本日は成仏寺から6:50に行動開始。昨夜から雨が降っている。
県道652号線を少し下って、岩蔭遺跡の案内に従って右岸に渡る。現代アートの宮島達男さんによる岩蔭遺跡のインスタレーション。暗くてなんだかよくわからない。
そのまま右岸を進む。最後は薮に入ったが、すぐにコースに復帰。この先は少し荒れたコースだが、テープとロープを伝って8:06に横手越を通過。8:15には舗装路に出た。
舗装路をのんびりと下って行く。8:23に分岐から帝釈堂に立ち寄ってみる。意外と急な石段を登って、8:32に帝釈天に到着。下りはホーヤク祭駐車場に出た。ホーヤク祭というのは、男女の交合をテーマにしたような、なかなか興味深いお祭りだ。
9:07に神宮寺に到着。立派な本堂なのだが、倉庫が邪魔している。せっかくの本堂が残念だ。
舗装路を下って大嶽集落、横手集落と過ぎる。横手川の上流には大きなダムが見えてきた。
ダムの手前で右手の坂を登り、9:46に行入(ぎょうにゅう)寺に到着。丁寧にお参りさせてもらう。
本堂の裏手から長い階段を登っていく。その先には千の岩という眺望ポイント。谷を見渡す絶好の眺望地なのだが、雨で煙ってしまって残念。
30分ほどで千の岩を下り、10:32に行入ダムに辿り着いた。進行方向とは逆になるが、10分ほどダム湖の上流に歩いて、行入ダム公園に行ってみた。屋根のあるベンチが備えられた快適そうな公園。水道もある。雨が強くなってきたので、屋根の下でラーメンを作って昼食兼休憩。
11:15に行動を再開した。11:36に行入ダムまで戻ってダム堤を渡る。ここからの千の岩の眺めが素晴らしい。ダムの管理事務所の隣には自販機がある。
行入ダムから少し下った万の岩トンネル入口の手前からふたたび山道に入る。10分ほどで万の岩に到着。ダムができる前は、千の岩と対をなして谷を見下ろす眺望ポイントだっただろう。いまは千の方がダム湖を見下ろせる点で眺望が優れる。
万の岩からは、しばらく山道を下ってコンクリート舗装路に合流。12:22にアスファルト舗装路に合流して、12:48に赤松の里に入る。世界農業遺産とのことだが、栗林で周囲が見渡せず規模が分からない。どこがどう世界遺産なんだ?
さらに進んで、13:03に赤松仏跡を見学。快適な林道を進む。わずかに薮を乗り越えて、13:46に狭間越を通過。峠から先の100mほどは、背丈ほどに伸びたササにノイバラが混在したヘビー級の薮。久しぶりに藪と本格的に格闘して、GPSのみをたよりに窮地を脱することができた。
薮を抜けると、拍子抜けするほど快適なコンクリート舗装路。のんびり下って、狭間古池に至る。さらに山道に入って14:17に狭間新池に着く。池にはボートを浮かべた釣り人一人。ちょうど50cmほどのブラックバスと思われる魚を釣り上げたところだった。
山手の道を歩いて、柿園集落に出た。武蔵川を渡り、最後はツルツルの石畳を登って、15:01に丸小野寺に到着。
本堂の屋根の下で雨を避けながら今後の行程について考えた。明日1日も休みなのだが、報恩寺まで4kmほどで、さらに山中に進むと明日の帰途のバス停までは10kmを越えてしまい、先に進むのは難しい。報恩寺からトレイルを離脱して東に6kmほど進めばバス停があり、最終のバスは17:44。10kmを2時間40分残した状態なので、順調に歩くことができれば間に合いそうだ。
丸小野寺の裏手から藪を抜けてコンクリート舗装路に出た。この先はひたすらこの道を東に進む。
15:49に多賀神社を通過。途中で1箇所だけ舗装路が途切れて、ヒヤリとするところもあったが、大過なく山道を歩くことができ、16:22に国東半島峯道トレイルK4のゴールでK5のスタート地点となる報恩寺に到着。
報恩寺公園を経て、左に武蔵西小学校、右にときわ橋のポイントで16:33に国東半島峯道を離脱。ここからは最短経路でバス停を目指す。
武蔵川に沿って舗装路を歩く。最寄りの武蔵バス停まで5.6km。最終バスの時刻は17:44で、あと1時間10分。大丈夫そうだ。
2023年10月8日 国東半島峯道6日目 大分県国東市国東町成仏寺〜行入ダム〜報恩寺〜大分県国東市武蔵町武蔵 雨 19/16℃ 行動距離27.2km 行動時間10:43 獲得高度1143m 43756歩 行動中飲水量600ml
復路交通: 武蔵バス停17:44大分交通国東観光バス-杵築駅18:37/18:39日豊本線各駅停車-中津19:25/19:31ソニック54号-博多20:50