今週の自然歩道トレッキングは出張のためお休み。代わりに瀬戸内海に浮かぶアートの島、直島を一日かけてお散歩。
8時前に宮浦港にある草間彌生の赤かぼちゃをスタート。海の駅を眺めながら宮浦地区のアート作品の直島銭湯、瀬戸内「 」資料館などを見て歩く。狭い路地までアートが溢れている。
再び宮浦港に戻り、BUNRAKU PUPPET、直島パヴィリオンを堪能。
ここからしばらくは住宅地の中を進み、次いで海岸沿いの上り坂。きれいな三角錐の大槌島の向こうに瀬戸大橋が見える。
9時過ぎには地中美術館チケットセンターに到着してしまった。美術館は10時開館。10時のチケットを予約してあるが、早く着き過ぎた。しばらく本を読んで過ごす。
10時ちょうどに地中美術館に一番乗り。安藤忠雄設計の建物が素晴らしい。光の採り入れ方、空の切り取り方が美しい。
地中美術館はエントランスとカフェ以外は地中に埋められている。棚田状の立体式塩田跡の地下に建設されていた時は露出していたのだが、その後、美術館自体を山の稜線に埋没しているから地中美術館だろう。いくつかの開口部からしか光が届かないため、安藤忠雄の光の芸術を楽しめる。
館内に展示されているのは、Walter De Mariaが1点、James Turrellが3点、Claude Monet5点のみ。
Walter De Mariaの大型作品の「Time/Timeless/No Time」(2004年)は、階段状の神殿のような空間。中に何があるかは言わずにおくが、中央に神が鎮座しているかのような存在を身体全体で感じる。上部からの光を採り入れた、安藤建築との融合作品とも感じる。
James Turrellの3点は光そのものをテーマとした作品。これも詳細は伏せておくが、光の中を浮遊している感覚を味わい、おもわず足がすくんでしまった。
Claude Monetは有名な睡蓮シリーズ5点が、部屋の壁を取り囲んでいる。とても贅沢な空間。
いずれも素晴らしかったが、エントランス以外はいっさいの撮影が禁じられている。皆さんにお見せできないのが残念。
地中美術館を後にして、11時に李禹煥(リ・ウファン)美術館を見学。
李禹煥美術館を出るとその前にはヴァレー・ギャラリー。草間彌生と安藤忠雄のコラボレーションに圧倒された。
12時にはベネッセハウスミュージアムに到着。比較的規模の大きな現代美術のギャラリーで、3階に分かれた展示を時間をかけて楽しんだ。
ベネッセハウスミュージアムを出て海辺に進み、シーサイドギャラリーの数点の作品を見る。
ベネッセハウスのビーチ、テラスのホテルの前にはベネッセ・アートサイト。
その先には有名な黄色いかぼちゃ。午後1時に到着。観光客が列をなして写真の順番を待っている。
ここからまたアップダウンのある舗装路を歩いて、1時半に直島港。ターミナルもアート。
本村地区では家プロジェクトの護王神社、角屋、碁会所、水などと、ANDO MUSIUM。しかし、圧巻だったのは三分一博志の直島ホール。
本村地区からは2kmほどの道のりをのんびり歩いて3時過ぎには直島銭湯I❤️湯に到着。ここで行動終了とし、アート作品である銭湯で汗を流す。
2023年5月28日 自然歩道ウォーカーの休日 直島散歩 曇り 26/18℃
行動距離15.4km 行動時間7:13 獲得高度413m 26012歩 行動中飲水量500ml