本日は国東半島峯道トレイルの再開。景色が素晴らしく、宗教的な意味合いも深く、整備にも熱心に取り組まれているいいトレイルなのだが、公共交通機関によるアクセスが極端に悪いところが難点。前回までの4日間で、トレイルの全長の100km超のうちの半分ぐらいは歩けたが、便数の限られた帰りのバス停まで毎回4km、5kmと歩かされるのが苦痛。
博多駅を6:21に出るソニック1号に乗車。新聞を読みながら朝食。鉄道に揺られながらの読書と食事が好きだ。食べ終えたら、車窓を時折り眺めながら読みかけの本を片付ける。うとうとまどろみながら8:04に宇佐に到着。もう少し乗っていたかった。
宇佐駅前で、国東半島外周を宇佐から杵築まで Brompton というイギリス製の超高級折りたたみ自転車で走るという男性に手を振り、8:20の大分交通北部バスに乗車。
国道213号を走って9:35に終点の伊美に着いた。9:52の国東行きのバスに乗り換えて10:09に来浦日平に到着。「くのうらひびら」とはかなりの難読。
農道を西に進み、浜陽(はまひなた)集落を通過。10:38に県道544号線に合流。ここには前回に確認した最後の自販機。水を1000ml購入。
来浦小学校、八坂神社、金剛禅寺と過ぎて、10:57に大聖寺跡五輪塔に到着して、ようやく峯道に復帰。5.5kmも離脱地点まで歩くのはつらい。
前回は大聖寺まで来浦川左岸を歩いたが、今回は寺田橋を渡って右岸を上流に向かって進む。千燈岳が正面に見える。
11:30に長慶寺にお参り。この先は少し荒れた道を進んで、岩戸寺への分岐で県道544号線に出た。
わずかに県道を歩いて、11:54にガイデ橋を渡って再び右岸に戻る。ガイデ橋とは不思議な名前。しかも史跡に指定されているが、どうということのないコンクリートの小さな橋にしか見えない。
12:03に山口池に到着。池の水を眺めながら昼食。貯水量は減っている。今日は25℃にも届かないぐらいの快適な気候。
12:20に行動を再開し、山口池の南岸をグルリと歩いて12:34に県道に復帰した。ここからしばらくは県道歩き。
12:41に岩戸の滝に立ち寄る。どんな滝かと期待して見に行ったが、名前のわりに水量が少なくてガッカリ。
12:47に如水橋を通過。このあたりは岩戸耶馬と呼ばれる岩の優った地形。頭上に岩が迫ってくる。
12:54に県道から葛原集落に進む山道に左折。道は荒れ気味だがテープが丁寧に巻かれていて、迷うことはない。
13:07に葛原古道トンネルを抜けて、赤根への分岐を通過。13:37に葛原集落跡に辿り着いた。
ここからはコンクリート舗装の道を進む。金毘羅の景という寄り道があり、迷ったが100mほどの道を進んでみた。ここは立ち寄って正解。正面には岩戸耶馬。左に千燈岳。はるか海に浮かぶ姫島まで、素晴らしい眺望を楽しむことができた。
さらにコンクリートの道を進んで、14:14にゴロタ平にも寄り道をしてみた。ここの眺望も良かった。岩戸耶馬がさらに近く見える。
次に葛原園地の案内で寄り道をしてみた。これはなんと気が付いたらゴロタ平に戻ってしまってガッカリ。
この先、葛原展望所、風神岩と進んで、15:25に文珠仙寺に到着。12年に一度というご本尊の開帳を拝ませてもらう。トイレのあまりの綺麗さにもビックリ。
再び山道を進む。柴竹観音を経て、16:16に清滝観音にお参り。ここには水場あり。
清滝観音からはコンクリート舗装路となり、16:40にアスファルト舗装路と合流。16:50に県道652号線を横切って京乱集落の宝篋印塔(ほうきょういんとう)脇を通過。
田深川を坂口橋で渡って、県道652号線に出た。二車線の立派な県道を下っていく。本日は17:14に成仏公民館で行動終了とした。
2023年10月7日 国東半島峯道5日目 大分県国東市国東町来浦〜大聖寺〜山口池〜文殊仙寺〜大分県国東市国東町成仏寺 曇りときどき雨 22/17℃ 行動距離17.5km 行動時間7:02 獲得高度928m 31722歩 行動中飲水量500ml