今回は九州オルレ筑豊・香春の旅。博多を8:08に出発する鹿児島本線に乗り、西小倉でいったん下車。3分後の日田英彦山線に乗り換えて9:58に採銅所に到着。
採銅所は無人駅だが、居心地のよさそうな待合室とレンタルサイクルがあり、駅前には自販機がある。オルレのスタート地点としては理想的。
線路に沿って西に進んで踏切を渡り、集落の中を山に向かって進む。10:20から山道に突入。蜘蛛の巣を警戒しつつ竹林の中を進むが、まったく蜘蛛の巣がない。今日は先に歩いた人がいたのだろうか。竹林の中には、ミカン畑に設置してあるような農産物を運搬するレールが設置されているのが不思議。
踏み跡がしっかり付いた山道を進んで、10:43に矢上の丘(303m)という小ピークに到着した。ここは東向きの眺望がいい。ベンチとして置かれた丸太に腰掛けて小休止。
10:51に行動を再開。ここからは下り。木陰の山道が涼しくて快適。
11:09に御長生(おちょうず)金山跡を覗いてみる。封鎖はされておらず、中に入っていけそうだが、怖い。
金山跡からすぐに舗装路に出て、集落の手前ですぐに右の山道に進む。休耕田の泥濘んだ道を歩いて11:25に上間歩(かみまぶ)公園に出た。
草むらの中の道を歩いて、日田英彦山線の下のトンネルをくぐる。ここからはしばらく舗装路を歩いて、11:38に国道322号線を横断する。国道との角にラーメン店があったが休業中。開いていたら昼食にしようと思ったが、残念。
さらにまっすぐ舗装路を進んで、金辺川を渡る。ここで鋭角に曲がって、香春町穀物乾燥調整施設の裏手の道を歩く。収穫した米の乾燥のためか、軽トラックが出入りしている。
舗装路に出てすぐに左手の山に入り、12:00に見晴し展望台に到着。ここは北向きの眺望が良い。
斜面を下って、12:13に宮原集落の中を歩く。猿田彦のお地蔵さんに手を合わせる。
その先には六十尺鉄橋が見える。日田英彦山線の列車が通過するまで10分ほど待って、鉄橋を渡る姿を見物。
山小屋ラーメンのブランドで知られるワイエスフードの工場を通過。12:49に国道322号線に突き当たるところに出て、国道を南に進んで13:00に道の駅香春に到着して昼食とした。
牛タンとラーメンでお腹を満たし、13:25に行動再開。道の駅の裏手の山に登る。
高圧線の鉄塔を経て、13:48にふくろう岩展望所。ここから国道に向かって下り、国道の下をくぐって、上高野集落に出た。
この先は圃場の中を進む。正面には香春岳が見える。稲の二番穂を刈り取っている男性と話をする。このあたりもイノシシやシカの被害がひどく、イノシシが寄りつかないように、収穫後に実を付けてきた稲を刈り取っているのだという。栽培している米はユメツクシ。香春町の米は美味いんだと胸を張る。たしかに昼食の米は美味かった。また、採銅所の山中のレールは筍の収穫用だと教えてくれた。
さらに進むと道端に電子レンジがおいてある。中にはオルレを進んだ人の数を数えるカウンターが置いてある。14:30にカウンターを押して、日田英彦山線をくぐって先に進む。
国道201号線の高野口交差点を通過して、御殿橋で金辺川を渡る。突き当たりが伊能忠敬が宿泊したという場所。山手に少し上ると元光願寺の大クスが目の前に現れる。巨大だ。
町中の舗装路に出て、浄妙寺、善龍寺と過ぎる。
香春藩庁門を見物してから山手に進んで、15:03に香春神社に到着。手を合わせる。
香春神社の長い石段を下って、金辺川まで出たら、川沿いに上流に向かって進む。
香春横断歩道橋で国道を跨いで、香春町役場の敷地を通って、15:30に香春駅に到着して行動終了。
往路交通: 博多8:08鹿児島本線-西小倉9:21/9:24日田彦山線-採銅所9:58
復路交通: 香春16:09-田川後藤寺16:21/16:39-新飯塚17:03/17:16-博多17:57
2023年10月15日 九州オルレ 香春 曇り 22/17℃ 行動距離12.2km 行動時間 5:28 獲得高度464m 行動中飲水量100ml 25000歩