本日は祝日の月曜日。昨日は降り続く雨と、あまりの寒さのため、半袖Tシャツのみでは国東半島峯道トレイルの続行は無理だと撤退したため、今日一日はエクストラの休日。ならばと九州オルレ 高良山を歩くために久留米に出かけることにした。
博多を6:35に出発する鹿児島本線に乗って鳥栖で乗り換え。15分の乗り継ぎの時間があるため、5番ホームの中央軒で名物のかしわうどんの朝食。注文から20秒でアスパラガス天うどんが提供される驚異のスピード。
7:31鳥栖始発の鹿児島本線久大本線乗り入れ日田行きに乗って、7:51に久留米大学前駅に到着して行動開始。駅前にはポツンと古墳時代初期の石棺が置かれていて、これにも驚き。
久留米大学御井(みい)学舎前を通ってローソンで飲料水と食料を調達。オルレは手ぶらで来てもなんとかなる気軽さ。市街地を抜けて、高良大社の大きな看板から県道85号線の信号を渡る。
正面には大鳥居。門前町の名残りが残る。
九州自動車道の下を通過して、御手洗池の先に進んで8:31に高良大社鳥居をくぐる。
ここからは見事な石畳。一枚一枚の石が大きい。すごい労働力が必要だっただろう。本当にいつもながら、重機のない時代にこんな普請をした人々の苦労が忍ばれる。木々に囲まれた涼しい石畳をじっくりと味わいながら登る。
石畳をほぼ上り詰めたあたりに網で囲まれた竹林が目に入る。孟宗金明竹林とある。金色の竹に緑のチェッカー模様が入っている。不思議だ。
9:04に高良大社の鳥居に着いた。まっすぐ石段を上れば高良大社だが、九州オルレの標識は大社に真っ直ぐには進ませず、右の周回路を示す。
アップダウンの少ない快適な山道。途中でコースを間違えたが程なく復帰。9:37に奥の院に到着。
奥の院の写真を撮っていると、男性がここから撮影するとハートマークが写ると教えてくれる。イノシシの目を模したシンボルで、神社を監視しているぞという意味だとか。
奥の院からさらに進んで、10:00にいったん舗装路に出た。5分ほどで左に折れて再び山道に入る。よく整った公園の中を通って、10:33に森林つつじ公園売店に到着。駐車場からの眺望が素晴らしい。脊振山系から英彦山まで一望できる。人なつっこいネコが、足元にすり寄ってくる。
ここから山頂までは階段でほんのわずか。10:46に高良山山頂(312m)に到着した。ただし、かつて毘沙門岳城が建っていた山頂は風が強い。眺望は北のみ。早々に退散した。
山頂から北に進むと杉の城。ここの眺望は久留米市街地を一望できる。
さらに北に下って、11:20に高良大社に到着。本殿前の広場では猿回しのパフォーマンス。とてもレベルが高く、軽妙な演技に見入ってしまう。全部見終えてから、高良大社に参拝した。
展望所のベンチでお湯を沸かして、カレーヌードルといくらおにぎりの昼食。締めにはコーヒー。美味し。
12:20に行動を再開して、12:40に吉見岳に到着。ここからの眺望は絶佳。久留米市街地を眺めるならここだろう。個人的にはここからの眺めが1番だ。
20分ほど景色を楽しんだのち、吉見岳山頂(157m)、琴平宮を経て、13:11に妙見神社に手を合わせる。
しばらく山を下り、13:18に王子池の畔に着いた。階段の上には花火動乱蜂と思われる櫓が見える。古宝殿城跡までの急な四百階段。迷った末に立ち寄ることにした。ただし、階段の上には何もなくてガッカリ。
この先は高良御子神社、次いで熊野神社に立ち寄る。住宅地の中を歩いて、14:07に御井(みい)駅に着いて行動終了。久大本線に乗って福岡への帰途につく。
2023年10月9日 九州オルレ 久留米高良山 曇り 25/17℃ 行動距離10.1km 行動時間6:07 獲得高度595m 21899歩 行動中飲水量500ml
往路交通: 博多6:35鹿児島本線-鳥栖7:16/7:31鹿児島本線久大本線乗り入れ-久留米大学前7:51
復路交通: 御井14:57久大本線-久留米15:10/15:20鹿児島本線-鳥栖15:28/16:35リレーかもめ86号(鹿児島本線運休のため代替輸送)-博多16:57