とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

週末の九州自然歩道のトレッキングや日常の雑感です。英語版のトレッキングログもこちら https://nayutakun.hatenadiary.com/  で公開しています。

2022年11月4日 東海自然歩道15日目(通算218日) 三重県いなべ市宇賀渓キャンプ場〜いなべ市川原 いなべの赤い蕎麦の花

 本日は三重県いなべ市の山間にある宇賀渓キャンプ場で起床。ここは市が運営するキャンプ場で1泊1名1000円と格安。ただし、ただの川原。トイレも水場もなく、直火で調理している。石をどかして平らなところを作り、砂地にテントを張った。すぐそばを川が流れる。明け方のあまりの寒さに目が覚めた。

 日の出は6:17でまだ薄暗い。コーヒーとビスケットの朝食をとって、静かに撤収を開始した。テントはぐっしょりと湿っている。

 川の水で顔を洗う。冷たくて気持ちがいい。隣のテントからも物音が聞こえてきた。

 6:25に行動を開始した。300mほど下流部にある、昨日にキャンプ場のチェックインをした竜のコバという名の観光案内所に行き、飲料水を手に入れる。

竜のコバ。自販機あり。

 6:47に国道421号線から右折して、東海自然歩道に復帰した。しばらくは国道と並行した山道を歩いていたが、ほどなく山道は途切れ、6:54に国道に合流した。

国道から自然歩道に復帰

宇賀川

しばらくは国道を並行して歩く

 国道は交通量が多いが、幸い幅の広い歩道がある。この道路はトラックが多く、轟音を立てて走り抜けていく。右に宇賀川を眺めながら東に進む。道沿いにある雨ごいつめ引き地蔵にお参り。雨は降って欲しくないと思いながら。

国道にはガードレールで分離された歩道があって安心

 7:12に道路を挟んだ反対側に石部神社の鳥居が見える。長い参道が続いているのが見えたため、ここも気になってお参り。

道路から見える長い参道が気になった

石部神社

 7:32に石榑(いしぐれ)集落に入る。知らなかったが、お茶の有名産地のよう。そういえば昨日の竜のコバで食べたソフトクリームにも石榑茶の粉末がかけてあったと思い出す。

石榑はお茶の町

そんなに働かなくても

 石榑集落で国道から左折して山道に進む。まずはヒルの忌避剤を靴と靴下、ズボンの裾にたっぷり噴霧する。

シカの多い山の道を歩くときはヒルに注意

マダニにも注意がいるよう

 山道を歩いていると踏切の音が聞こえてきた。三岐鉄道だろう。

踏切の音が聞こえてきた

 8:21に浄水場に到着し、ここから先は舗装路となる。8:25に黄金橋で青川を越えると大きな山体の藤原岳が見えてきた。南斜面は採石場となっているためすぐにわかる。

メタリックな浄水場

青川を黄金橋で越える

藤原岳が見えてきた

 8:30に北勢町新村を通過し、しばらくは道標に従って進み、8:57に三岐鉄道の下をくぐる。ちょうど踏切の音が聞こえてきたため、立ち止まって三岐鉄道が通過するのを眺めた。

新町に入る

自販機あり

三岐線をくぐる

ちょうどいいタイミングで列車が通過してくれた

 9:04に藤原町境を越え、グッと東に曲がった後は田んぼの畦道をあみだくじのように北に曲がりながら進む。藤原岳が正面に大きく見えてきた。右手の森にサルが群れているのが見える。

モザイクのような畑

藤原町に入る

藤原岳

 9:31に東藤原駅に到着。最近立て替えられたのかモダンな建物。しかも有人駅だった。

三岐線東藤原駅

駅前に貨物車が展示されている

 東藤原からは県道615号線を太平洋セメントの大きな工場に沿って進む。セメント工場からはときおり大きな音が響いてくる。

太平洋セメントの工場に沿って北進

 9:45に県道から右に曲がり、下野尻の集落を通過。妙福寺、妙宗寺の2つのお寺にお参りした。

右折して下野尻集落に

妙福寺

妙宗寺

 10:13に西野尻の集落の中を通り、10:45に三岐線の終点の西藤原駅に到着。ここは列車の形の特徴的な駅。有人で、待合室があったためしばし休憩。

三岐線終点の西藤原駅

 10:54に行動を再開し、11:04に藤原岳の登山口を通過したのち、鳴谷神社にお参りしてから11:30に聖宝寺に参拝。ここは紅葉で有名だとのこと。境内に入る前に自販機が目に付いた。

藤原岳登山口

鳴谷神社

石段を登った先に聖宝寺

 ついでに鳴谷の滝を見学して、急な道を下って集落を通過する。舗装路に合流してしばらく進むと、東海自然歩道の迂回路の指示があり、屋根のない学校という公園のようなところを進む。

鳴谷の滝

坂本集落

 12:07に国道306号線に合流し、国道沿いの蕎麦屋「はな」で昼食とした。天ぷらぶっかけ蕎麦は美味だった。障害者の支援施設で、開業してからまだそれほど経っていないよう。注文や給仕には手間がかかっていたが、なんとなくすがすがしい気持ちになる。本当は隣に建っていたウッドテラスのカフェで食事をとろうと、Google Streetの画像で目星を付けていたのだが、蕎麦屋に入って正解だった。

麺どころ「はな」で昼食

隣のカフェも気になったが

 昼食を終えて12:33に行動再開。国道306号線を北に進む。1kmも進まないうちに国道から右折して狭い道に進む。員弁川を小さな橋で越えた。員弁と書いていなべ。市のもとになった名のようだ。

国道306号線

員弁川

 13:00に県道614号線に出て、東に進む。藤原工業団地の南をしばらく進む。道は良いが、幸い交通量は少ない。

藤原工業団地の南を進む

 13:36に長尾集落に向けて左折する。集落の中にピンク色のソバの花が満開。

集落に点在するソバ畑には赤い花が満開

 県道107号線を横断し、13:59に相場川を渡って日内集落に入る。

相場川を渡る

日内集落

 ここから山道に取り付き、14:27に山中の巨大な変電所、中電西部変電所を通過。

山道を登り始める

山中には巨大な変電施設

 変電所から先は舗装路になる。坂道を下っていくと鶏舎の臭いがしてきた。この臭いが強烈。

 しばらくは圃場の中を歩いて、県道167号線に合流してから川原の集落の中を進む。

 15:07に東林寺への分岐に到着したのだが、これからしばらく1000mほどの標高の稜線歩きとなるのに水が500mlほどしか残っていない。やむなく川原バス停まで進んでみると、運よく自販機があった。1500mlの水を持って分岐に戻る。

東林寺への分岐点。この先は標高700mほどの養老山系を1日かけて歩く。

川原集落の中心近いバス停まで行ってみた

自販機で飲料水補給。助かった。

 東林寺にお参りして、白滝を眺めてからはきつい階段がどこまでも続く。

仕切り直しして東林寺に進む

白滝

東林寺から山道に進む

木段が続く

標高差500mほどを一気に登る

 16:51に713mの小ピークに達するまでは上りの連続。日没時間まであとわずかだが、山中はすでに暗い。16:55に道端に四阿を見つけた。平らな草地もある。ホッとした。今日はここで行動終了。

山は暗くなるのが早い

713mのピークを過ぎて傾斜がなだらかになる

四阿を見つけてホッとする

2022年11月4日 東海自然歩道15日目(通算218日) 三重県いなべ市大安町宇賀渓キャンプ場〜いなべ市北勢町川原 晴れ 19/9℃ 行動距離33.1km 行動時間10:28 52079歩 行動中飲水量1200ml