本日も岐阜市内のホテルで5:00に起床。朝食のビュッフェで力一杯食べて、駅前6番乗り場からからバスに乗る。30分ほどバスに揺られて、7:55に下芥見に到着して行動開始。
気温1℃。気持ちの良い青空。住宅地の中を進む。進路は左右に曲がるが、道標は丁寧で分かりやすい。
住宅街を過ぎ、上りにかかる。東海第一幼稚園、リフレ芥見保養施設、清掃工場と進むが、清掃工場で道標を見落としたようで、その先は行き止まり。引き返して舗装路を峠に進む。
9:00に老洞峠を越える。ここは権現山登山口となっており、北山から縦走してきた登山客10名ほどが上り始めたところだった。峠を越えると各務原市に変わる。
市道林道を下って須衛町。この辺りは須恵器の生産跡の遺跡があったところらしい。須恵が須衛に変わっているが、字は当て字のよう。このことは後で鵜沼の観光ガイドのお兄さんから教わった。
須衛町交差点で県道17号線を横切って介護老人施設が立ち並ぶ道を進む。いずれも立派な施設でここなら自分が入居してもいいかななどと考えてしまう。
ゆっくりとした上り坂を歩いて、9:40に三池公園を通過。ズバリ3つの池が道路に沿って配列した公園。3つ目の池ではヘラブナが釣れるのか、本格的な装備を設置した方達が忙しそうにしている。
公園の先の峠を越えて各務原北リサイクルセンターを通過。道路を下っていくと、ひときわ大きな太田池。各務原福祉の森の公園に遊歩道があるため、交通量の多い舗装路の自然歩道を避けて、太田川に沿った道を進む。
10:08に福祉の里の介護老人施設の横を通る。ここも立派な施設だが、いずれの部屋もカーテンが締切ってあるのが気になる。なにか問題があったところだったかな。こんな青空なのに。
福祉の里の先で自然歩道に復帰。コースは舗装路を左折して山中に向かう。曲がり角からすぐの天狗谷遺跡に立ち寄ってみる。屋根に覆われた遺跡が展示されている。ここが須恵器の窯が発掘されたところ。
この先は各務原カントリークラブの南縁となる。10:50に寒洞池の四阿で小休止。手頃な散歩道なのだろう。ウォーキングの方たちがチラホラと現れる。
この先は各務野自然遺産の森となる。森の中に縦横に整備された道が快適。11:40にキャンプサイト、管理事務所を通過。登山者が多い。100台ほどは停められそうな駐車場は満車状態。この先の小山を越えて、各務原公園に進む。
公園から坂を下ると日の出不動尊。落ちない石というのが受験の願掛けのために有名らしい。せっかくなので、本堂にお参りの後、高度差50mほどを上って見に行った。あまり期待しない方がよい。まあ、それなりか。
さらに下って12:26に大安寺にお参り。立派なお寺。寺の前の大安池は改修中で空池。
12:46には鵜沼市街地に出た。ここは中山道の宿場町。本陣跡、旧武藤家住宅、中山道鵜沼宿町屋館、脇本陣と見学。ローカルガイドの方たちが親切だった。
東海自然歩道は宿場を離れて大安川沿いに進む。この川はかつて水運にも使われていたとのこと。川沿いには桜並木。もうすぐ綺麗な光景が展開しそうだ。川辺の階段に腰掛けて昼食。
13:45に高山線の鉄橋を潜り、14:00に木曽川に出た。目の前には犬山頭首工のあるライン大橋。
川向こうには犬山城。美しい。ライン大橋の中央あたりが県境のはずだが、何も標識がない。気になって引き返して仔細に見てみたが、やはりない。14:15に愛知県に入ったことにしておこう。
14:40に犬山城に到着。休日のためひどい行列。入場まで20分待ちの大混雑。それでも全国12現存天守のひとつの国宝だ。しかも2004年まで城主の成瀬家が個人所有していたという希有な歴史を持つ。我慢して列に並ぶ。
天守の最上階まで見学して、15:29に犬山城を出た。この後は古い街並みを再現した地区を歩く。その先は、木曽川沿いに北に進み、16:00に犬山大橋で東海自然歩道を離脱。
犬山大橋も県境の橋のはず。注意して歩いたが、県境標識はない。16:09に名鉄の新鵜沼駅に到着して行動終了。4日間のトレッキングは楽しかった。最後は青空に恵まれて大満足。
2023年2月26日 東海自然歩道25日目(通算236日) 岐阜県岐阜市下芥見〜愛知県犬山市犬山城 晴れ 9/1℃ 行動距離24.0km 行動時間8:21 獲得高度745m 36722歩 行動中飲水量250ml
往路交通:岐阜駅6番乗り場7:28岐阜バス-下芥見7:55
復路交通:新鵜沼16:32名鉄特急-金山17:06/1724名鉄ミュースカイ-中部国際空港17:48/20:00 ANA 449-福岡21:35