレッキング。交通路の手配の都合から、中国自然歩道の続きからのスタート。大学入学共通テストを控えているためか、福岡から東海自然歩道のスタート地点に向かうための航空便は混み合っているよう。

 博多駅6:00発の新幹線のぞみ2号に乗車。乗車率は30%ほど。車内でおにぎりとフルーツの朝食。

 7:43に岡山駅に到着し、8:05発のやくも3号に乗り継いで雪の積もった中国山地を進む。

 定刻通りの10:38に松江に到着し、駅前から10:45の一畑交通バスに乗る。宍道湖、中海と、バスの車窓風景を楽しむ。11:29に美保関バスターミナルに到着。

バスからの中海の眺めは良い

美保関バスターミナル

 さらにここから11:50発のコミュニティバスに乗り継いで、11:58に前回の離脱地点の北浦に到着して12:00に行動開始。

 家々の間の狭い通路を過ぎて、魅惑的な青い色の海の北浦海岸に出る。民宿の看板がいくつか見える。現在も営業しているかどうかはわからないが。

漁村の路地は狭い

 海沿いの道を進み、稲積集落を抜けてしばらく畑の間を進むと、正面にはきれいな白砂の海岸が拡がる。入り組んだ入江の奥だからか、波は静かで、海底の岩までよく見える。

稲積集落

しばらく畑の中の道を進む

その先の海が素晴らしくきれい

 その先には菅浦港。集落を過ぎたところで雨足が強くなり、バス停の屋根の下でザックから雨具を取り出して装着。

バス停には屋根があるので助かる

 12:48に県道37号線に合流。緩やかな丘を越えて、13:00に片江港を通過。しばらくは県道を進む。

県道37号線に合流

片江港

 13:36に美保関隕石の看板から惣津集落に向かって左に下っていく。惣津海岸を眺めながら隕石の落下地を探すが見つからない。残念。きっと集落の奥の方だったのだろう。

 集落の中の狭い道を上って再び県道に合流。坂を下ったら七類(しちるい)港。14:00に七類集落を通過し、七類大日如来にお参りする。

 14:14に隠岐へのフェリーの発着するメテオプラザに到着。メテオは隕石(meteorite)からとった名前だろう。それにしても雨が強い。休憩室でしばらく足を休める。

 14:30に行動を再開し、14:39に法田(ほうだ)トンネルを抜けて海の眺めの良い道路を進む。

道路横の斜面にはスイセン

 15:00に法田港を通過し、南に向きを変えて法田峠を越えると境港の街が見えてきた。

法田港

法田峠

雨煙の向こうに境港の町が見えてきた

 法田峠を下ると正面は境水道。ここは中海の一部で間違いなく海水のはずだが一級河川斐伊川(ひいがわ)。川の定義は何だろう。面白い。

境水道

 境水道を左手に眺めながら西に進み、15:58に国道431号線に向けて右折する。グルッと回って境水道大橋を渡り始める。

 狭い歩道を進んで、16:10に境水道大橋の中間地点を通過して鳥取県に入った。橋の歩道はとても狭く、トラックが通過するとザックを引っかけられそうなほど。交通量がさほど多くないのが救い。

 境水道大橋を渡り終えたところで自然歩道を離脱。今度は水道を右に眺めながら、南岸を西に進む。電照灯をたくさんぶら下げた漁船や海上保安庁の巡視船が並んでいるのが境港らしい。もっともこの町は初見だが。

境港灯台

 潮風をたっぷりと吸い込んで歩き、中心部の境港駅に到着して行動終了。境港の町は水木しげる一色。さて、晩ご飯は何にしようか。ジャンルは海鮮一択。

JR境線境港駅

2023年1月14日 中国自然歩道74日目(通算229日) 島根県松江市三保ヶ関町北浦〜鳥取県境港市大正町 雨 15/9℃

行動距離20.7km 行動時間4:59 獲得高度523m 35232歩 行動中飲水量200ml 

往路交通: 西新5:36福岡市営地下鉄-博多5:49/6:00新幹線のぞみ2号-岡山7:43/8:05やくも3号-松江10:38/10:45一畑交通バス-美保関バスターミナル11:29/11:50美保関コミュニティバス-北浦11:58