とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

2023年4月3日 自然歩道ウォーカーの休日 牛眠山 ソウル

 本日はソウル出張の最終日。仕事は昨夜のうちに終わっており、本日は帰りの飛行機の時間まではフリー。飛行機の時間は15:30で、ホテルから仁川国際空港までは地下鉄を乗り継いで1時間半。逆算すると11:30までにホテルに戻れば大丈夫。

 ということで、ホテルで朝食を済ませ、8:40にチェックアウト。荷物はフロントに預けて行動開始。月曜日の本日は、友人は仕事だというので自力での行動となる。

 最初に設定した目標はSeoul Arts Centerにあるハンガラム美術館。ホテルからは直線で2km足らず。のんびりとソウルの町並みを眺めながら散歩して、10:00開館の美術館を見学してホテルに戻ればいい頃合いかと考えて出発。

 まずはホテルから西に向かって進む。左手にSeocho Youth Library。いいデザイン。エクステリアは本棚をイメージしているよう。月曜の今日は歩道には通勤の方が多い。通学の子供も行き交っており、日本の通学路と同じように旗を持った交通整理のおばさんが横断歩道では車を停めてくれる。

Seocho Youth Library

交差点では旗を持ったおばさん(おじさん)が自動車を停めてくれる

 開店準備を進めている果物屋さんの前を通り、右手には味わいのあるアパート。その先にはソウル国立教育大学の建物が見えてきた。

青果店の店先を眺めるのは好きだ

青山にあった同潤会アパートのような

ソウル国立教育大学

 その先の盤浦大路という大通りで左折して、南に真っ直ぐ進んで9:22にSeoul Arts Centerに到着。オペラハウス、ハンガラム美術館、ハンガラムデザイン美術館、国立国楽院、国立芸術大学などからなる複合施設。耳を澄ませば、楽器の音がスタジオから聞こえて来た。

盤浦大路を南に進む

Seoul Arts Center

国立国楽院

オペラハウス

国立芸術大学

 大学スタジオ脇の坂を登っていくとサクラが満開。その先にはSeoul Trailの案内が立っている。

大きな音楽スタジオには楽器を持った若者が入っていく

ユキヤナギも満開

登山口の標識のよう

 地図を見てみるとこの先の山には登山道が整備されているよう。ちょうどザックを担いだ人が下山してきた。とりあえず行ってみよう。どこに向かうのかよく分からないが、登山道を進み始めた。

うん。読めないが、なんとかなりそうな気がする。

Seoul Trail。いい道だ。

キンシバイも咲いている

 先行する男性に追いついた。少し安心した。チンダレ(つつじ)の咲く道を進んで高度を上げていく。途中で水場では冷たい水が流れている。

 10:11に293mのピークが間近なところに到ったが、そちらの方には地雷マークの看板が立っている。ここは脅しではなく、本気のやつだろう。分岐点から進路を変えて東に進む。

ここから左の道に進んでピークを目指す

こんな看板が出てきた

本物の地雷原か

方向転換します

 東にもピークがある。最後に木製の階段を一気に上り、10:20に頂上に到着。5人ほどの先客が楽しそうに談笑している。山名標は牛眠山。標高285m。北と南の眺望が開けている。北にはソウルの中心に近い南山タワーが見える。

こちらは安全そう

山頂に到着

北側はソウル市街が一望できる

南には清蹊山系

 5分ほど景色を楽しんだ後、下山を開始。10:43に中腹にある大聖寺にお参り。

下山開始

野生の勘で進むのみ

大聖寺

 麓まで下りて、噴水に囲まれたアーティスティックな歩道橋を渡る。

南部循環路にかかる歩道橋

 帰りは片側5車線ほどの南部循環路沿いに東に進む。11:15に京釜高速道路のインターチェンジを通過し、外交センター前を進む。良才(ヤンジェ)駅から江南大路を北上。

京釜高速道路高架を通過

外交センター

良才駅から江南大路を北上

メルセデス・ベンツビル

KB銀行

 11:37にホテルに到着して行動終了。江南駅から地下鉄2号線に乗って、弘大駅で空港鉄道に乗り換える。飛行機の出発時間のおよそ2時間前の13:35に仁川国際空港第1ターミナルに到着。楽しいソウル滞在だった。

江南駅から地下鉄2号線に乗る

仁川国際空港第1ターミナルに到着

うーむ、楽しかった。

2023年4月3日 牛眠山 ソウル 晴れ 22/10℃ 行動距離9.2km 行動時間2:55 獲得高度416m 14705歩