本日は夷耶馬農村公園から6:55に行動開始。まずは霊仙寺にお参り。ちょうど7時の鐘の時間のようで、住職さんから「撞いてみる?」と一言。両手を合わせてから一撞きさせていただいた。余韻が心地よかった。
次いで、実相院、六所神社とお参り。
7:21から後野越入口より山道に入る。蜘蛛の巣がひどく、トレッキングポールで払いながら進むが、それでもときおり顔面に蜘蛛の巣がへばりつく。
ゴロゴロ石の道で踏み跡は見えない。ロープやピンクテープを頼りに上って行く。
8:00に後野越に到着。ここからはプチ藪。トレッキングポールで草を払いながら進む。コースは割石という30cmほどの岩の割れ目に進むように誘導するが、そこもプチ藪。それ以上に岩の割れ目にザックが挟まって動けなくなるという大惨事になりそう。ドキドキしたが、エイヤと勢いをつけて通過した。
この先はやや荒れた斜面だが、ミツマタ群生地のよう。舗装路を横切ってもなおミツマタが続く。ただし黄色い花のミツマタはひたすら地味な存在。早春のシーズンに来ないと有り難みはない。
荒れ道を抜けて、826に西方寺の里に出た。指導標はYAMAPのコースと異なり集落の反対側に誘導する。本日のコースは先行者の情報がないため、いささか心配になる。
8:40から再び登山道に入る。ここもやや荒れ状態。いったん舗装路に出て、9:09に大藤岩屋上り口から山道に入る。グイグイ上って、最後はハシゴ。931に岩窟の中に建てられた阿弥陀堂に到着。
阿弥陀堂からは岩を伝って阿弥陀越。ここから下って10:00に大不動岩屋に到着。この大きな岩窟も見ものだが、圧巻は振り返った景色。いくつも聳え立つ凝灰岩の尖塔。ここは日本のカッパドキア。
山道を下って、10:10に舗装路に合流。10:25に尻付岩屋から県道31号線に合流した。しばらく県道を歩いて、10:48に千燈寺にお参り。この先に自販機を見つけ水分補給。助かった。
千燈寺の道を挟んだ反対側の龍神社にもお参りし、伊美川を不動橋で渡って川向こうに進む。正面には千燈岳が聳える。
渡った先で右に曲がり、旧千燈寺跡に向かって舗装路を歩く。西行戻しから再び山道に。踏み跡はしっかりついており、歩きやすい。
石畳の道に進んで、11:27に奥の院跡。
1155に不動茶屋に到着。かつてカフェとして使われていたような立派な建物だが、管理人はいない。なんだかもったいない。
この先は木段で50mほど高度を上げたのち、次の目標の岩戸寺に向かって岩場を下り始めた。ここで思いも掛けずアントニー・ゴームリーのアナザータイムXXというオブジェを発見。YAMAPで皆さんの言っていたゴームリーさんに会うというのはこのことかと得心。
ゴームリーさんの先は鎖場。その先はプチ荒れコースだが、ピンクテープを見ながら進む。
舗装路に出て、12:37に峠を通過したら、このまま岩戸寺に下るかと思ったら、また上り。次の峠には休憩小屋が建っていたが、蜘蛛の巣がひどかった。
13:00にようやく岩戸寺に到着。ここから10km近く先のバス停への到着時間が気になってきた。13:14に県道544号線に出て、北東に真っ直ぐ進む。
指導標に従って県道を離れて、集落の中の道に進む。民家に挟まれた、草の伸びた、軒先をかすめるようなコースで、台所の窓から見えた女性から睨まれてしまった。13:37に猿坊観音、13:54に大聖寺に手を合わせる。
県道に戻って、14:06に旧大聖寺跡に立ち寄ってトレイル離脱。
ここからバス停まで4km。県道をひたすら歩く。14:20に来浦小学校前を通過して、14:47に来浦日平バス停で行動終了。14:56のバスで帰途に着いた。間に合ってよかった。
2023年9月24日 国東半島峯道4日目 夷谷〜千燈寺~岩戸寺~大聖寺〜来浦 曇り 28/19℃ 行動距離18.9km 行動時間7:50 獲得高度876m 32873歩
復路交通: 来浦日平14:56大分北部交通バス-伊美15:14/16:00-宇佐17:05/17:49ソニック48号-博多19:28