本日は阿蘇の坊中野営場で4:00に起床。ゆっくり寝ていたかったが、あまりに寒くて目が覚めた。軽量化のためにシュラフなしで、シュラフカバーのみとしたのが敗因。もう大丈夫かと思ったのだが、軽量化と快適性のバランスは難しい。
今回初めて使用するシングルウォールのテントは、結露がひどく、中に水溜りができた。やはりダブルウォールのテントの快適さをシングルウォールの求めるのは無理か。高い買い物だっただけに少し残念だが、700gも軽くなるのは魅力的。長距離のトレッキングにはこのテントを使うことになるだろう。
カフェオレとクラッカーの朝食の後、テントとグランドシートを朝日に当てて、しっかり乾かす。ゆっくりと撤収作業を行い、キャンプ場からは7:30に行動開始。自転車で先に進むイギリスからの女性に手を振って別れる。
昨日はバスで下った県道111号線を、汗をかきながら上っていく。正面には阿蘇。周囲は草原。ときおり草を喰む牛がこちらを睨む。
8:30に米塚を右手に見ながら、さらに勾配を進んで9:30に草千里に到着。さらに遊歩道を進んで、10:00に昨日行動を終了した山上ターミナルに到着した。
とりあえず飲料水で喉を潤し、朝食に焼き芋。甘くて美味しい。
10:20に行動を再開し、まずは火口の見物。今のところ噴火は小康状態のようだが、噴煙は勢いよく上がり、周囲には硫黄の臭いが立ち込める。
火口からは砂千里に向かい、次いでにその先の尾根まで登ってみた。尾根からは盛りを過ぎたミヤマキリシマの中を歩いて11:55に再び山上ターミナルに到着。飲料水を購入。
草千里に向かって進み、12:20に烏帽子岳登山口にとりつく。草千里が下のほうに見えてきた。登山道は整備されている。12:59に烏帽子岳に到着した。風が心地よい。
烏帽子岳からは草千里に向かってまっすぐ下る。悪路注意の看板にちょっと心配していたが、難所はまったくなし。草千里を横切って、13:40に阿蘇火山博物館に到着した。
次いで、杵島岳には13:55から登り始める。頂上までほとんど舗装された歩道と階段が続く不思議な登山道。14:20に杵島岳(1312m)に難なく到着。東に高岳、南に草千里、北に久住連山と、頂上からの眺めは最高。
下りは舗装路を避けて、東の道に進む。かなりの急坂。小さなピークを越えて、14:52にヘリポート前バス停に到着して行動終了。
15:02のバスで阿蘇駅まで移動し、駅前の温泉で汗を流す。極楽。
2023年6月4日 自然歩道ウォーカーの休日 阿蘇散歩 2日目 曇り 23/12℃ 行動距離22.7km 行動時間7:21 獲得高度1230m 行動中飲水量1500ml 38481歩