本日は前泊した静岡市内のホテルで5:30に起床。6:30から朝食を食べて6:50にホテルを出発。日の出は6:45。東の空に赤みが増してきた。
7:03に静岡駅の9番バス乗り場から、しずてつジャストラインバスの安部線に乗車した。バスは順調に走行を続け、定刻の7:37に牛妻坂下バス停に到着して県道27号線を歩き始めた。
バス停からすぐ先の曙橋で東海自然歩道の前回の離脱地点に合流。今回は公共交通機関との連絡は最高。橋の100mほど先から県道を離れて右の坂を登り始める。いきなり熊出没の看板の洗礼を受ける。
茶畑の中の舗装路を上っていく。気温は4℃とシャキッとする。山の上まで美しい茶畑が続いている。正面には前回登った大山の電波塔が見える。
8:19に標高334mの登山口に到着。ここから先は急な山道になる。ザックからストックを取り出して115cmにセットする。
登山道はスギ林の中の急傾斜。今日は珍しくストックを持ってきてよかった。フリースの下に汗がにじんできた。
8:50にベンチの設置された肩の部分で小休止。サーモスのお湯が美味しく感じる。
9:02に舗装路を横切って進むところで道を間違えて並行する林道に進んでしまった。しばらく進んだところで間違いに気がつき、直登コースの登山路に戻った。
標高差100mほどスギ林の中を進んで9:42に若山(844m)に到着した。ここには眺望はなく、フリースを脱いで先に進んだ。
9:51に若山北分岐を通過してからは、なだらかな稜線の道に変わる。10:30に則沢分岐を通過して、10:43に双耳峰の竜爪山(りゅうそうざん)のピークの一つの文珠岳(1041m)に到着した。
文珠岳の頂上は伐採してあり、テーブルがいくつも据えつけてある。人が多い。東方向の木々はきれいに伐採してある。理由は明白。富士山の眺望が最高だから。
人が多すぎてのんびりできないので先に進む。ときおり木々の間から見える富士山を眺めながら文殊岳のピークから下り、双耳峰の次の目標に進む。
11:03に竜爪山のもう一つのピーク、薬師岳(1051m)に到着した。頂上はスギに覆われ眺望なし。先に進む。
11:10に俵峰分岐に到着。ここで男女3人組としばし山談義。3人は俵峰から上ってきたそう。
3人と別れ穂積神社に向かう鉄板階段を下っていく。急傾斜の斜面を下るために設置された階段のよう。手間をかけてくれている。でも滑りやすく、尻餅をついてしまった。
11:38に穂積神社に到着。山中にも関わらず、なかなか立派な社殿。お参りを済ませてから、おにぎりと味噌汁の昼食とした。ここには事前情報どおり自販機が設置してあったが、残念ながら故障中。夏でなくてよかった。持参した水は目標の温泉まではどうにか持ちそうだ。
お腹を満たして12:00に行動再開。しばらく傾斜の急な斜面を下りて、舗装路に合流。舗装路を250mほど進んでから山道に進む。
森の中の道を下っていく。途中で1か所崩落箇所があったが、他は問題なく進む。13:00に黒川の流れまで下りてきた。踏み跡はほとんどついていない。
川に沿って下り、13:05に林道炭焼平山線の炭焼7号橋に出た。ここでしばし小休止。
林道炭焼平山線は黒川に沿った静かな舗装林道。ところどころ道路が崩落しているため、自動車はほとんど通行していないよう。轍は工事車両のものだろうか。
黒川を眺めながら心地よく進んで、炭焼6号橋、炭焼5号橋、駒引橋、荒神橋、炭焼橋と進む。炭焼4号以下がない。なぜだ?
14:00に黒川キャンプ場に到着。10組ほどがテントを張っていた。管理棟を覗いてみる。町営のキャンプ場で、なんと無料だという。トイレも水場もきちんとしているのに驚きだ。
この先の西里出会橋を渡ると西里集落。おばちゃんの店でみかんを一袋購入。笑顔の素敵な優しいおばちゃんだった。
14:23にやませみの湯に到着。明るいうちに到着できてよかった。青空を見ながら、のんびりと広い露天風呂に浸かる。
15:55に温泉を出て県道196号線に進む。16:15に予約しておいた河内の民泊月渓荘に到着して行動終了。晩ご飯は近くの食堂でガッツリと。
2024年1月6日 東海自然歩道42日目(通算264日) 静岡県静岡市葵区曙橋〜静岡市清水区河内 晴れ 15/3℃ 行動距離15.1km 行動時間8:36 獲得高度1249m 30532歩 行動中飲水量400ml