とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

自然歩道ウォーカーの休日 黒髪山 佐賀の名峰リベンジ登山

 今週末は土曜の午前が仕事。遠くに出かけることはできない。サクッと仕事を終えると、博多のうどん平で昼食を済ませて列車に乗る。うどん平は愛読のブログで推しの一軒。久しぶりの一杯だが、たしかに上品な出汁はタモリさんが推薦するだけのことはある。

pojama.hatenablog.com

櫛田神社前から住吉に移転したばかりのうどん平

やっぱ、肉ごぼ天

 博多から鹿児島本線に乗り、鳥栖駅で乗り換え。本日の行き先は佐賀県。待ち時間に鳥栖駅5、6番ホームの中央軒で麦焼(しゃおまい)弁当を購入。

鳥栖駅ホームの中央軒はうどんで知られるが、とりめし弁当、焼麦弁当も有名

 鳥栖から長崎本線で江北。江北から佐世保線に乗り換えて三間坂(みまさか)に着いたのは17:15。天気予報通り雨だった。

佐世保線

雨の中を歩くのは久しぶり

黒髪山の奇岩が見えてきた

 舗装路を1時間ほど歩いて、黒髪山の麓にある乳待坊キャンプ場にチェックインしたのは18:30。雨具を装着するタイミングを逸してしまい、ボロボロに濡れてしまった。

 雨の中でテントを設営し、麦焼弁当の晩ごはん。テントに打ち付ける雨音を聞きながら早めに就寝した。

今回はシングルウォールテントが雨の日にどのぐらい不快か試すのも目的

焼麦弁当の夕食。シウマイ+とりめしです。

 翌朝、5:00に目を覚ますと、知らないうちに雨が止んでいた。天気予報をチェックすると、本日も降水確率は70%。しかし、朝食のカフェオレとクラッカーを食べ終わっても、まだ雨が降り出さない。

雨は止んでいるようなので朝食とする

でも黒髪山は霧の中

 雨が降る前に行動を開始しようと、急いで撤収。6:20に行動を開始。キャンプ場から舗装路を進み始めた。目標とする山は黒髪山。2020年2月16日に九州自然歩道トレッキング18日目で登っているが、その際は雨で充分に景色を眺めていない。今回はそのリベンジとしてやってきたのだが、やはり雨にはたたられている。

登ってしまおう登ってしまおう

 6:46に乳待坊(ちまちぼう)公園展望台に到着。雄岩、雌岩の威容が正面に見える。

乳待坊展望台から。左が雌岩、右が雄岩。

 そのまま舗装路を進んで、石段の登山口を登り始める。石段は急で滑りやすい。

登山口

雨に濡れた石段が滑る

 7:08に見返り峠から黒髪山の山頂を目指して南に進む。途中で奇岩の雌岩に立ち寄る。ストンと下が落ち込んで眺望は良好。さきほどまで寝ていたキャンプ場は遥か下に。

見返峠から黒髪山山頂に進む

雌岩の上から。キャンプ場が下に見える。

まだ雨は降らない

 雨で湿った登山道を進んで、最後に少しの鎖場をよじ登って、7:56に黒髪山(518m)に到着した。雲の切れ目から下が見える。雨が降り降り出さなくてよかった。まあ、リベンジを果たした気分。

山頂に向かって進む

山頂直下に鎖場

頂上に着いた

有田焼の山頂標識

晴れてきた。下に見えるのは有田ダム。

 ここからは下りのみ。あまり人が歩いた痕跡のない有田ダム方面に進む。距離は思ったよりも長い。8:47に有田ダム登山口に到着。キャンプ場があったが、現在閉鎖中。

有田ダム登山口近くにキャンプ場(閉鎖中)

 ダム湖に沿った快適な道を歩いて9:00に有田ダムを通過。

 登山路を下ってたどり着いた白川の里は有田陶器の町。とても雰囲気がいい。じっくり探訪したいが、次回の楽しみとしてとっておこう。

 交通量の多い道路を避けて、路地を縫うようにして進む。佐世保線の便数が少ないので、乗り遅れると2時間ほど待ち時間ができてしまう。上有田駅まで走って間に合った。今日は昼過ぎから久しぶりにお花の稽古を受けることになっている。

鳥栖駅で乗り換えの待ち時間に中央軒のかしわごぼ天うどん

鹿児島本線で博多に

2023年6月10~11日 黒髪山 雨 26/17℃ 行動距離13.5km 行動時間4:13 獲得高度571m 31509歩 行動中飲水量0ml