とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

かまかわ寿司福重支店 マジで安すぎて心配になる店

 トレッキングの話ばかりでなくて、食べ物も話も載せてほしいというリクエストがあったので、とっておきのお店を一つ。

 福岡の西の外れ、姪浜駅から徒歩で20分近くかかる住宅街の中にあるかまかわ寿司福重支店。地元の人しか知らないローカルの名店。寿司屋には数々の名店があるが、正直どこもそれなりのお値段。ところがこの寿司店はかなりのクオリティのネタを提供するものの、ビックリするほど安価。

 小さな間口の飾り気のない店舗。店の前にはかろうじて車が2台停められるかというほどのスペースのみ。ご主人と奥さんの二人のみで切り盛りされている小さな店だ。店内はカウンター6席と、夜席のみで使用される小上がりだけ。昼は12:00と13:00スタートのカウンター2回転のみ、夜は5名以上で12名までの1グループのみの完全予約制の店だ。メニューはなく、昼はおまかせ(1500円、土日は2000円)しかない。

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無口な大将が6席のカウンターの前に立つ

 2月のある日にようやく予約が取れて訪れた日の最初のネタは赤貝とホタテ貝。どちらも新鮮で、すっきりした味わい。

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赤貝は大好物

 次がエビとアワビ。これも歯ごたえが素晴らしい。

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車海老とコリコリの鮑

 お椀がでて一休み。

 白身魚を2種。聞き忘れたが、たぶんタイとヒラメかな?

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たぶん鯛と平目 間違ってたらゴメン

 軽く炙った穴子で、口直し。

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個人的には焼き穴子は最後に食べたい

 次に軽く炙ったトロがでて、口の中に広がるうまみを含んだ脂を堪能。

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この店の鮪は質が良い

 ウニとイクラの唐墨添えで至福の一時を味わう。

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イクラに添えられた唐墨は大将の手作り

 最後に水菓子で終わり。これで1500円は驚愕。店の経営が成り立つのかどうか心配になるほど。

 ちなみにこの店はおせち料理も予約で作ってくれるので、毎年利用させてもらっている。ついでにお造りも用意してもらって、我が家の年末年始のテーブルを豊かに彩ってくれている。

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おせちを頼むとサービスで河豚の刺身が付いてくる

 

加ま川寿司福重支店

 福岡市西区福重5-24-34
 092-891-7900
 12:00、13:00、夜席5名以上の1グループ 前日までの完全予約制
 定休日:月曜日