とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

2022年8月20日 自然歩道ウォーカーの休日 南信州丸山南麓 鈴ヶ沢川沢登り

 本日は南信州の弟の山小屋に滞在3日目。昨日は中央アルプスの南端にあたる高嶺(1599m)に登ったが、本日は趣向を変えて渓流釣りに行こうかということになった。朝食を済ませて、6:00に山小屋を自動車で出発した。

 渓流釣りは、現地の川で川虫を釣りエサとして採集するところから始まる。山小屋近くの矢作川の源流の柳川の川原に下りて、石をひっくり返す。源流部には川虫は少なく、エサの確保には難渋する。カワゲラの幼虫、黒川虫などをなんとか確保して、あまり釣り人の入らない隣町の阿南町に向かって峠を越える。

柳川で釣りエサの採集

源流域には川虫が少ない

 7:00に川への下り口に到着。路肩に自動車を停めて、ウェイダーに着替えて7:18から行動開始。草をかき分けて鈴ヶ沢川に到着。

生まれて初めてウェイダーを着用

傾斜地を下って川に到着

 対岸まで掛けられた木の橋を渡る。かなり年季の入った苔むした橋で、ミシミシ音を立てて上下に揺れる。折れそうで怖い。上流を見ると、美しい渓流が続いている。

この橋はスリリング

美しい流れ

 渓流を遡りながら、弟が釣り上がっていく。今回は自分は釣りはせずに、沢登りと釣りの撮影に専念。

落ち込みや小さな淵にエサを落としながら上っていく

釣り上がっていく弟の後を、水しぶきを浴びながらついていく

 7:48に流れの落ち込んだところにエサを振り込んだところで、最初のヒット。竿がしなり、獲物が下流に逃げる。20cmほどのイワナが上がってきた。

最初のヒットがこのイワナ

 さらに上流に遡行する。ときおり膝上まで水に浸かりながら徒渉する。ウェイダーを着けているので、身体は濡れず、快適。次はアマゴが上がってきた。イワナよりも体高があり、美しい魚体。

次に釣れたのはアマゴ(ヤマメ)

上がイワナで下がアマゴ

 水量の多い川を遡る。飛び石伝いに対岸に渡るところは、石が滑りそうで怖い。

雨の後で、水量は多い

 8:39に支流との分岐に到達。ここからは本流方向に遡行する。

右の本流方向に進む

サルナシ(マタタビ科)の実を発見

キウイ(マタタビ科)そっくり。味も一緒。

 最後に落差のある滝の横の岩を伝って上流に出る。エサも尽き、ここから30mほどの傾斜を上って11:10に舗装路に戻る。

この滝を上って釣行終了

 ここからは道端の花を眺めながら、丸山登山口を経て自動車まで戻り、10:35に行動終了。本日の釣果はアマゴ4匹、イワナ1匹。

クサイチゴ(バラ科

ツユクサツユクサ科)

ボタンヅル(キンポウゲ科

ツリフネソウ(ツリフネソウ科)

クサノオウ(ケシ科)

丸山登山口

蒸し焼きにして晩ご飯に頂いた

鹿肉のローストも

2022年8月20日 長野県下伊那郡阿南町鈴ヶ沢川 曇り 24/13℃ 行動距離2.7km 行動時間3:16 獲得高度121m 行動中飲水量0ml 6221歩