本日は岡山県高梁市有漢町の山中で5:00に目を覚ました。冬用シュラフにホッカイロを使用してグッスリ眠ることができた。夜間は遠くからシカの声が聞こえたぐらいで、これといって何事も起こらなかった。静かで良いところだった。
6:15に撤収を開始し、7:00に行動開始。落ち葉が積もった快適な林道を北に向かって進む。標識が出てきたので、それに従って進むが、EADASのコースからはかなり西にずれている。
道を間違えたかと思い、一瞬引き返そうかと思ったが、昨日も同様な事象で引き返して痛い目に遭っている。今回は道標に従って進んでみようと覚悟を決めて進んだら、次の道標がほどなく現れた。どうもこの辺りはコースが付け替えられているようだ。
7:16に峠で二車線の舗装路と合流して、右折して進む。右折部分にも道標があり、コースが正しいことを確信した。いつコースの付け替えが行われたか確認しようと、道標の裏表を見てみたが、設置年度や番号などを示す情報は付けられていない。
7:19に二車線舗装路を右折して細い道を南に進む。ここにも太陽光発電のパネルが設置してある。
ここから先も、道標と地図の不整合がところどころ発生するが、道標優先で進む。正面に権現山が見えてきた。ウグイスの声も聞こえる。7:56に茶堂集落を通過し、県道332号線に合流した。
しばらく交通量の多い道路を歩き、8:19に県道から右折して大平橋を渡って高速道路に向かう。高速道路の高架下を抜け、二車線の舗装路を進む。
9:09に大平山登山口の大きな標識から右に折れて上り始める。登山道は舗装路で状態は良好。汗をかき始めたので、上着を脱いで朝食とした。朝食にはシリアルとミルク。常温保存のミルクがあるので助かる。
9:45に行動を再開し、分岐を左に折れて頂上に向かう。道路の左手に水の流れが見えたので、歯磨きと洗顔。テント泊の時は歯磨きがなかなかできない。
その後も舗装路が続き、10:42に大平山山頂(698m)に到着。西方向に開けていて眺望がよいが、今日は風が強くて、霞がかかっている。
頂上からは舗装路を東に向かって降りていく。この辺りは針葉樹と広葉樹が混生している。手入れがいいのか悪いのか分からない状態。
11:08に天福寺に到着。鐘楼を兼ねた立派な山門を持ち、薬師如来堂がある。山門の前には大鴨脚樹がある。鴨脚樹とはイチョウのこと。イチョウには、銀杏、公孫樹と、いろいろな呼び名がある。
11:40に県道369号線に合流して左に進む。1kmほどで県道から右に曲がり、立派な広域農道に進む。この先もEADASでは山中の道を示すが、いずれも旧道の痕跡はあるものの道標はないため直進。予想どおり新しい道標が出てきて、加茂川町和田で広域農道から右折して進む。
狭い道で交通がほとんどないため道端で昼食とした。昨日購入したおにぎりと味噌汁。食事を済ませて12:41に行動を再開。
12:52に二車線の舗装路に合流して右折して進む。この辺りは和田上組。棚田の中に家が点在している。次いで和田下組を通過して、13:36に土井集落で県道66号線に合流して右に進む。
県道66号線を真っ直ぐ進み、13:48に加茂市場の信号のある交差点に到着。ここが次の行程の円城に進む分岐点。今日はそのまま南に進み、近隣八社の大祭が毎年繰り広げられるという総社宮に立ち寄る。
宇甘川にかかる貫抜橋(かんのこばし)を渡り、見事な大杉に囲まれた総社宮に13:59に到着。お参りを済ませて、正面のお祭り会館を見学させてもらう。
14:14に行動を再開し、加茂市場交差点から県道31号を宇甘川に沿って西に進む。交通量は多いが歩道はある。14:49に田土交差点に到着し、神原バス停の時刻表を確認して14:55に行動終了。ウーム、バスの時間まで3時間ある。
2022年3月6日 中国自然歩道37日目 岡山県高梁市有漢町有漢市場~岡山県加賀郡吉備中央町総社宮 曇り 8/-1℃ 行動距離22.2km 行動時間7:54 獲得高度805m 34889歩
復路交通: 神原17:53備北バス-高梁バスセンター18:32/19:06伯備線特急やくも26号-岡山19:36/19:48山陽新幹線のぞみ49号-博多21:30