とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

西唐津~伊万里ウォーク 2日目 玄海町~鷹島 2019年7月20日

 民宿でおなかいっぱいになるまで朝食をとった後、玄海を8:04に出発。お米の朝ご飯は久しぶりに食べた。食事が美味しく、とても気持ちのよい民宿だった。

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民宿要太郎の朝食 ご飯が美味しかった

 5km先の浜野浦の棚田に8:45に到着。ここは海まで続く見事な棚田。西に面しているので、夕日が海岸を照らす頃はさらにきれいだろう。あいにく今は朝で、しかも直撃の台風のために雨が吹きすさんでいる。でも、今回は高性能のレインコートがあるので、今のところは大丈夫。

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浜野浦の棚田 日本の棚田百選に選ばれている

 伊万里湾の島々が望める山の中腹の道が続く。

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伊万里湾には小島がたくさん浮かぶ

 12kmの梅崎集落から国道を離れ、山中の道に。集落には棚田が複数残っている。

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梅崎集落の棚田

 再び県道に戻り、20km地点の鷹島肥前大橋のたもとには12:30に到着。鷹島肥前大橋伊万里湾鷹島と本土とをつなぐ1251mの美しい斜張橋

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鷹島肥前大橋 美しい斜張橋

 しかし今日は橋の美しさを愛でている余裕はない。15mを越えるような強風が橋の上を吹きすさび、雨粒が頬に痛い。油断すると歩道から海面に吹き飛ばされそう。

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ちょうど台風が最接近している頃この橋を渡っていた

 なんとか無事に橋を渡り終え、橋のたもとの道の駅で海鮮丼を食べていると、店員のお姉さんが鷹島と松浦半島をつなぐ渡船が台風のために欠航になっていることを教えてくれる。これから橋を渡って本土に戻ろうとすると、今度は本当に橋の上から海面に吹き飛ばされそうな風が吹いている。お姉さんと話をしていると、この店が鷹島センターというホテルを経営しているとのこと。さっそく店長に一部屋を確保してもらい、雨が小降りになるのを待って鷹島の中心街に向かう。

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道の駅の海鮮丼

 鷹島元寇の沈没船が見つかったことで知られている。鷹島の中心地にあり、元寇襲来についての資料を展示している鷹島埋蔵文化財センターに立ち寄って、ガイドのお姉さんから丁寧な解説をして頂いた後に、17:30にホテルにチェックイン。

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鷹島埋蔵文化財センター ガイドのお姉さんはとても丁寧に解説してくれる

 夕食はホテルから300mほどの海道という居酒屋で海鮮丼+アジフライの定食を頂いた。海鮮丼も美味しかったが、アジフライはとくに美味だった。

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夕食にまたまた海鮮丼 アジフライがとくに美味

 新鮮なアジをカラッと揚げたフライで、とてもクリスピー。アジフライのお代わりが食べたかったが、地元の人で店が混み始めたので、早々に退散することとした。

 

2019年7月20日 西唐津伊万里ウォーク 2日目 雨 気温27/26 玄海町8:04~鷹島17:30 距離25.96km 行動時間5:30 平均速度4.72km/h