とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

駅山温泉 難所ケ滝

 福岡市民の0.1%ぐらいが毎年楽しみにしている冬の風物詩の難所ケ滝。このところ、いい感じで凍ったという知らせがYAMAPでチラホラと散見されるようになってきた。九州の市街地近くでこんな見事な氷瀑に出会えるのかと感動したのは2023年の1月。今年は1月下旬にはいったん冷え込んだが、今週は4月並みの陽気とか天気予報では言っている。

2023年1月28日の難所ヶ滝。

 溶けてしまう前に行かなければと、建国記念の日で休日となった本日、博多駅を7:52に出発する福北ゆたか線に乗車した。

博多駅から福北ゆたか線に乗車。

 8:08に長者原(ちょうじゃばる)に到着。ここは東西に走る筑豊本線福北ゆたか線)と南北に敷設された香椎線が交差するところ。8:19発の香椎線に乗り換えて8:36に終点の宇美(うみ)に到着して行動を開始した。

長者原駅で乗り換え。

長者原駅では福北ゆたか線の上を香椎線が通過する。

香椎線の運行機材はBEC819系の通称DENCHA。架線から蓄電池に充電してバッテリー駆動で非電化区間を走ることができる。さらに香椎線のみが自動運転で運行されている。

最前方で運転手さんの手元を観察。たしかにマスコンのノッチは動かしていないようだ。

宇美駅

駅前には宇美町のシンボル。

 残念ながら天気予報どおりの雨。雨具を着けるほどではないが、ときどき強く降る。これから進む三郡山系は雨煙の中。

宇美駅からしばらくは住宅地を進む。目標の三郡山系は雨煙の中。

 9:18に障子岳バス停を通過。博多駅バスターミナルからここまでバスが出ているが、始発の到着時刻が9:31のため、今回は宇美駅から3kmほどの歩きを選択した。

障子岳バス停までは西鉄バスの利用も可能。

便数もそこそこある。

 9:38に昭和の森駐車場を通過。雨はすこし強くなってきた。難所ヶ滝のある河原谷へはこのまま真っ直ぐ進む。

昭和の森駐車場を通過。この時間帯はけっこう雨が降っていた。

貯水池を通過。

河原谷コースはいい道。

 この先しばらくは舗装路。何名かの登山者が先行している。下ってきた方に滝の様子を伺うと、微妙な表情で「行く価値はありましたよ」という返事。あまり期待しないで行った方がよさそうだ。

数人の登山者とすれ違う。

 この先は山道となる。ピンクテープは巻いてあり、踏み跡もしっかり見える。山道は1kmを少し越える程度。2023年に行ったときには、このあたりは雪が残っていて、チェーンスパイクなしでは歩けなかったが、今日は雪がまったくなく、岩の下を流れる水の音が聞こえる。

ゴロゴロ岩の道に進む。

丁寧に道を示してくれる。

岩の下を流れる水が多い。

 小つららを通過。山の斜面に小さなつららがチラリと見える。

これが小つらら。

 あと215mで難所ヶ滝の大つらら。10:50にカーブを曲がって見えた難所ケ滝がこれ。まあ、来た甲斐はあったか。以前来たときには30mほどの高さのつららが一塊となって聳えていた。それに比べると少し迫力には欠けるが、今年も見られただけで満足。のんびり撮影していたら、上から折れたつららの欠片が弾けて飛んできた。当たったら大変だ。サッサと先に進もう。

この標識のすぐ先。

今年の難所ヶ滝。まあ、こんなものでしょう。

上の方から折れたつららがカランコロンと落ちてきた。

 滝の左手を上り、谷を進むと30分ほどで三郡山系の尾根を連ねた縦走路となる。ここは何度歩いても気持ちの良い道。

滝の左手を巻いて上っていく。

危険箇所にはロープが設置されている。

稜線に到着。

稜線からは最高に快適な道

わずかに雪が見える程度。

 11:48に仏頂山(869m)を通過。雨具を着けようか迷う程度の霧雨が続いて、上着のダウンジャケットはビショビショになっているが、気温は高く、寒くは感じない。

 最後に岩をよじ登って、12:05に宝満山(829m)山頂に到着。こんな雨だというのに、5、6名の登山者が食事を摂っている。山頂は風が強い。上宮の祠の横で、風を避けながら昼食。下界は少し明るくなってきたようだ。

この岩の向こうが宝満山の山頂。

最後に鎖場。

山頂に到着。

山頂には竈門神社上宮の祠。

三郡山系を振り返る。

福岡の市街地も見えてきた。

風を避けながら昼食。

山カフェオレも。

 12:30に行動再開。宝満山は石段の段差が大きく、下りが膝にこたえる。滑らないように気をつけて下っていく。だんだん木々の間から、日の光が差し込んできた。

下山開始。

中宮跡。

石段の段差が大きくてこたえる。

ときおり見える風景に癒やされる。

石段が滑りそうで怖い。

一ノ鳥居。

これはたしか、宝満山登山をするカエルの繁殖地。奥に見えるのが宝満山

 14:00に竈門神社に到着。到着した頃にはすっかり晴れている。竈門神社には今日も多くの観光客が来ている。自分も本殿に手を合わせて先に進む。

竈門神社。

おしゃれな社務所

立派な鳥居。

 車の多い県道を避けて、畑の中の道を太宰府天満宮に向かって進む。途中で梅の花が咲いている。ダウンジャケットは知らないうちに乾いてしまった。

県道を避けてのんびりと下る。

ホトケノザ シソ科

梅が咲いている。

 太宰府遊園地を過ぎると太宰府の境内となる。赤、黄、白の梅がすでに咲き誇っていた。ここで梅ヶ枝餅を一つ。

だざいふ遊園地

境内の梅は満開

梅もきれい。

梅ヶ枝餅も食べたくなる。

 太宰府天満宮にお参りをしてから、参道の人混みを抜けて西鉄太宰府駅に到着して行動終了。

せっかくなのでお参り。

西鉄太宰府線太宰府駅で行動終了。

 ここからは西鉄紫駅まで行って、二日市温泉の博多湯で汗を流す。これで駅山温泉コンプリート。

西鉄電車に乗って温泉に向かう。

紫駅。なんか、かっこいい。

紫駅から15分で博多湯。

締めはJR二日市駅前の小林カレー。

美味し。チキンカレーのルー増しに野菜+ヒレカツトッピング。

2026年2月11日 駅山温泉 難所ケ滝 雨のち曇り 10/5℃

行動距離14.5km 行動時間6:20 獲得高度947m 22566歩 行動中飲水量200ml 

往路交通: 博多7:52福北ゆたか線長者原8:08/8:19香椎線-宇美8:36

復路交通: JR二日市18:10鹿児島本線区間快速-博多18:26