今週末も福岡近郊のすきま散歩。
博多駅から7:45発の鹿児島本線快速に乗って、8:09に福間駅に到着。地図のダウンロードを忘れていた。電波があるところは安心だ。YAMAPの地図をダウンロードしてから8:15に行動開始。
県道502号線を北に進む。道路沿いのセブンイレブンで朝食とした。温かい肉まんを頬張る。美味し。
9:00に宮地嶽神社に到着。2月と10月の2回、夕日で輝くということで知られるようになったという参道がまっすぐ海に伸びている。毎年年末に掛け替える日本最大の3トンの締め縄は、今年は12月16日に「おおしめ祭」を終えたばかりで真新しい。
お参りを済ませて神社の裏手に進む。薬師神社、稲荷神社、不動神社を経て、9:33に宮地山（180m）に到着。残念ながら眺望はなし。下り始めたところで小学生ぐらいの子どもたちが走って登ってきた。元気がいい。引率の大人3人は最後尾をゆっくり歩いてきた。
宮地山から尾根伝いに進む。途中で西方向が開けた斜面で海を眺める。福間海岸のアーチを描いた砂浜と、その先には海の中道と連なる志賀島。いい眺めだ。9:50に在自山（ありじやま、235m）に到着。
スギ林の急な斜面を下り、上り直して10:20に水落山山頂（247m）に到着。ここには眺望はなく、先に進む。
スギの植林を歩いて小さなピークに上る。10:40に対馬見山（243m）の山頂に着いた。眺望のためだろう。北の大島方面のスギが伐採してある。沖ノ島らしき影はうっすらと見えた。残念ながら雲が低いためか、対馬は見えなかった。
山頂からは踏み跡の見えない急な斜面を北に向かって下る。明確な登山道は付けられていない。ときおり赤いテープが巻いてあるのを見て安心する。
11:00に富士白玉社に到着。石段を下り、溜め池を経て圃場に出る。このあたりに在自剣塚古墳があるはずだと探すが見つからない。
やむなく須多田集落まで下り、須多田下ノ口古墳、須多田ミソ塚古墳を見学。残念なことに、いずれの古墳にも案内表示などはない。地形でそれと判断するのみ。
11:30に須多田下ノ口古墳に到着。ここには案内表示があった。大きな前方後円墳のようだが、木々が伸びて全容がつかめない。この辺りの古墳は塩対応。
いったん国道495号線に出てから、導本池に沿って進む。大石集落を経て、12:10に新原奴山古墳群案内所に到着した。ドアを開けると、男性のボランティアの方が親切に古墳群のあらましを解説してくれた。
案内所で昼食を済ませて、13:00に行動再開。案内所は小高い丘になっており、海に向かって古墳群が連なるのがよく見える。ここは世界遺産登録地だけあって素晴らしい眺め。
歩道を進んで、43号墳、42号墳、41号墳、40号墳と、小ぶりな円墳が連なるのを眺めながら歩く。
30号墳は前方後円墳。ここから先は案内表示が立てられた古墳が増えてきた。
22号墳はこの古墳群で最大の前方後円墳。石段が設置されているので上ってみる。ツバキの赤い花びらが散ったあたりに石棺があったような気がする。
24号墳の前方後円墳を見てから、国道495号線を渡って12号墳を見に行く。わりと立派な前方後円墳。その奥には円墳の7号墳。このあたりのエリアは、現在鋭意整備中といった体。ここで古墳群はだいたい終わった。
国道を渡って引き返し、13:45に1号墳の上から古墳群を振り返る。ここからは国道495号線を北に進む。14:00に農家直販施設あんずの里に到着して行動終了。
2023年12月23日 すきま散歩 宮地嶽神社〜津屋崎古墳群 曇り 6/1℃ 行動距離14.2km 行動時間5:44 獲得高度583m 25350歩 行動中飲水量200ml
往路交通：博多7:45鹿児島本線快速－福間8:09
