福岡から佐世保まで高速バス、さらに松浦鉄道に乗り継いで、前回離脱したたびら平戸口に9:41に到着して行動開始。
松浦鉄道を眺めながら、9:55に平戸大橋が見える交差点に到着。ここが前回の九州自然歩道離脱地点。ここからは国道383号線を進む。
10:00から平戸大橋を渡り始める。山頭火の言葉。「平戸は日本の公園である」。さて、公園に進むぞ。
のんびりと渡り終えて、10:20に平戸大橋公園から少し離れた位置からの平戸大橋全景を眺める。平戸瀬戸の流れは早く、周囲の緑は濃い。美しい橋だ。
国道383号線をそのまま進む。交通量は多い。狭いが歩道はある。
10:44から九州自然歩道を離れて平戸城登城口に進む。ここは亀岡神社の参道ともなっている。大手門を過ぎた先が亀岡神社。まずはここで手を合わせる。
すぐ後ろに平戸城の天守閣が見える。亀岡神社から直接アプローチできるかと進んでみたが、急な崖を越えられず、正面から回って11:00に平戸城.天守閣に到着。両側を海に囲まれた固い守りの城だ。
天守閣から北の門に向かってくだっているときに、狸櫓の女性から声をかけられた。ここに松浦藩の大砲が据えられていたと解説してくれる。松浦と朝鮮出兵との関連などいろいろ教わった。
お城を下ると平戸漁港に面した平戸市漁業協同組合に急ぐ。ここは海の幸のランチでよく知られている。11:00開店だったが、11:23に到着した時にはすでに長蛇の列。リスト20番目となり、どうしようかと迷ったが、せっかくなので。待つことにした。
待ち時間に平戸オランダ商館を見学しに行ったりして、12:20にようやく席に着くことができた。一番人気の海鮮丼を頂いて、20分で行動再開。
平戸市役所前の幸橋を見学したのち、寺院と教会が見える道を進み、13:00にカトリック平戸教会(ザビエル記念聖堂)に到着。
教会からは坂を下って、13:09に九州自然歩道に復帰した。
しばらくは住宅が点在する坂道を上り、13:29に大きな舗装路に合流した。川内峠に進むメインの道のようで、交通量が多い。
13:50に九州自然歩道の指導標が現れ、ここから左の山道に入る。こちらの方が自動車の音がなく、心地よい。
13:58に川内峠園地に到着。休憩施設と自販機がある。ここで飲料水を購入。草原の道に足を踏み入れる。観光客も何人か、高原の小山まで登っている。頂上からの眺めは良好。
14:23に川内峠の頂上部分を通過し、舗装路を下り始める。15:05に国道383号線に合流し、右折して15:10に川内の町並みに到着した。
町並みの中に鄭成功記念館が建てられていた。当地出身の英雄らしいが、恥ずかしながら知識がない。台湾からの訪問客が多いようで、記名したページには日本人は私と横浜から来た人の2名だけだった。
15:25に記念館を出発し、川内の湾を眺めながら進む。湾内には多数のフロートが浮かぶ。何のためのフロートだろう。真珠養殖と思われるイカダも浮かんでいる。
15:48に国道を離れて、水垂から右折して山中に進んでいく。山の上まで棚田が続いている。
16:08に峠の部分で舗装路と合流した。すぐに左折して下っていくが、害獣防御柵が頑丈に張り巡らされており、進むのには少し手こずった。
16:37に宝亀(ほうき)で国道383号線に再び合流。少し引き返したところから山手に進んで、16:45に宝亀教会にお参り。美しい教会だった。
ここからはひたすら国道383号線を西に進む。歩道はない。交通量は多く、楽しいコースではない。
坂を下ったところで、紐差(ひもさし)の町が見えてきた。街の中心部の丘の上には教会も見える。
17:50にカトリック紐差教会に到着して、手を合わせる。荘厳な雰囲気の教会。教会の裏手には十字架。ああ、ここは受難の地だ。
2024年5月18日 九州自然歩道130日目(通算281日) 長崎県平戸市たびら平戸口駅〜平戸市紐差 晴れ 24/14℃ 行動距離29.1km 行動時間8:09 獲得高度989m 行動中飲水量1500ml
往路交通: 天神6:10高速バスさせぼ号-佐世保8:05/8:20松浦鉄道快速-佐々8:55/9:03-たびら平戸口9:41