とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

2023年1月3日 自然歩道ウォーカーの休日 登り初め 福岡西部 二丈岳

 本日1月3日は登り初め。カーテンを開けると福岡の天気は快晴。箱根駅伝の復路スタートが滞りなく進んだところを見届けて家を出る。今日の予定は福岡西部の糸島の人気の山の二丈岳。

 10時過ぎに登り口の加茂ゆらりんこ橋に到着。人気の山だけに今日の駐車場はいっぱい。

 10:16にゆらりんこ橋を渡ってスタート。前には2組ほどの家族連れ。小さな子どもも頑張って登っている。加茂川の流れに沿って踏み跡のしっかり着いた道を進む。

ゆらりんこ橋からスタート

二丈渓谷

この山道はかつては上方の真名子集落からふもとの小学校に通う子供達の通学路だった

子供達が雨宿りしたという家の石

 途中で龍神の滝を通過。広葉樹の葉が落ちているため、滝の全体がよく見える。

龍神の滝

 10:51に加茂神社に到着。今年の初詣。お賽銭を投じ、手を合わせる。

 ここからしばらくは貯水池に沿った平らな道。貯水池の水は枯れている。途中で山小屋のご主人と挨拶を交して11:07から真名子登山口から山道に取り付く。後ろからトレイルランの男女がすごいスピードで抜いて行く。

貯水池の横の道を進む

ミツバチの巣がかけてある

正面に女岳が見えてきた

標識に従って登山道に取り付く

 スギの植林の間の快適な山道を進む。何組かの方に道を譲ってもらい、先に進む。普段運動をしないような方が多いからか、途中で立ち止まって休んでいる人が多い。

 以前はなかった林道が山腹を横切る。植林の伐採のためだろう。

この林道は新しい

 最後の急坂を登り、わずかな残雪を踏みしめて11:35に標高711mの二丈岳山頂に到着。

最後の急坂を5分ほど

山頂近くの北向きの日陰にはわずかに雪が残る

 何度登っても素晴らしい眺めにうっとりとする。海に向かって飛び込みたくなる。今日の山頂には20名近くの人がいる。頂上の岩の上はすぐに人に譲る。

飛び込みたくなる!

西も

東も

 海が真正面に見える岩のイスを確保して、カップヌードルにお湯を注ぐ。おにぎりと一緒に昼食とする。美味し。

 最後はコーヒーで締める。ふくよかな香りが鼻腔をくすぐる。これまた美味し。

 12:15に下山開始。真名子登山口近くの山小屋のご主人と再び挨拶を交わすと、家の中に招き入れてくれた。なんと流木アートの作家さんだった。驚きの出会い。

 13:35にゆらりんこ橋登山口に戻って行動終了。まむしの湯で手足を伸ばす。充実の一日。あー、明日から仕事か。