とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

東海自然歩道51日目(自然歩道通算285日) 菰釣山〜犬越路 嵐去り今日は青空ブナの山

本日は西丹沢の菰釣山(こもつるしやま)の避難小屋で4:30に起床。昨夜は着衣も寝袋も湿っていたため寒かった。

昨夜は暴風雨で雷まで鳴っていたが、夜半には雨音は止んでいた。日の出前だが窓から見える空は青い。外から鳥の囀りが聞こえる。良かった。

4:58の日の出を待って撤収を始める。

カフェオレとクラッカーの朝食を済ませる。

昨日の雨で機材はまだ湿っている。とくに靴と中敷はたっぷり水を含んだまま。仕方がない。

ソックスは防水性のないトレランシューズの特性を考えて、予備を持ってきた。濡れた靴を履く。この瞬間は苦痛だ。

快適な避難小屋だった

5:44に菰釣山避難小屋をあとにする。

お世話になりました

ブナの森の中を進む。快適だ。

いいよ。空気が美味しいよ。

あれだけ雨が降ったあとなのに、登山道には水たまりもぬかるみもない。富士山から噴出された砂礫でできた道だからか、水捌けが素晴らしく良い。吸水性の高い土壌だ。

どれだけ降っても西丹沢の稜線に水たまりなし

6:07にブナ沢ノ頭(1190m)を通過。まさにブナの森の中。心地よい風が吹き抜ける。

ブナ沢ノ頭

こういう雰囲気の山には九州では出会わないよな

6:22に中ノ丸(1280m)を通過。振り返ると富士山が見える。

中ノ丸。丸というのは丹沢でよく見られる山名。明確なピークをもたない丸い山の意か?

振り返れば木々の間に富士山が

さらに別の方向には海が見える。沖に浮かぶのは大島だろうか?

海も見える。これは伊豆大島か?

箱根の方向に町が見える。これは芦ノ湖か?

富士の裾野の辺り。人家が集まる。

6:57に城ヶ尾山(1198m)に到着。ここでしばらく小休止。

城ヶ尾山

なんと心地の良い。靴さえ乾いていれば。

10分ほどで行動を再開し、7:16に城ケ尾峠(1168m)を通過。

城ケ尾峠

峠には登山路の崩落に伴う東海自然歩道コース変更のお知らせが掲示してある。確かにこのあたりの道は大雨で容易に崩落しそうだ。

東海自然歩道コース変更のお知らせ。事前に情報収集済み。

稜線には難所はない。ひたすら快適な山道。

7:29に浦安峠分岐を通過し、7:39に大界木山(1243m)と進む。

浦安峠分岐

大界木山

ここまでずっとブナの森が続く。

8:20にモロクボ沢ノ頭(1196m)に到着。富士山も見える好ロケーション。眺望を楽しみながら5分ほど小休止。

モロクボ沢ノ頭で小休止

8:47に避難小屋を経由して、8:50に畔ヶ丸山(1292m)に寄り道する。頂上には眺望はほとんど無い。すぐに畔ヶ丸山避難小屋に引き返す。

畔ヶ丸山。ここはあまり眺望はない。

畔ヶ丸山避難小屋は素晴らしい小屋だった。木の香りのする新しい小屋で、トイレ付き。窓から見える眺望も良い。

広い窓からの眺め

雨水を溜めた貯水槽のよう。

ここで軽食を摂りながら20分ほど休憩。

9:21から行動再開。トレランの方がすごい勢いで追い抜いていく。次いで丹沢エリアで山域の管理をされている方3人が正面からやってきた。この大型連休中にお仕事のようだ。登山路を手入れして頂いていることを篤く感謝して別れる。

トレランは悔しくなるほど早い。でも気にしない気にしない。

丹沢の山域管理作業の方々としばしお話し。丹沢を愛している良い方たちだった。

9:58に大滝峠上(1011m)を通過。ここから下りとなる。せっかく稼いだ高度を惜しみなく下げていく。10:17に大滝沢沿いの山道となる。

大滝峠上

グングン下る

沢沿いの道を下る

何度か橋で沢を越えて、10:40に一軒家避難小屋に到着。ちょっと古い避難小屋だが綺麗に管理されている。宿泊用と思われる小部屋が分かれているのが特徴。水場も近いので、意外とこの避難小屋での滞在は快適かもしれない。

一軒家避難小屋

奥に小部屋

水場至近

この先で沢を離れていく。

一軒家避難小屋から先は沢から離れていく

11:05に再び沢と出会う。マスキ嵐沢との標示がある。

涼やか

この先で11:27に舗装路といったん合流。峰山橋で大滝沢を渡る。

峰山橋

林道で植物を観察している男性と挨拶を交わす。ホウチャクソウの写真を撮っているという。親切にもイヌサフラン科だと教えてくれる。旧いエングラー分類ではユリ科だったのだろう。今でもついユリ科ですとか言ってしまうんですとはにかむ。

ホウチャクソウイヌサフラン科)。日本全国に分布しているから九州でもみられますよ、とも。

11:43に大滝橋(446m)に到着。ここからは比較的交通量の多い県道76号線に合流して北に向かって進む。

大滝バス停でバスの時間を確認してみた。意外と便数は多く、公共交通機関を使った縦走に使えそうだ。

こんなにバスの便がある。

新箒沢隧道を抜けて進み、11:58に地域のシンボルツリーの箒杉に到着。

新箒沢隧道

箒杉

箒杉茶屋に立ち寄りランチとする。ざる蕎麦大盛りを頂く。満腹になった。

箒杉茶屋

蕎麦屋の水はさぞ美味しいだろうと思い、ついでに水の補給をさせていただく。12:34に行動再開。

箒杉集落を通過。箒沢荘という楽しげな民宿がある。

箒沢荘

再び県道に合流して12:46に箒沢公園橋を通過。キャンプ場がある。

箒沢公園橋

西丹沢橋で中川川を渡った先で13:04に西丹沢ビジターセンター(543m)に到着。5分ほど内部を見学してから行動再開。

西丹沢橋

西丹沢ビジターセンター

13:17にツツジ新道入口(560m)を通過。この辺りは次から次へとオートキャンプ場が出てくる。

枡小屋橋で枡小屋沢を越える。

枡小屋橋

バウアーハウス、白石キャンプ場と過ぎて、13:37に用木沢出会(607m)から右に曲がって登山道に進む。

用木沢出会

登山道が大きな砂防ダムに突き当たるところには、青く塗装した橋が架けられている。砂防ダムを越えるためにわざわざ建設した歩道橋のようだ。

この橋で砂防ダムの上に出る。贅沢にも。

砂防ダムの上の川の徒渉ポイントは膝下の水位だったため、靴を脱いで渡渉した。

徒渉ポイントあり

ここからは標高差400mほどの山道をひたすら上る。ところどころ落石で登山道は不明瞭だが、問題なく進む。

15:18に犬越路峠(1060m)に到着。ベンチでは10人ほどが休憩をとっていた。すぐ横に立つ避難小屋を覗いてみる。先客が2人いるようで、荷物が置いてある。

犬越路避難小屋

清潔で充分に広い。本日はここにお世話になることとした。

東海自然歩道51日目(自然歩道通算285日) 神奈川県足柄上郡山北町 菰釣山〜神奈川県足柄上郡山北町 犬越路峠 晴れ 17/7℃

行動距離18.4km 行動時間9:31 獲得高度1433m 32005歩 行動中飲水量1000ml