本日は九州オルレ 嬉野。佐賀県の茶どころ、湯どころ。温泉と湯豆腐を楽しみにして自宅を出る。
博多から6:32発のリレーかもめ3号に乗り、武雄温泉で西九州新幹線に乗り継いで嬉野温泉に7:48に到着。武雄温泉からはわずか6分。博多-博多南は新幹線の機材で運行されているが8分かかるので、たぶん武雄温泉-嬉野温泉間が最短時間の新幹線乗車区間ではないか?
嬉野温泉駅を塩田川口から出て沈下橋を渡る。住宅地を抜けて圃場の中を歩くが、気温は2℃。キリッと冷え込んでいる。
オルレのスタート地点の窯元会館までは4kmほどある。最短は県道41号線を進むコースだが、交通量が多い。右手に県道41号を見ながら井出川内川沿いの道を歩く。
中山集落を抜ける道を歩く。自動車はほとんど通らず快適。川を挟んだ反対側には兎鹿野(とろの)の棚田が見える。
8:33に県道41号に合流し、すぐに下皿屋交差点で右折する。交差点のローソンで朝食のパンと昼食のカップヌードルを購入。オルレのコースは便利すぎて緊張感がない。
下皿屋バス停からは吉田集落の中を通るブロック敷きの道路に進む。吉田代官所跡を経て、9:00にオルレのスタート地点の窯元会館に到着。すでに開館していたので、中を覗かせてもらう。上品な女性がにこやかに迎えてくれた。
9:06にオルレのコースを出発する。窯の煙突を眺めながらすぐに大定寺に到着。残念ながら大規模な改修工事中のようで、本殿にはお参りできない。
お寺の脇の石段を登って吉浦神社に到着。吉浦大明神に手を合わせてから山道に進む。
ほどなく舗装路となり、9:30に西吉田のため池を通過。5分ほど進んで、兎鹿野集落手前から左折する。緩やかなカーブを描いた舗装路をぐるっと上り、9:50に西吉田の茶園手前から山道に左折する。
勾配の急な山道をしばらく登り、100mほど標高を上げる。10:00に権現さんと十三仏に到着。岩に囲まれた権現さんの足元からは、コンコンと湧き出す水の音が聞こえるが、流れは見えない。
10:10に標高365mの台地に到着。一面の茶畑。ここは坊主原パイロット茶園だろう。立派な東屋休憩所があった。ザックを下ろしてレモンティーを淹れる。茶畑の緑を眺めながら、ローソンで買ったパンの朝食。
15分の朝食休憩ののち、茶畑の中を進む。
茶畑の途中から右に折れて、22世紀アジアの森に進む。メタセコイアの巨木が迎えてくれるかと期待していたが、意外にもなんの変哲もないスギ林。メタセコイア展望台は立ち入り禁止。メタセコイアに何があったんだ?
スギ林の中を進んで上平茶園。ここも一面の茶の木。ただし、残念ながら茶畑には立ち入られず、スギ林からチラリと覗くだけ。
11:57には樹齢400年の椎葉の大柿の木に到着。柿の木としては大きいのだろうが、葉はすべて落ち、実も付いていないため、ありがたみがない。
柿の木の近くの大師堂でカップヌードルエビまみれの昼食とする。ローソンでもらったはずの箸を探すが見つからない。
12:15に行動再開。舗装路を下って、12:27に椎葉の湯と椎葉山荘を通過。いつか泊まってみたい系のホテル。
右手に茶畑を見ながら舗装路を歩いて、12:45に熊野神社にお参り。
この先は交通量のやや多めの道路を進む。井出口橋ではオルレの標識はまっすぐを示していたが、先行された方の経路は川に沿って右に曲がる。道路状況は右折の方が良いと判断し、轟小学校を経由して、13:02に轟公園に到着した。
滝口にある不動明王に手を合わせから、日子山(ひこさん)橋を渡って、塩田川左岸を下る。
13:11に滝見橋から轟の滝を眺め、今度は塩田川右岸を下っていく。静かで、心地よい時間。
浅瀬に配置された飛び石で川を越え、銀色の嬉野橋を渡る。嬉野温泉公園を経て、赤い温泉橋を渡って、13:56にシーボルトの足湯でオルレはゴールとなる。
ここからはエクストラ。まずは14:00に公衆浴場のシーボルトの湯に入場。トロトロのお湯が最高。のぼせてしまうほどお湯に浸かって15:07にシーボルトの湯を出る。
ここからは嬉野の市街地を歩いて、かつての長崎街道をたどる。
15:28に下井手橋を通過して、嬉野医療センターを経て、15:45に嬉野温泉駅に到着して行動終了。
16:07発のかもめ40号に乗って、福岡への帰途に着いた。
2023年12月2日 九州オルレ 嬉野 佐賀 晴れ 11/1℃ 行動距離19.3km 行動時間7:50 獲得高度639m 32399歩 行動中飲水量400ml
往路交通:博多6:32リレーかもめ3号-武雄温泉7:39/7:42かもめ3号-嬉野温泉8:34
復路交通:嬉野温泉16:07かもめ40号-武雄温泉16:13/16:16リレーかもめ40号-博多17:14