本日はトレッキング3日目。天気予報では昨夜は降水確率40%と降りそうな感じだったが、なんとか持ちこたえてくれた。4:00に目を覚ましたが、東の空がうっすらと明るんできた。
コーヒーを淹れて、写真の整理などをしていると、いきなりサイレンが鳴り出した。甲子園の試合開始のような、あのサイレンである。時間は5時ちょうど。朝の定時のサイレンのようだ。こんな時間に鳴らして苦情は出ないのだろうか。
ちょうど5:00が日の出の時刻だが、まだ太陽は顔を出さない。撤収を済ませて5:15に行動開始。まずは八幡宮にお参りしてから、広見川を渡って国道488号線を東に進む。
5:42に中国自然歩道の分岐点を通過。左に進めば本線の表匹見峡に向かうことになるが、本日は支線である右の裏匹見峡に進むこととする。日が差してきて暑くなってきた。
国道488号線の交通量は少ない。それもこの先で通行止めになっているから。6:08にふれあい橋という吊り橋を通過。人道の橋であるが、対岸に人家があるわけではなく、観光用のよう。
6:11に夫婦橋で広見川を越え、左岸に渡る。ここに裏匹見峡の標識が立っている。
6:17に国道488号線沿いに建っているレストパークを通過。ここには宿泊施設と食堂があるよう。
6:21に裏匹見峡遊歩道入口から橋を渡って遊歩道に進む。渡った先にはキャンプサイトが設置されていた。
この先は左岸を進むが、素晴らしい眺めの渓谷が続く。雨が続いていたこともあり、水量は十分で、迫力のある眺め。
7:40に群岩の瀬で大きな岩の上に腰を下ろして小休止。渓流沿いの道は湿った落ち葉が積もっており、立ち止まっているとヒルが這い上がってきそうな気がして立ち止まれない。
8:05に遊歩道の終点になる平田淵に到着した。
50mほど上の国道からバイクの音が聞こえる。遊歩道の状態にも問題はなさそうなので、自己責任で中国自然歩道の地図にある国道上の終点まで行ってみた。国道をさらに上流まで進んでみたが、道路上には枯れ枝や落石があるものの、問題なく歩行できる。
5分ほどで遊歩道の終点まで引き返し、さらに国道488号線を下流に進んでみた。途中で遊歩道との連絡路が4カ所ほどあることを確認していたので、問題があれば引き返すこととして自己責任で進んだ。
8:43に遊歩道の終点をスタートし、道路の崩落があれば引き返すつもりで進んだが、土砂がわずかに流入したところや、傷んだ路肩が何カ所かあったが、歩行には支障はない。
結局、9:37に裏匹見峡遊歩道入口まで戻ってくるまで、大規模崩落の現場などはなかった。確かに、いつでも崩落しそうな場所は何カ所もあったので、大量の自動車を通過させる道路として再開させるのは難しいのかなとは思ったが。
9:47に裏匹見峡入口の夫婦橋から、今回は左岸の道を選び、右手に広見川を見ながら進む。
10:16にメイズの横を通過し、10:32に匹見峡温泉に到着して行動終了。
2022年6月26日 中国自然歩道55日目(通算196日) 島根県益田市匹見町匹見峡〜裏匹見峡〜匹見峡温泉 曇り 31/21℃ 行動距離14.6km 行動時間5:15 獲得高度552m 23386歩 行動中飲水量600ml
復路交通:匹見峡温泉14:42石見交通バス-益田15:55/16:55スーパーおき5号-新山口18:37/18:55新幹線のぞみ41号-博多19:30