今回は東海自然歩道トレッキングの再開。前泊した京都駅前のホテルを出て7:33の琵琶湖線に乗り、7:42に大津駅に到着して行動開始。
西に300mほど進み、京阪の線路を越えて長等公園で8:07に東海自然歩道に復帰。8:16に不動明王の先から逢坂の関に向かう山道に入る。人気のあるコースのようで、踏み跡はしっかり付いており、整備状況もよい。台風が近づいているためか、次第に雲が厚くなってくる。
木々の間から大津の街が見えてきた。このころ雨が降り始めた。木に囲まれているため雨は直接降り込まないが、シャツは湿ってきた。道が下り始めたところで蝉丸神社への分岐。せっかくなので立ち寄ってみた。蝉丸と言えば、「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」。
蝉丸神社に到着する前後から本格的に降り始めた。お参りしてから軒下を借りて雨具とゲーターを装着。あまりに強く降っているため10分ほど小休止。すこし雨が弱くなった9:10にようやく行動を再開した。
9:15に陸橋で国道1号線を越える。ここからは音羽山に向かう登山道となる。長い木柵階段が続く。前方からトレランの2人が駆け下りてきた。こんな雨の日にと、お互いにビックリしていた。
10:20に音羽山山頂(593m)に到着。先行者が一名。雨は小降りになっていたが、ガスのために眺望はない。すぐに行動を再開。
音羽山からは石山寺(いしやまでら)に向かう分岐を進む。山道の整備状況は良好。10:59に分岐を左折して谷川沿いの山道を快適に進む。両側は植林されたスギ。
11:15に第5橋を越えたところで、山道から非舗装路の幅の広い林道に進む。11:22に西山休憩地を通過し、この先からは舗装路になったが、すぐに左折してふたたび山道に進む。
この先は左手に貯水池を見ながら進み、国分集落の第1橋から先は舗装路となり自動車も通行し始める。天気もほぼ回復した。12:00に国分団地バス停前で雨具を脱いで小休止。
集落の中の道を進むと、左手に幻住庵の案内が見えた。階段と山道を少し登って、晩年に4か月ほど松尾芭蕉が住んだという幻住庵に到着。管理人の男性としばらく談笑。近隣の芭蕉の句碑を何か所か教えてもらう。
12:34に行動を再開し、しばらく道幅の狭い県道を進む。県道を右に折れ、この先は住宅街の中の狭い道を進む。13:00に京阪の石山寺駅に出て、国道422号線を瀬田川に沿って進む。途中で瀬田川を眺めながらおにぎりの昼食。
行動再開後は石山寺の山門を潜り、参道を進む。石山寺は紫式部が源氏物語を書いたところと伝えられている。中庭の正面に、石山寺の由来となった天然記念物の凹凸のある石山寺硅灰石が鎮座している。
13:50に石山寺を出て、門前の道路を南に一直線に進む。13:58に東海自然歩道の宇治方面への分岐点を直進し、さらに南に進む。このあたりは自販機、コンビニなど補給は豊富。
14:20に南郷で国道442号線に合流。取水口を越えたところで市街地に入り、14:28に南郷公園で小休止。
この先で、琵琶湖から瀬田川への流出量を調整する南郷洗堰(あらいぜき)を渡る。
交通量の多い道を黒津橋方向に進む。ここは県道のコースを離れて大戸川沿いの緑地を進む。14:59に稲津橋で大戸川を越え、歩道のない県道を大戸川に沿って東に進む。
15:08に下天神橋を渡ってから大戸川を離れ、天神川に沿って東に進む。ここからは天神川を右手に見ながら枝集落を進む。中天神橋を通過して15:36にアルプス登山口バス停に到着して行動終了。明日はこのバス停から湖南アルプスを越えて紫香楽宮跡まで20kmを越える山道を歩く予定。大型の台風14号が接近中で、明日の天気が気に掛かる。
2022年9月18日 東海自然歩道8日目(通算209日) 滋賀県大津市大津駅~大津市枝湖南アルプス登山口 曇りときどき雨 31/24℃ 行動距離:21.3km 行動時間7:44 獲得高度870m 38521歩 行動中飲水量1500ml
往路交通: 西新6:08福岡市営地下鉄-福岡空港6:27/7:05ANA420-大阪伊丹空港8:10/8:50空港リムジンバス-京都駅八条口9:15(京都前泊)
京都7:33JR琵琶湖線-大津7:42
復路交通:アルプス登山口15:55帝産湖南交通バス-石山16:20/16:28JR琵琶湖線-京都16:42