とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

2020年3月8日 九州自然歩道 24日目 長崎市下黒崎町~長崎市畝刈町 

 夜半から雨は止んで、外は静かだった。6:30になり外が明るくなったのでテントの外に出てみた。野営地は木々に囲まれているためまだ日が差し込んでこないが、晴れている。よかった。

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日が差してきたので濡れたものを乾かす

 バックパックにはレインカバーを付けていたが、パッキングされていない持ち物はすべてびしょ濡れだった。テントから荷物を出して、陽のあたるところに並べる。その横でコーヒーを淹れて、パンと一緒に朝食を摂った。テントと上着が乾くのを待って、8:54に行動を開始した。

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テントも乾かす

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昨日は暗くてわからなかったがこんなきれいなところに泊まっていた

 ほどなく人家がチラホラ見えてきた。才木の集落だ。地図ではこのあたりに分岐点があるはずだがなかなかわからない。高圧線を目印に進む。

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最初に歩いたのはときおり普通乗用車が通過する良好に整備された広域農道

 結局、分岐点は見つからず、9:41に1kmほど先の樫の久保で誤ったコースをとっていることが明確になる。地図を見ると、ここから南下すれば九州自然歩道への復帰は容易。このあたりの自然歩道は、軽トラックしか通らない舗装された農道と普通乗用車がまれに通る立派な農道の2種類しかないようなので、迷うことなく進むことができる。

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こちらの道を進んで九州自然歩道に復帰

 たまに軽トラックが通る農道を南に進み10:03に藤の尾で九州自然歩道に復帰した。

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藤の尾バス停

 このあたりには工場も散在しており、自販機もときおり設置してある。町が近づいてきた。

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山中に現れた浄水施設

 浄水場の横を通り、10:27にさくらの里の運動公園でコーラを飲みながら小休止とした。地図を見ると、ここからは市街地の外周をぐるりと回るコースとなっている。しかし、このあたりには道標はほとんどなく、慎重に地図を確認しながら進む。

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このあたりはこんな道で分岐点も多いが道標はなし

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こんな景色のところもあり

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畑で行き止まりになるところもあり

 何度か人家の庭先で行き止まりになりながらも、11:20に畝刈の市街地に到着した。

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畝刈の市街地

 まだ時間が早いが、ここから先に進むと途中で山中1泊が要りそうだ。11:27のバスで長崎市街に向かい、久しぶりに美味しいものを食べようと決心した。

 

2020年3月8日 九州自然歩道#11 4日目 長崎市下黒崎町~長崎市畝刈町 晴れ 17/8 距離9.0km 行動時間2:39 平均速度3.59km/h 14103歩