本日は日曜日。これまでの2年間、週末にはかならず歩いていたので、他にすることが思いつかない。幸い、前回の皿倉山へのコースマップにはGさんの軌跡が残っており、さらに北まで道のりが標してある。
とりあえず皿倉山から歩こう。ザックに文庫本とサングラスを放り込んで家を出た。天神高速バスセンターから小倉行きのいとうづ号に乗り込んだ。
10:02に高速皿倉山ケーブルバス停に到着した。皿倉山ケーブルカー山麓駅で切符を買っていると、片道切符で大丈夫かと聞かれた。皿倉山への北登山道は壊滅的状況で、復旧には2年ほどかかるという。
10:20に皿倉山山麓駅を出発したケーブルカーはグングンと高度を上げて、わずか6分で山上駅に到着した。ビックリするほど早い。
駅を出て、10:30から行動開始。10:38に皿倉山山頂に到着。観光客は多い。
山頂から北に進み、10:49に国見岩コースに入る。ここは2年前に八幡駅から登ってきたコース。まだ記憶に残っている。山道には損傷箇所はなく、整備状況も良好。
11:00に国見岩に到着。ここからの眺望は最高。九州自然歩道の眺望ベスト10に入る素晴らしさ。八幡、小倉が一望できる。
しばらく景色を堪能してから、岩を降りる。下から男子高校生と思しき5人組が走ってきた。「あとどのくらいですか?」と聞かれたので、「500m」と答えると、「ヨッシャー」と叫んで走り去った。元気だ。自分も40年前には、あんな風に無駄に元気だったような気がする。
ほどなく周回路と交差し、大蔵方向に右折した。大蔵コースの整備状況も良好。つい最近草刈りをしたばかりのようだ。
11:27に高圧線の下を通過。快適な山道が続く。11:46に浄水施設のようなコンクリートの建物の横を通り過ぎて、11:50から大蔵の住宅街に進む。ここから本日残りの行程はすべて舗装路。
大蔵二丁目を右折して、急坂を下る。自動車の通行ができない狭い路地の坂の町だ。高齢者は大変だ。
12:04に大蔵小学校の下で板櫃川上流を渡る。ここから今度は急坂を登る。羽衣町の狭い道にはトラックが入れないようで、宅配便のおじさんが汗を拭き拭き歩いて配達している。
山を越えて、12:30に中尾、槻田川を越える。たしかこの辺りはホタルが飛ぶので知られている。
12:54に山路で都市高速の高架をくぐる。交通量が多いが、歩道はなく危険。太陽は真上から照りつける。道路脇の芝生で小休止。
13:32に小倉南区に入った。14:00に高野で左折し、南方で県道に合流した。しばらく歩くと、うどん屋を見つけた。うどん小町。豊前裏打ち会。ここに所属しているうどん屋なら間違いはない。ザルの冷やにした。透き通った細目のうどんで、コシが強い。つけダレは甘め。喉越しがいい。
昼食を済ませて、14:30に行動再開。すぐそばの蒲生八幡神社にお参り。清潔感溢れる境内に思わず背筋が伸びる。
14:44に紫川にかかるむらさき橋を渡る。ここから先は完全な街中歩き。
15:00に国道322号線を横断し、モノレールの下をくぐる。守恒の坂を上り、下りたところで15:30に石田交差点を左折。ここからは片側2車線のバイパスを進む。
北九州都市高速高架をくぐり、16:20に白鬚神社に参拝。湯川の入り組んだ住宅街を右に左に曲がり、日田彦山線をくぐって、日豊本線の踏切を渡り、16:44に安部山公園駅に到着。本日はこれにて行動終了。
2021年10月10日 九州自然歩道126日目 番外編 福岡県北九州市八幡東区皿倉山~北九州市小倉南区安部山公園駅 晴れ 31/23℃ 距離18.5km 行動時間6:12 31824歩
往路交通: 西新825福岡市営地下鉄-天神833/天神高速バスセンタ-848いとうづ号-高速皿倉山ケーブル1002/皿倉山ケーブル山麓駅1020-山頂駅1026