とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

おうちで食べよう その4 雷そば

 今回のおうちで食べようはラーメン。ふだんの食事としてのラーメンは、2~3か月に1回程度、昼食で食べることがある程度。仕事場および自宅の近隣に数カ所の行きつけラーメン店があり、そこで食べるのみ。各店舗を巡回する頻度は、年に1回あるかないかとなるので、行きつけという表現は適切ではないかもしれない。カップヌードルやインスタントラーメンを含めて、自宅でラーメンを作るのは初めてである。

 現在やむなく同居となっている娘が、宅麺を手配したものが到着したため、見よう見まねで作ってみた。

2020年4月30日(木)夕食

ラーメン(宅麺(麺、スープ、チャーシュー)、モヤシ、キャベツ、チャーシュー、半熟煮卵、コーン、メンマ)

 前日、手配した宅麺が到着した。二郎インスパイア系の雷本店の雷そば。とはいうものの、私自身は二郎では食べたことがないので、味を再現できるかどうか分からない。しかし、娘も二郎で食べたことがないというので、まあ、いいだろう。娘に行かない理由を聞いたところ、「ニンニク入れますか?」の返しの呪文「ヤサイマシニンニクカラメスコシ」を噛まずに言える自信がないからだという。

f:id:nayutakun:20200504080114j:plain

 コンロに水を入れた鍋を3つセット。1つは麺を茹でる5 Literの大鍋。最初に水を入れてグラグラにしておく。もう一つはスープとチャーシューのパッケージ、半熟煮卵、メンマを加熱するための中ぐらいの雪平鍋(2 Literぐらい)。最後の1つが、茹でモヤシ、茹でキャベツを作製するための大きめの雪平鍋(3.5 Literぐらい)。雪平鍋のお湯は、いずれも沸騰に至る前の気泡がわずかに鍋の底面と側壁に発生する程度の温度、実測していないので推定ではあるが90℃ぐらいまで加熱した状態として、火力調整をしておく。

 お湯が沸くまでの間に、キャベツを一口大に切ってザルに入れておく。モヤシも同じくザルの中に準備。チャーシューは自作の煮豚を、いつもより厚めの7mm厚に6枚切っておく。

 タイマーを15分にセットし、スープ+チャーシューのパッケージを未開封のまま雪平鍋(中)に投入して作業開始。

 雪平鍋(大)には最初にキャベツの厚みのある部分を投入し、60秒後に葉の辺縁の部分を投入して、さらに120秒経過したところでザルに引き上げる。

 タイマーが11分になったところで5 Liter大鍋に麺を投入。手でほぐしながら、鍋の中に拡散するようにする。定期的な攪拌作業と、沸騰による吹きこぼれ防止のための注水作業は娘が担当。

 タイマーが7分になったところで半熟煮卵(セブンイレブンで購入)およびメンマのパッケージをスープと同じ雪平鍋(中)に投入。

 タイマー5分で雪平鍋(大)にモヤシを投入。30秒でモヤシはザルに引き上げ、よくお湯を切っておく。

 タイマーが2分になったところで大鍋の麺の茹で具合をチェック。アルデンテの状態であることが確認できたため、お湯ごと大ザルに引き上げ、お湯をよく切ってラーメンどんぶりに取り分ける。

 残り時間0となりタイマーが鳴ったため、タイマーを止め、スープをどんぶりに入れ、パッケージ内のチャーシューを麺の上に盛りつける。

 麺の上にトッピングのモヤシ、キャベツ、メンマ、コーンをのせ、最後に半熟煮卵を転落に気をつけながら適切な陥凹を見つけて配置したところで完成。

f:id:nayutakun:20200504080205j:plain

 初めて食べた二郎インスパイア系のラーメンであった。スープはラーメンというよりは、つけ麺のスープのようなドロリとしたテクスチャー。背脂と思われる油脂成分が舌の上に皮膜を形成するのが分かる。トッピングはしていないのに、デフォルトでニンニクの香りが口の中に拡がる。麺は非常に腰が強い。9分間加熱したにもかかわらず、啜っている最中に容易に切れることはなく、咀嚼時に歯でプチッと切断される感覚が残る。この麺は平打ちで緩いカーブが付与してあるため、濃厚なスープがよく絡み、小麦粉の味もよい。チャーシューは非常に柔らかく煮込んであった。

 とても美味しかったが、6か月に1回程度でいいかな。この夜はデザートを食べる気が生じなかった。食事直後の中性脂肪のレベルが気になる。ちなみに食後に食器を洗っているときにどんぶりを落として割ってしまった。どんぶりの表面に付いた油の皮膜が非常に滑りやすいので、注意していたにもかかわらずこの有様だった。