とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

2022年7月3日 中国自然歩道57日目(通算198日) 島根県益田市匹見町道川〜益田市美都町美都温泉湯元館 トロリとした温泉と香気溢れる山葵

 今朝は4:00に起床。コーヒーを飲んで、まったりしたのち、5:30に撤収を終えて行動開始。

 国道191号線を北に進む。新平川橋で赤谷川を越え、平川トンネルに入る。右に左に移りながらではあるが、歩道はある。交通量は多くはない。せいぜい5分に1台ぐらいの自動車の通行があるのみ。

 さらに国道191合線を進み、鱒渕橋、平滑(ひらなめら)橋と過ぎる。橋の上から赤谷川を見ると、源流部の沢歩きは楽しそうだ。

平滑橋

橋の上から見える赤谷川の源流部は気持ちがよさそう

 6:01に赤谷橋、赤谷トンネルと通過したのち、6:15に堀越峠への分岐が左に見える。10年ほど前にこのコースを通過している基愛さんのレポートではそちらの道に進んでいるが、この先には崩落のために迂回を余儀なくされているため、今回はEADASのデータに従って直進する。

赤谷橋を通過

赤谷トンネル(165m)

赤谷トンネルの先に堀越峠への分岐

 6:17に銅が峠トンネル(681m)に進む。左右に狭い歩道がある。ガードレールはないが、段差があるため安心。自動車が通過すると極めてうるさい。

銅が峠トンネル

トンネル内には狭い歩道がある

 6:17にトンネルを抜けると、その先の山の向こうには日本海が見えてきた。峠から先は歩道がなくなる。

トンネルを抜けると日本海が見えてくる

峠の先は国道に歩道がなくなる

 2車線の舗装路が続き、カーブを描きながら山の斜面を下っていく。夫婦上橋、夫婦下橋と通過したのち、7:09に長橋川にかかる長橋を通過した。その先の工事現場のようなところに自販機があった。

夫婦上橋

夫婦下橋

その先に自販機

ネムノキが咲く

 7:50に谷原川にかかる堀河(ほりこう)上橋を通過し、次に現れた堀河橋から国道を離れて集落の方に右折する。

堀河上橋を通過

矢原川

その先で国道から右に分かれて進む

 ほどなく美都町宇津川の集落が現れた。8:15に二川大橋を渡り、道の駅の先にある美都温泉入口バス停の位置を確認したのち、8:40に美都温泉湯元館で行動終了。お湯は匹見峡温泉に似た、トロッとしたスベスベ系の泉質。いいお湯だ。

美都町宇津川集落

矢原川に架かる橋を渡る

美都温泉湯元館

ここは柴犬の祖犬の石号のふるさと

 お風呂の後には、温泉に併設された食堂で昼食をと思ったが、本日は貸し切りとのことで使えない。仕方がないので、200mほど先の道の駅まで行ったところが正解。道の駅の驛そばが素晴らしかった。朝食をろくに食べていなかったので、鴨ねぎ蕎麦とわさび飯のセットにしてみた。10割蕎麦で蕎麦の味も良いが、鴨肉がジューシーで味わいが深い。焦げ目を丁寧に付けた葱との相性ももちろん良い。汁は甘すぎるかと思ったが、これも深みのあるよい出汁が出ている。

昼食に鴨ねぎ蕎麦とわさび飯

 わさび飯もシンプルながら、香りが素晴らしい。1本丸ごとのわさびとおろし金が付いてくる。鰹節と葉わさびの載った白ご飯に摺りおろした分だけわさびをのせて、醤油をちょっとだけかけて一口食べる。口の中から鼻腔に拡がるわさびの香気がたまらない。余ったわさびは小袋に入れて持ち帰り可能。もちろん持ち帰りました。

わさびの香りが堪らない

おろしたてわさびをのせて、醤油を数滴垂らすだけ

 今日の晩ご飯は、このわさびを刺身に使う予定。

数少ない中継地なのだが、ご覧の通りの交通難所なので、本日は早上がり

美都温泉から益田駅石見交通バス新広益線

益田から新山口はJR特急スーパーおき

新山口から博多は新幹線

2022年7月3日 中国自然歩道57日目(通算198日) 島根県益田市匹見町道川道の駅匹見峡〜益田市美都町宇津川美都温泉湯元館 曇りときどき晴れ 31/24℃ 行動距離12.8km 行動時間3:07 22948歩 行動中飲水量300ml

復路交通:美都温泉入口12:15石見交通バス新広益線-益田12:47/13:06特急スーパーおき3号-新山口14:40/15:04新幹線さくら557号-博多15:42