本日は岡山県吉備中央市の円城寺の山中で5:50に起床。まだ暗いので、まずはお湯を沸かしてコーヒーでもとクッカーに水を入れて加熱していたら、なんとJet Boilを転倒させてしまう大惨事。優雅にコーヒーどころではなく、慌ててシュラフやその他の機材を外に干す羽目になった。
テントの中でゆっくり過ごす選択肢がなくなったのでやむなく撤収開始。7:13に行動を開始した。
まずは昨日も登った岩倉山山頂に行くが、太陽が顔を覗かせる気配はない。岡山県の中心のモニュメントや公園を経て、円城寺に戻る道を進む。
本宮山地蔵院、円城寺を経由して、7:55に県道372号線に戻って東に進む。8:02に国道429号線との交差点に到着し、コーナーにある道の駅かもがわ円城に立ち寄る。
今日は行程に余裕がありそうなので、休憩室でコーヒーを淹れ、昨日焼き屋という頑固そうなベーカリーで購入した全粒粉で作った葡萄パンの朝ごはんとする。
9:15に道の駅を出て行動を再開し、国道429号線を横切って1車線に狭くなった県道372号線をのんびりと進む。町道の掃除をしていた男性と挨拶を交わしたら、この先の本山寺には必ず立ち寄るようにと、強く推された。
県道372号線は自動車の通行はほとんどないが、舗装された良道。眺めもまずまずだが、素晴らしいというほどではない。
このままではあまりに早く今日の行程が終わってしまいそうなので、9:57に林道日山谷線に寄り道して、日山ダムに立ち寄ってみた。一艘の釣り船で男性が竿を振っていた。静かだった。
10:43に県道372号線は国道484号線に突き当たり、ここから国道を左折して北に向かう。
最初は2車線の道路だったが、5分ほど歩いた山の神峠からは1車線となる。国道とは思えないほど交通量は少ない。
11:10に道路脇に不思議な店を発見。革製品を製作、販売している店だった。こんな所でよく営業が成り立つものだと感心。
11:24に岡山市境を越えて岡山市北区となる。市町村合併を重ねて、ここまで岡山市に編入されたのだと思うが、岡山市にある岡山駅から特急で30分、備中高梁駅からバスで1時間、そこから1日歩いてふたたび岡山市に入るとは思わなかった。位置関係がわからなくなる。
岡山市に入ってから道路は2車線になったが、歩道はない。交通量が少ないため、さほど気にはならないが。小玉川に沿って、緩い下り道を進む。
12:40に久具集落のカフェ前を通過。旭川が見えてきた。
旭川に沿って下流に進む。12:50に八幡橋を通過して八幡橋歩道橋を渡る。ちょうど旭川橋梁を津山線が通過した。
ここでいったん中国自然歩道を離脱して、沈下橋を渡って13:10に八幡温泉に到着。たっぷり1時間掛け流しの温泉を堪能した。
14:10に行動再開し、川沿いをのんびり歩いて中国自然歩道に復帰し、14:45に福渡の町並みから福渡駅に向かい、14:51に行動終了。福岡への帰途についた。
2022年3月13日 中国自然歩道39日目 岡山県加賀郡吉備中央町円城寺〜岡山市北区建部町福渡 曇り 20/7℃ 行動距離18.7km 行動時間7:38 獲得高度404m 32923歩