とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

すきま散歩 アルノ川に沿って フィレンツェ

 本日はフィレンツェ滞在3日目。仕事の前に町の中心部を流れるアルノ川に沿ってジョギングしよう。

 6:15に駅前のホテルを出発。日の出時刻は6:30だが、空が雲に覆われてまだ暗い。市電の経路に沿って進む。最初に現れるのはプラート門(Porta al Prato)。

ホテルを出発

プラート門

 バスターミナル近くの観覧車の横を通り過ぎるとアルノ川(Fiume Arno)。フィレンツェの町を東から西に流れる川で、西のピサの町に進み、リグリア海に注ぐ。目の前の橋はヴィットリア橋(Ponte Alla Vittoria)。

ヴィットリア橋

 川沿いに快適な道があるのだが、意外なほどジョギングの人影がない。みんな夜が遅いのか?アルノ川に沿って西に進む。

アルノ川に沿って走りやすい道がある

 次に現れるのはトランヴィア橋(Ponte della tramvia)。ここは市内電車の行き交う橋。

トランヴィア橋

 この先の右手には植物園か農事試験場のような雰囲気の緑地。あとで調べてみたら競馬場(カシーネ競馬場、Ippodrome delle Cascine)だった。なーるほど。

右手には深い森

競馬場だった

 次に現れる人道橋はPasserella Dell’Isolotto。イソロットの歩道とでも言うのかな?この脇には胸像が建っているので近づいてみてみると、George Washingtonだった。アメリカの初代大統領の胸像がなぜここに?ワシントン生誕200年を記念してというようなことが書いてあるが、それにしてもなぜ?

イソロットの歩道

George Washington像だった

 さらに川沿いの歩道を進む。次に現れたのはなんとドストエフスキーの像。これも関連がわからない。イタリアとドストエフスキーって175°ぐらい方向が違うように思えるのだが。

 この先には大きなインディアノ橋(Ponte Alle Indiano)が見えてきた。おそらく橋の名の由来になったインドの方の胸像。誰なのかわからないが。

インディアノ橋

この方にちなんででしょう

 右から合流するムグノーネ川(Fiume Mugnone)を小さな橋で渡って、インディアノ橋の真下に設置してある人道橋を渡る。橋脚にはGraffitiが描かれているが、なかなかハイレベル。アート作品として成立している。きっと知っている人には知られているだろうな。

ムグノーネ川

橋の真下に人道橋

橋脚に描かれたGraffitiのレベルが高い

 アルノ川を渡り、今度は左岸を引き返す。

 ほんとうに格好のジョギングコースだ。トランヴィア橋、ヴィットリア橋と通り過ぎ、アメリゴ・ヴェスプッチ橋(Ponte Amerigo Vespucci)で右岸に渡る。

トランヴィア橋ではちょうど市電が通過

アメリゴ・ヴェスプッチ橋

 狭い路地を歩いてフィレンツェ中央駅に到着したのはちょうど8:00。シャワーを浴びてから仕事に行こう。

2024年3月13日 フィレンツェ 曇り 17/7℃ 行動距離10.8km 行動時間1:48 獲得高度122m 行動中飲水量0ml