今回のおうちで食べようはラッポッキ。聞き慣れない料理名だが、ラーメン+トッポッキ(韓国の屋台などで売られているファストフードの甘辛煮餅)でラッポッキ。西新のスーパーマーケットで見つけて購入した。
今回は夕食ではなく、昼食にラッポッキを供することとした。というのも、このところ運動の機会が少なくて体重増加が著しい。一昨日など、夕食を抜いて断食したほど危険な水準だ。そんなことで、炭水化物を多く含有するような食品は昼に摂取するほうが安全かと判断した。自宅で作製するラーメン系料理の第2作である。
2020年5月5日(火)昼食
ラッポッキ(ラッポッキパッケージ(モチ、麺、スープ、乾燥ネギ)、モヤシ、キャベツ、タマネギ、半熟ゆで卵、チーズ)
パッケージのおすすめレシピを見てみたところ、お好みでゆで卵、モヤシ、タマネギ、キャベツを入れるとさらに美味しくいただけると書いてある。また、出来上がりにとろけるチーズをかけるとマイルドになるとの記載もある。とりあえず、これらすべての材料を用意した。卵は沸騰水で6分間加熱後、氷水で急冷する半熟ゆで卵レシピで準備しておいた。さらに娘のリクエストで、ソーセージも用意しておいた。
まずはパッケージに入っているトッポッキを水で洗う。餅に水が浸潤するのを待つ必要もないようなので、水洗後はザルに上げておいた。
フライパンに500mlの水を入れ、加熱開始。
水洗したトッポッキとソースを投入。
ソースは真っ赤で、少し辛そう。トッポッキが焦げ付かないよう、軽く攪拌開始。
1分後にタマネギを投入。
2分後にソーセージを投入。
3分後にキャベツを投入。キャベツは芯に近い厚みのあるものから順に投入。
4分後に麺を投入。麺はインスタントラーメンの麺と同一のものである。韓国でも、鍋の最後にインスタントラーメンの袋を破って、麺を投入するのを見たことがあるが、あれと同じなのだろう。
6分後にモヤシを投入。
7分後にネギを投入。
同時にチーズをたっぷり上からふりかける。
8分後にチーズがトロッとなってきたところで加熱終了。
テーブルにフライパンのままセットし、半熟卵をのせたら完成。
赤いスープの色がいかにも辛そうだったが、実際に食べてみるとそこまでは辛くない。辛さと同時に、意外なほど強く砂糖の甘さを感じる。しかし、繰り返しスプーンを口に運ぶと、辛さが次第に口の中に蓄積されていくような気がする。チーズを加えて正解だった。チーズはスープの味をマイルドにして、辛さが舌を直接刺激するのを和らげてくれるようだ。
麺がスープを吸水して、いい味になっている。しかし、インスタントの麺は腰がなく、麺ののど越しを楽しめるわけではない。これに対して、トッポッキは歯ごたえがよく、餅自体の甘みや米の香りも残っており、すばらしく美味しい。コチュジャンベースの今回のスープとの相性もよいが、たとえば、トッポッキを串に刺して軽く炙って、甘辛い味噌ダレにでもつけたらさぞ美味しそうな気がする。みたらし団子のようなものか。
トッポッキは仕事でときどき訪れるソウルで食べたことがある。現地の友人が案内してくれた回基(フエギ)駅近くの屋台で食べたトッポッキが美味しかった。2020年3月のソウル出張は4月に延期になり、さらに8月に延期になっている。この8月にはソウルを再訪して、友人とトッポッキを食べることができたらいいなとしみじみ思う。